見出し画像

シェディング・アンケートの意外な結果〜「病は気から」の本当の意味

 Twitterでシェディングと食習慣等についてアンケートをお願いしてみました。
 きっかけは、私が話したシェディングを感じたことがないと言う整体師さんや毒チン被害を感じないという多数回接種者で「納豆を毎日食べている」と言う人が多かったことでした。

 つまり『納豆をよく食べている人は毒チン接種やシェディングの被害が少ない』という仮説を検証しようしてアンケートを行ったのです。

 せっかくなので、私が他にも有効と予想する味噌汁・ビタミンD・イベルメクチン、さらに逆に悪化させると予想する小麦と牛乳についても聞いてみました。

 回答者は私のTwitterのフォロワーさんたちが多いでしょうから、非接種でシェディングを意識している人が多いと予想されます。

結果はとても意外なものでした。

 まずは結果をそのまま見ていただきましょう。
納豆

味噌汁

牛乳

小麦

ビタミンD

イベルメクチン

 さて、どうお感じになったでしょうか?

 私はまず、各項目を摂っている人のうち、シェディング症状を感じる人の割合を比較してみました。

 結果はなんと、私の予想ときれいに真逆に、納豆や味噌汁を摂っている人よりも牛乳や小麦を摂っている人の方がシェディング症状を感じにくいということでした。
 さらに、ビタミンDサプリを摂っている人では1.5倍近く、イベルメクチンを摂っている人では2倍以上も牛乳や小麦を摂っている人よりシェディング症状を感じる人が多いということでした。

 逆に、各項目を摂っていない人で比較しても、イベルメクチンやビタミンDをとっていない人よりも、牛乳や小麦を摂っていない人ではシェディング症状を感じる人が多いという結果でした。

グルテンフリーやカゼインフリーを心がけている人は、牛乳や小麦を摂っている人よりシェディング症状を感じやすい
イベルメクチンを飲んでいる人では飲んでいない人より2倍近くもシェディング症状を感じやすいということです

納豆や味噌汁では摂っている人は摂っていない人より1~2%シェディング症状を感じる人が少ないものの、ほとんど差はありませんでした。

 いやはや、完全に仮説が覆されました

 しかしこれをもって納豆味噌汁には効果がないとか、牛乳や小麦にシェディングを減らす効果があるとか、ビタミンDやイベルメクチンはシェディングを増やすと結論するのは早すぎます

シェディングの症状を感じる人は元々感じたからこそイベルメクチンやビタミンDを摂っているかもしれないからです。

 もう一つ考えられるのは、意識の違いです。

イベルメクチンやビタミンDを摂っている人は、毒チンの危険性に関する知識を持ち、恐れている人が多いでしょう。
牛乳や小麦を摂らないようにしている人もまた知識を持ち、健康に気をつけている人でしょう。

 知識がない人は症状があってもそれをシェディングだと認識することはありません。


 今回のアンケートの結果は、そうした知識や気をつけることがシェディング症状を自覚するということにおいては、効果的に作用していない、逆に自覚症状を増やしていることを示唆します。

何も気にせず、牛乳も小麦も好きに食べている人の方がシェディング症状を自覚しにくかったのです。

 それはシェディングには心理要因が大きいことを意味するとも言えます。

私は決してシェディングは無いとか気のせいだと言いたいのではありません。私自身シェディングを自覚します。
しかし同時に、人の症状に心理要因があることも否定できません。

私たち人間は、意識しているか無意識かにかかわらず、外部刺激に対し常に反応を選択しています。

恐怖はそれだけで自律神経やホルモンバランスを乱し、ヒスタミンなどの分泌を増やして蕁麻疹や喘息発作を起こす原因になり得ます。 

 日曜の夜や翌日から夏休み明けの日に決まって発熱や嘔吐を繰り返す人もいます。仮病ではなく、学校や仕事に行きたくないと本当に発症するのです。

 逆に心理要因で発症しないこともできます。私はコロナだろうとインフルだろうとどんな感染症患者を診察しても感染・発症しないと決めています
 実際にそう決めてから20年以上、感染・発症していません。新型インフルエンザで集団感染が起こった時も、私は発症せず診療を続けましたし、コロナ禍でもそうでした。

