見出し画像

治るために必要なもの 〜新型インフルエンザ集団感染の経験から〜


クスリがダメなら、どうすりゃいいのさ?
とっておきの秘策を教えよう。
新型インフルエンザが大流行した2009年
私はある富裕層向け宿泊型ビジネスセミナーの医療スタッフをしていた。
まだ新型インフルエンザの全容はよく分からなかった頃だ。
折り悪しく1000人近い参加者の多くが発症する大集団感染となった。
それでも帰りたいという参加者はおらず、主催者は続行一択。
会場のホテルは救急病棟と化し、大部屋数部屋を救護室として対応した。
世界的な著名人たちが、顔をマスクと冷えピタで覆った聴衆に講義する異様な光景。
しかし全員が重症化することなく2〜3日で改善。
8日間の全日程を大盛り上がりで終了した。
私が彼らに与えたのは、水と塩(伝統海塩)と梅干し(梅ショウ番茶)、そして味噌汁。
(人によって葛根湯1包、まだビタミンDは知らなかった)


水と塩と梅干しと味噌汁
水と塩とアルカリ食品と善玉菌
治るために必要なのはそれだけだったのだ。
(私自身は発症もせず)


そういうと、多くの医師は
「お前は何もしなかった」
と言うだろう。
違う。
水と塩が必要なのだ。(梅干し、味噌はオプション)。
今も、軽症インフルエンザ患者には


「味噌汁を飲んで寝ろ」(←実際はもっと丁寧に説明するよ)

と言ってクスリを出さずに帰す。
それで悪くなって戻った者はいない。
クスリを飲んで悪くなって再来する者は多い。
けいれんなどで救急搬送された患者も、多くは点滴(ほぼ塩水)だけでその日のうちに回復する。
塩水だけだから回復するのだ。
余計なクスリや砂糖水を飲まないから回復が早いのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?