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心の何処かで「これ違うな…」を無視した結果

はじめまして、ぽじろうです。


記念すべき一記事目は、ぜひ皆さんも自問自答して欲しいことです。私の体験談を元に、特に新社会人の方はどこかでこの記事を思い出していただけると幸いです。

プロフィール欄にも記入している内容ですので、これが私!という部分も多少含まれていると思われますので半分自己紹介記事になるかもしれません。

これまでの話


私は高校生で助産師という職業を知り、それ以降助産師になる!という目標を持ち学生生活を送っていました。大学受験は難航しましたが、無事看護大学へ進学。看護師の勉強をしているときは高齢者を相手に「私は助産師になるから看護師の勉強はあくまでも基礎、通過点でしかない」と、看護学生らしからぬ考えを持ちながら勉強・実習をしていました。もちろん、何の知識もない看護学生を実習中に受け持たせていただいた患者様には感謝しきれません。

看護師の勉強をしっかり4年、その後は助産師の勉強は専門学校へ進学しました。少人数のクラスでしたが、とても内容の濃い充実した学生生活でとても楽しかったです。「助産師の勉強をしている」というだけでもう楽しかったような気がします。

そして助産師の国家資格も取得、総合病院へ就職し助産師として働き始めます。

すると、私の心のなかで「次は何を目標にすればいいのだろう」と考えるようになりました。高校生から就職するまで助産師を目指し走り続けた結果、助産師になったのはいいですが、「助産師として働きたかったのか」を考えはじめ、これがやりたかった仕事なのだろうか…と自問自答し始めました。それからは豆腐メンタルの私がどんどん落ち込んで行くのに時間はかかりませんでした。

でも新人である以上、経験を積まなければならない!という固定概念があったことや、「やる気のない新人」というのが周りの雰囲気を悪くするのではないかと思い数年我慢し続けました。

本当はやりたくないと思うことも経験のため、命の誕生という緊迫した環境の中で疲れは溜まる一方。もともと友達を作ったり初対面の人と話すことが苦手な私が、患者さんの気持ちを聞き寄り添うということに人一倍エネルギーを費やした結果は「適応障害」。

きっかけは同僚との人間関係。仕事を覚えるので精一杯だった私はやる気の無さが滲み出てしまっていたのでしょうか。同僚との関わり方に悩み始め、一度周りの態度を気にしてしまうと食事が喉を通らない、眠れないといった症状が出始めました。

このままではもう仕事をやっていけない、と思ってからは適応障害らしい症状が出るまで早かったです。師長へ相談し少し休むことになった途端、ベッドから起き上がれない、仕事のことを考えると吐き気・動機・涙が出る、休むことによる罪悪感に襲われる等、傍から見てもうつ状態でした。

夫に「私はうつ状態っぽいかな」と尋ねると、申し訳無さそうにうなずきました。そして精神科へ受診する決意をし「適応障害」と診断されます。

仕事のことを担当医へ伝えると、「やりたくない仕事をよく頑張りましたね」と。涙が止まりませんでした。想像以上に心にダメージを与え続けてしまっていたのだと気づきました。

私は退職の意向を伝え、しばらくのんびり生活することに。

何を伝えたいかというと

心の何処かで「やりたくない」と考えていたことを続けた結果、私の場合は適応障害という形でSOSが出ました。

続けてしまった原因は、「数年は働き続けなければいけない」という固定概念。最近は転職も寛容になっていますが、私はこの固定概念をどこかで気にしていました。特に5年の年月とお金をかけて取得した国家資格、というのもどこかもったいないと感じていたと思います。

そして自分の心を偽り続けたこと。「やりたくない」と感じていたことを周りを気にするあまり「やりたい」と変換し、意欲的な姿勢をみせようとしていました。これが一番悪かったのかもしれません。

つまり、自分の心に従ってほしいということ。思うだけではなくて小さなことからでも心で感じていることに従って行動してほしいです。

とくに4月。新たな環境で生活する人も多いはずです。そのときに感じた思いを忘れないでほしい。時間が経ってからやっぱり…と感じることもあるからです。

これからのこと

今は学校もない、仕事もない、本当に自由な生活をしています。だからこそ心で感じたことに従って生活をしていく、これを軸にしていきたいと思っています。

私が病院勤務時代から考えていたこと、それは家にいてもできる仕事をする。あとは文章を書くこと。これらは後々に記事にしていきたいと思っています。

そして、私の今までの経験から考えたことも記事として残していきたいので、看護学校のこと、助産師のこと、適応障害のことも今後書いていこうと思います。



ここまで読み進めていただきありがとうございます。これからはできるだけ毎日投稿できるよう、ライティング技術の練習も兼ねてやっていきたいと思います。

それではっ!

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