借金地獄に落ちたきっかけ 学生ローン編#1
いまや多重債務者になって何年も経ちますが、いきなり多重債務者になったわけではもちろんありません。
段階を踏んで借金に借金を重ねた結果が今日です。
客観視したときそういえば....と思うきっかけもあったので残していければと思います。
自分の中で借金に目覚めたのは学生ローンです。
そもそも学生ローンとはなにか?
学生ローンとは「ローン」という名前であいまいにしたサラ金
です。
普通の高校で普通に勉強していた18歳がそんなこと知るよしもありません。
「サラ金はなんか借金するイメージがあるけどローンなら....」
と自分のように考える学生を地獄に落とすサービスです。
学生は勉学に励むべき。贅沢するな。
とてもよく分かります。
学生ごときが何にそんなにお金を使うんだ。
それもとてもよく分かります。
ただ、東京というのは本当に様々な価値観、環境の人が集まってくる環境です。
友人に出身を聞いたら祖父の代から東京暮らしで親は一部上場企業の役員。
出身こそ地方だが、地方の地主で仕送りが毎月30万円。
帰国子女で両親はそのまま海外赴任で本人だけ日本の大学に進学etc...
上を見たらきりがないほどでした。
私立大学だったこともあり、お金の余裕という意味では自分が下層に位置していました。
貯金を減らしたきっかけはパチンコなのはわかっています。
ただ、生活の水準を他人に合わせたいコンプレックスがパチンコにのめりこませる一因となっていたような気もします。
背伸びして手に入れたものは虚像なのは今ならわかります。
現に今そのさまざまな生い立ちの元友人たちとは連絡すらしていません。
と、話題がそれたので学生ローンに話題を戻していきます。
初めて学生ローンに申し込みをしたのは大学2年生の7月でした。
貯金は0、相変わらずパチンコ三昧でしたが、なんとかアルバイト代の中でやりくりできていました。
そんな中、大学で所属していたサークルで夏休みに海外に旅行に行くこととなり、8万円の旅費が必要となりました。
とてもではありませんがそんなお金はありませんでした。
そんな中ふと住んでいた土地にあった学生ローンのことを思い出しました。
そして地獄の門を叩くこととなりました。
次回まずは高田馬場にある老舗の学生ローンについて綴っていきます。
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