 研修医時代に先輩外科医から
「石井くん、外科医は風邪なんてひかないんだよ。引いても引いたと認めないんだよ
 と教わったので、そう決めたのです。

 感染症の患者を診察するときは『私は絶対に発症しない。自然免疫を鍛え細胞性免疫記憶をいただくありがたい機会だ』と思っています。
(もちろん、ビタミンDと味噌汁を摂り、塩うがい等の対策をしてのことです。)

 今回のアンケート結果では効果が否定的でしたが、納豆などが無意味・逆効果ということではないと私は考えます。

 ただそれ以上にビタミンDやイベルメクチンを摂っている人の恐怖が強いのかもしれません。

人は無意識に自分にとって最も利益となる反応を選択しています。シェディングがあると主張したい人は、身を以てシェディング症状を実証しようとするかもしれません。(無意識にですよ)

 またシェディングが怖いという情報が与える暗示が症状を引き起こす、もしくは悪化させることもあり得ます。

 繰り返しますが、私はシェディングを否定しているのでも気のせいだと言いたいのでもありません
データでも接種に続いて感染者や死亡者が、接種者本人だけでなく増えることはこれまで何度も示してきた通りです。

 しかし同時に、心理要因も重要なのです。

 今回のアンケート結果によく似た有名な研究があります。俗にフィンランド調査と呼ばれる大規模調査では、医師の指導を受けた群で受けなかった群より死亡率が有意に上昇したのでした。

医師の指導内容の間違いやクスリの有害性などがその主因と考えられますが、指導による我慢やストレスなどの心理要因も無視できないと思われます。(指導に従わなくても指導されただけで死亡リスクが上昇した)

私が予幸医学を提唱し、予め幸せを感じること、理想の状態をイメージすることの重要性を説くのも、心理要因が重要だと考えているからです。

 「精神論」というと現実的でないことの代名詞のように使われがちですが、精神を全否定することもまた現実的でありません

 何度もお話ししていることですが、予幸医学の原点は救急で重篤な患者さんに
「絶対生き残るぞ!俺も頑張るから、君も頑張れ!」
 と言うとかなり救命率の低い状態からでも多くの方が回復されたことです。

 第一に本人が生き抜くことをイメージし、決断することが重要なのです。
 わけもわからず運ばれてきて不安な状態、痛い、苦しい、どうしていいかわからない、そんな状態から「絶対生き残るぞ!」という言葉によって、目標が明確になります。生き抜くのだ!そう決断した時、全細胞が生き抜くために機能するのです。
 また「俺も頑張るから、君も頑張れ!」という言葉で、自分は1人ではない、全細胞がチームになったと同時に、医師・医療チームと患者もチームとなって『生き抜く』という目標に一致団結して向かえるのです。

 小難しい病状や生存率や合併症などをいくら説明しても全く救命にはつながらないのです。(そうした説明は主に医療者側を守るために訴訟対策としてするのです)

「病は気から」と言いますが、私たちの体は病にかかるも治るも気持ちである程度選択しているのです。

 イベルメクチンや納豆を摂るにしても、改善の意志なく恐怖をそのままにしては体はあまり有効に反応しないかもしれません。

 私もこのnote等で毒チンをはじめとした様々なことの危険性を伝えています。それはともすれば不安にさせ、恐怖をいだかせ、ストレスを与え逆効果になる可能性もあります。

 ですから私は必ず解決策を提示し、生き抜く意志を伝えるように心がけています
 発信者の中には全く解決策を提示せず、日本は何年に滅ぶとか、ダメだとかとか言い続けている人がいます。ご本人が絶望感に打ちひしがれているのか、危機感を煽り行動を促したいのかもしれません。私はそういう手法は単なる愚痴では済まず、有害な暗示を与え、逆効果なことが多いのではないかと思います。

私がより尊敬するのは、たとえ根拠はなくても「絶対良くなるで!私がついてるで!」と言える先生方です。

 もちろん心理要因だけではありません心理要因では毒チンやマスクの効果を心から信じている人々が逆効果に亡くなっている事実は隠しようももありません。

 心理要因だけで素顔への恐怖に震えている人もいますね。

 今回のアンケート結果では、シェディングについて少なくともある程度、心理要因もあることを知り、まずは自分はシェディングなんかに負けないと決めること、そして自分にとって必要かつストレスのない対策を見直してみるきっかけにしていただければと思います。

 そして日本、日本人!絶対生き抜くぞ!俺も頑張るから、君も頑張れ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?