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独学というテーマから、なぜか断捨離についてを考えた

昨日のコミュニティのテーマは「独学」。
こちらがきっかけとなった一冊。

ものすごい分厚い一冊。
今回はこの本読まなくても、みんなで何か自分が勉強したいと思っているものを持ち寄って、勉強しようではないかと集まりました。
結果から言うと、最後に大慌てで1分勉強しただけで、何を勉強したいかを語っているうちに終わった2時間半。
つまり、またしゃべって終わった。

そもそも、何が基本なのか。

超簡潔に言うと・・・「ゴールと期限を決めること」
そこに向けてどう進んでいくかと言うことになるだろうか。
どんなこともそうだけど、一年後だったり半年後だったりにどうなっていたいかはとても重要なのだということがわかる。
勉強もそうだと。
漠然と、「英語が話せるようになりたいんです〜」とか「何となくやってみようかなぁ〜」では三日坊主になるためにやってるようなもの。
半年後、こうっているがためにはどうしていくか、というところが勉強においても基本中の基本ようだ。

身の回りを整えることも同じだ

それはもう永遠のテーマでもある片付けに置いても同じだと言う話が出た。
半年後、1年後、3年後、こうなっていたいという自分を思い描いたときに、自分が囲まれていたいもの以外は、今も必要ない。
確かにそうだ。
目の前、身の回り、部屋の中、着る物、全て自分を作っている一部。
そう思うと、いらないなぁ、好きじゃないなぁと思うものといる意味はない。
こんな風に過ごしていたいという自分の世界にどんどん近づけていくことが、3年後に在りたい自分に近づく最短距離だろう。

そこで、やっぱり断捨離

ここで人はついつい、「断捨離だ!!」と思いつくに違いない。
私も、できればスッキリさっぱり、余計なもののない状態で過ごしたい。
毎年、一度も袖を通さなかった洋服はできる限り処分しているし、中途半端に勢いでものは買わないようにしているし、ものは増やしたくないといつも思っている。
でも、なぜなんでしょうね、息をしているだけでものが増えていくのは。
新しいものを買ったら、一つ処分する。
これが鉄則だと思っているし、定期的に整理もしている。
それなのに、気がつけば増えている。
小人が運んできているのでしょうか。
そして、必要なものはなかなか見つからない不思議。
小人がどこかに隠しているのでしょうか。
そう思わずにはいられない。

しかし、ここでうっかり勘違いしてはいけない

未来のなりたい自分の姿と断捨離は果たして本当にイコールなのか。
ぐちゃぐちゃなのも、汚いのも、散らかっているのも、いい状態ではないことは確か。
しかし、それと「もの」が無いことがいいと言うのはまた少し違うのでは?と思ったりもする。
とある絵本作家さんのアトリエはものと本で溢れかえっている。
壁にはびっしりと思い出の品が貼られたり、吊り下げられたりしていて、それはそれで、ひとつの作品のよう。
多分、彼にとっても全て大切なもので、あの断捨離有名人の言葉を借りれば「ときめくもの」なのだろうと思う。
それを整理して、この箱一つに収まる分だけにしましょうと言って、その通りにした時に、彼のクリエイティブな発想はそのままだろうか。

やっぱり思い描くことが大切

ここで間違ってはいけないのは、
片付いていること、「もの」が少ないことが正しいということではなく、自分の心とか頭の中とかをちゃんと分かってあげているかという事が大切なのではないかと思う。
たくさんある「もの」が自分にとってどういうものなのか。
それが今の、そして、これからの自分にとってどういったものなのか。
自分は何が好きで、どういう世界にいたくて、こうしていたい。
それがあって、今目の前にある「もの」をどうするかを考える必要があるんだと思う。
闇雲に綺麗さっぱり捨てたからといってどうにもならない。

自分を理解してあげることなんじゃないか

例えば捨てられない自分がいたとして、今はその状態が好きなのかもしれないし、そこにあるものが大切だと感じているのかもしれないし、それ自体が悪いことだとは言い切れない気がする。
「今は捨てられないのか・・・」
そうか、ならばとことん大事にしてみよう、そんな答えもありなんじゃないだろうか。
スッキリとした空間が好きじゃないのかもしれない。
好きなものをたくさん周りに置いておきたいのかもしれない。
それなら、その好きに突き進んでみることで違う未来が見えてくるかもしれない。

正しさよりも自分らしさを

結局のところ、その場所をどうしたいかを決めるのは自分で、それは世界中のどの評価基準とも違っている。
だから、まずは片付けながら自分の整理をしよう!ということが断捨離の本来の目的何じゃないかな。
これから大掃除の季節がやってくる。
掃除はそもそも

掃いたり、拭いたりしてきれいにすること

であって、

どんどん捨ててものを無くそう

という意味ではない。
まずはそこを間違わないようにして、自分の最高に心地よい空間を作って行ってみようじゃないですか。
お掃除で気をつけたい事は、
「断捨離ではなく、掃除をすること」

自分の好きなもの、大事なものをちゃんと大切にできる自分でありたいもんだなぁ。





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