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4回目接種後に起こること、その対策

 4回目接種が進むと同時に、また感染者数が増えてきました。

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 救急外来の実感として、これまでの波とは桁がちがう感染者の数です。まだインフルエンザ並みとは言いませんが、韓国などの例を見れば、これから第6波の10倍くらいはいきそうです。

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 今のところ、ほとんどは軽症です。

 しかし、オミクロンが3回目接種が始まるまでほぼ無症状だったのを覚えてますか?それが3回目接種が進むほどに死者が増え、デルタをはるかに超えました。

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 BA5軽症じゃん、風邪じゃん、と言うのは、3回目前のデジャブ感ありありです。いえ、そうなのです。自然免疫がしっかりしていれば風邪にすらならないのです。ただ打った人、その周りの人が重症化するのも同じなのです。

 なぜなら、4回目を接種された人は再び(4たび)、濃いウイルスを播くと予想されるからです。(まさに接種とは種まきです)

 今回も、これから4回目が進むほどに死者が増えるでしょう。おそらく、これまで以上に。

 4回目後、イスラエルではそれまでで最大の死者の波が出ました。

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 わずか10数%の人が4回目を打った後、これまでの10倍もの感染者の波が起こり、最大のコロ死者が出たのです。(毒チン推奨者は感染者数が増えた割に死者の増加は少ないから毒チン効果で致死率は下がったと言う)

 隣国の韓国・台湾では、それまで大きな死者が出ていなかったのに、3〜4回接種以降、イスラエルと同レベルの死者を出しました

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 感染者数はイスラエルの4回目後より低かったので、致死率はアジアの方が高かったのです。

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 これまで死者の少なかった韓国・台湾では超過死亡もイスラエルを超えました。コロ死以外のワク死も激増したことがわかります。

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 これまで死者が少なかった日本では、今後、韓国・台湾と同等かそれ以上に死者が増えることもありえます。

 すでに透析患者などの基礎疾患のある高齢者や、母親が接種した乳児などが受診しており、今後、そうした患者の重症例・死亡例が増えてくることが予想されます。

 特に、母親が接種して母乳を介して乳児が感染した場合、乳児は母乳を飲むたびに濃縮ウイルスに暴露されるため、重症化リスクが高いことが危惧されます。

 私が診た母児では、育休中の母親が7月に入って仕事への復帰を前に1回目を接種、その4日後に乳児が発熱しました。母親は陰性、乳児は陽性。

 ここからも、接種者である母親自身は筋注感染なので鼻咽頭にウイルス遺伝子を発現しておらず、母乳には感染性を持つウイルス〜エクソソームが含まれると考えられます。(接種者がPCR陰性だとしても、鼻咽頭以外から感染させている)

 これまで以上に、医療機関は逼迫するでしょう(すでにしてます)。

 患者のほとんどはカロナールなど予後の改善には全くつながらない一時凌ぎのクスリを出されて帰宅・隔離を指導されていますから、重症化も増えます。

 そして、本人が4回目を打たなかったとしても、3回目まで打った人の免疫はすでにかなり破壊されているのです。

 それは本人も重症化しやすく、周りにバラ播くウイルス量もさらに増えるということです。

 繰り返しますが、自然免疫・自然感染免疫がしっかりしている人にとって、ウイルス自体はなんでもないのです。

 しかし、免疫を破壊された接種者と、4回目接種者が出す濃縮されたウイルスのシェディングを受けた人にとっては大きな危険があるのです。

 実際にどのくらいの感染者の波になり、どのくらいの死者が出るかは、4回目を打つ人がどのくらい出るかによって変わるでしょう。

 中でも医療従事者の接種数の影響が強いことが考えられます。医療従事者が接種すれば、膨大な患者がシェディングを受けるからです。これまでの波でも、接種後に多数の病院で大きなクラスターが起こり、死者を出しました。

👇3回接種以降、ず〜っとクラスター出してる病院

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 逆に、医療従事者が自らが接種されることを拒否し、患者に打つことも止めれば波は最低限でおさまるはずです。

 しかし私は正直、もうそれは期待していません。打つ人は死ぬまで打つでしょう。潜在意識がそれを望んでいるのであり、それが本望なのだと思うより仕方ないように思います。

 今は、周りのナースたちも4回目は嫌だと言ってますが、そこに決意は感じられません。上から言われれば大人しく打つでしょう。(どうせどうせ私の話なんて聞かないのです)

 さて、そんな連中は諦めて、打たないと決意された方々、どうかしっかり備えてください。次の波を甘くみないで下さい。

 昨春〜夏は、毒チンに反対していた非接種者も多く亡くなったのです。

 今は夏ですから、普通に日光を浴びていれば冬ほどではありませんが、現代日本人には年中ビタミンD欠乏・不足している人が少なくありません

 トライアスロンの練習で真っ黒になっている私は、夏は基本的にビタミンDサプリは休みます。それでも体調がすぐれないとき、当直などでストレスが多い時、鬱っぽい時、鼻水が出る時、下痢っぽい時など、ビタミンD低下の兆候があればサプリを摂ります。

風邪症状があれば、まず第一にすべきことの一つはビタミンDの補給です。

 そして水分・塩分の補給です。味噌汁です。

 受診した患者に味噌汁を奨めると「味噌汁は飲みません」と言う人のなんと多いことでしょう。

「だぁからんな風邪引くんだよ!」

「クスリは飲みたいけど味噌汁は飲まない?死にてぇのか?」

 なんて言いません

 しかし、水分・塩分・善玉菌・アミノ酸・マグネシウム・ビタミンK(海藻)、ナイアシン(トリプトファン)・亜鉛(貝類)・オルニチン(しじみ)...味噌汁以上に期待できる飲み物を私は知りません。

 食べられるなら納豆もいいでしょう。

 納豆がスパイク蛋白を不活化するという論文も。

 塩うがい・鼻うがいもやりましょう。特に風邪のひき始め、少しノドがいがらっぽいかな、くらいの時にやるとすぐ効果を実感します。

 そして余計なクスリさえ飲まなければ、ほとんどの重症化は防げるはずです。(ビタミンD週2万IUで、ビタミンD無しでは50%重症化したスペインの患者でさえ98%は重症化しなかったのですから)

 それでも水分が摂れない、呼吸が苦しい、意識がおかしいなどがあれば受診が必要です。(ただPCR受けに救急に来るのはやめて)

 そして受診したなら、必要なのはPCRよりも呼吸・脱水の評価、ステロイドの注射や輸液など、必要な処置です。(PCRなんて何の役にも立たん)

 3回打ったナース達は陽性者やPCRしてない患者を怖がって病院に入れることすら嫌がります。(何のために打ったの?)打ってない私は何も怖くなく「患者のための医療をしましょう」と説得するのが一苦労です。

 イベルメクチンはありだと思いますが、まだ一般の病院では処方しないところが多いでしょう。使うにしても、ビタミンDと味噌汁などの基本が先だと思います。自然免疫で治すのと、クスリの力で治すのは全く意味が違うのです。万一のために個人で確保しておくのは良いと思います。

 感染者・死者の増加に伴って、社会はまた混乱するでしょう。マスコミは騒ぎ(わざと)、素顔や非接種者への差別は増し(マスクの接種者がまいてるのに)、緊急事態だマンボウだなんだかんだで食料や飲料水の確保などが困難になることもあり得ます。

 できるうちに、生活必需品はある程度備蓄しておきましょう。

 読者の皆様がどうかご無事にこの波を生き抜かれますように、心から願っております。



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