孤独と向き合った先の

無邪気だった幼少期を過ぎ、中学そして高校を卒業する頃、このままずっと家族や友人と一緒にいられるわけではないことを悟った。成長とともに、だんだん独りになっていくものなのだと。

誰かが近くにいればいいというものでもない。他者と一緒にいることで余計に感じる孤独もあった。

なぜ私はあの人ではないのだろう。私という人格は世界に私しかない。私の気持ちは誰にもわからない。そう気づいたとき、とんでもない所にぽつんといるような空しさを覚えたものだ。


孤独と向き合うことには覚悟と勇気がいる。それを自覚して、受け入れて、初めて自分の人生が始まる。とまでは、言い過ぎだろうか。


自分の孤独を受け入れられれば、相手の孤独も尊重できる。だから、自分のことは話さなくていいし、相手のことも聞き出さなくていい。


『会って、話すこと。』は、『幸せになる勇気』なのだなぁと、そんな感想を持っております。

知りませんけど。