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私とバナナについて

ここ2年ほど毎朝バナナを食べている。

相方がしばらく外出していた時期、自分で買い物をしてたまたま目についたバナナ。食べたらすごく美味しかったのである。突然バナナの美味しさに目覚めた感じ。

バナナはもともと好きだったけど、たぶん人生で食べているバナナの大部分はここ2年に集中している。自分の体が求めているのだろうか。

一時的なマイブームかもと思っていたが、一向に飽きそうにない。朝起きてバナナがないと物足りないのである。

もともと、原産地では主食だったんだから、毎日食べても飽きないのは当たり前か。

バナナってつくづく素晴らしい。こんなに手軽で食べやすく美味しい果実がその辺で手に入るなら、汗して畑を耕すなんてバカバカしいことはしないよな。なんてことを『栽培植物と農耕の起源』を読んで納得した。


『バナナと日本人』を読み、我々の身近なバナナがどういう経緯で出回るようになったのか、国際企業と生産地の間の歪な実情を複雑な気持ちで受け止めながら、なおさらありがたく美味しくいただこうと心に決めた。


もともと朝食に食パンを食べていたのだが、ジャムやらチョコやら甘いものを塗ることが多く、歳とともに食べすぎかなぁとは気になってはいた。パンと一緒にバナナを食べてみたら、パンにはなにもつけ無くてもよくなった。しまいには、こんな食べ方。

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これ、結構イケるんです。


バナナの食べ頃は表面に黒い斑点「スイートスポット」が現れた頃って言うけど、それは私は認めない。首が青く若いバナナが美味しいと思うのである。ちょっと硬めでうっすら酸味を感じるのが私にはベストだ。

ちなみに相方の好みはスイートスポットが出て甘みがいちばん強くなった頃。この好みが合わないので、時々トラブルが発生する。

バナナを食べるとき、人間は二種類に分けられる。スイートスポットが出てくる前に食べる派と、出るまで待つ派、そして、どっちでもいい派だ。

なんのこっちゃ