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ライバルと戦うよりも仲間にしてしまえって話 ~身の上話でもしようじゃないか

こんにちは、Jinです。

MBAのメリットってなに? 体系的なビジネスの知識? 学歴に箔つける? 出世に有利? 海外経験積みたい? インプットとアウトプットの武者修行の旅? 更なる青春の謳歌? もっといろいろあると思いますが、ボクが特に力を入れていることはズバリ人脈形成です。

ボクは2009年にシドニーの英語の語学学校、2014年に台北の大学付属の中国語の語学学校に通いましたが、その際の何人かの友人は今でもやり取りしていますし、苦楽を共にした友人は一生ものだと思います。

さて、今回は身の上話なんかも絡めながらいこうかと思います。

生い立ち

東京の早稲田というあの有名大学がある町の出身です。早稲田小学校卒業してますが、残念ながら大学はそっちではなく、高学歴とは遠い暗黒の青春時代を送りました。

ボクが5歳くらいの時に両親は離婚し、母が女手一つで兄弟3人を育ててくれました。母は都内の地方公務員でしたが、いくら雇用自体は安定はしていると言えど、一人で子供3人を育てるには金銭的にも肉体的にも精神的にも壮絶きつかったと思います。

公務員って保守的って言いますが、母は強気な不動産投資をしました。その後相続やらで計4軒所有していますが、それも今では完全に失敗、固定資産税だけ発生して住み手のいない負動産となっています。

母は千葉の最南端出身で東京から電車でも車でも4時間かかるような山と海に挟まれた辺境で育ち、地元ではキャリアウーマンと言われていたので、引くに引けない、田舎に帰ることも出来なかったのだと思います。

小学生までは毎年の夏休みと冬休みのほぼ全てを母の実家・千葉の最南端で過ごし、鴨川シーワールドなんて何十回行ったかわかりません。

皆さん知ってました? 誰かが言ってましたが、江戸っ子って3代以上続いて東京でないと江戸っ子とは言えないらしいです。なのでボクは東京出身ではあるものの「チャキチャキの江戸っ子でぃ」とは言えないみたいです。

中高生の頃とその後

過去の自分の行いに唾を吐くことになりますが、決して褒められるような息子ではありませんでした。世の中の風潮に責任転嫁するのであれば、当時はなにかと「不良マンガ」が流行っていて、不良をよしとする、不良に対して寛容、もしくは不良がかっこいいと錯覚させるような風潮さえあったように感じます。

ヤンキーではありませんでしたし、人様に迷惑かけたりってことはほとんど記憶にないですが、特定の問題児数人と揉めたことは何回かありました。中学の時には急激に身長が伸び、その中では運動能力が高かったのでボクを倒したら箔が付くと思っていたんでしょう。やられたらやり返すってのをして、被害者だったはずがいつからかこちらが悪者にされていました。

これもカッコ悪いことなので今となっては恥晒しでしかありませんが、勉強はまるっきりしませんでした。ただ、バスケにハマって部活が終わったあとも社会人に混ざって毎晩遅くまで熱中してたのを覚えています。

高校は当時学区内偏差値最下位ではあるものの、バスケ部が伝統的に強い学校に進みました。ここからは不良のレッテルはなくなりましたが、このバスケ部は軍隊と比喩されるほど厳しく、底辺校にありながら「バスケ部だけは特別」という位置づけで、先生たちも「あなた達はバスケさえしっかりしていればいいから」と、勉学の成績にも鉛筆舐めてくれていたような学校でした。脳みそまで筋肉のようなガチガチの体育会系でしたが、必然的に内申点だけはトップとなるので大学は推薦を貰え、一流大ではありませんが、底辺高校から知名度はある大学なので快挙だったらしいです。

そんな非エリートなバックグラウンドなのである意味リアルなドラゴン桜みたいですね。台湾大学GMBAはとても優秀で、根っからエリートな人達が多い環境なので、その中でボクはかなり特殊な存在だと思います。運だけはよかったな...

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その後の経緯は以前書いた通りです。

身内に天才がいるってこと

ボクの一番身近な天才は実の弟でした。途中まで同じ貧しい環境で、同じ飯を食らい育ったにも関わらず、学業もスポーツも常にトップで、高校から実家を出て、スポーツ特待生として授業料全額免除・全寮制の地方の進学校に進みました。中学全国3位、インターハイベスト4、その後も有名大学で上位、全日本選手としての経験もある。

それでいて学業成績がよく、大学は東京に戻ってきたけどそこも特待生で授業料免除、大学内で成績トップ3に入らないと取れない給付型奨学金貰ってたし、大学生の時点で留学経験なしで英語と中国語実用レベルで話せて、さらには日本の3大難関資格のひとつに合格して、今では小さな会社をいくつか経営していると。

間近で努力も見てるんでね、実力に裏打ちされた努力の天才だよなって。時間やりくりしながら。

才能も能力も行動力も努力の仕方も桁違いすぎて、はたから見ても明らかに兄が見劣りするんです(苦笑)

ボクもスポーツやってたんで、アスリートとして、自分の能力を究極まで高めることが楽しかったし、能力を高める努力を惜しみませんでした。一方で、チームスポーツってことで、上手いやつ、強いやつは切磋琢磨という側面はあるものの、ライバルのままにするよりは仲間にするってのが賢い方法っていうのも自然とやってました。それはビジネスの世界も通じることだと思います。

でもですね、どうも弟だけは永遠のライバル認定となってしまっているんですよ。ただ、同じ土俵じゃ勝てないし、正面から戦うつもりも、向こうの足をひっぱるつもりもなく、新しい土俵を自ら作って肩を並べられるくらいにはなりたいなって。それがモチベーションだったりします。

怪我が重なりアスリートとしては引退を余儀なくされましたが、現在はその分を勉強に方向性をかえたというのもひとつのキッカケとなりました。

宇宙兄弟のムッタとヒビトみたいだと勝手に思ってます。

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MBA生として、強いやつらは仲間になってもらえるように動くべし!(もちろん会社員としても)

はい、もう結論は出ています。強いやつ、優秀なやつらと仲良くなって仲間にせよってのがボクのミッションです。

ビジネススクールだからといって、自分のビジネスに直結しなくても構いません。いかにいい人達、優秀な人達と関わるかで、コミュニケーションを取っているかだけで人生豊かになるし、自身を高める近道と思います。

語学に限りませんが、わかりやすい例でいうとやはり語学留学でしょう。同じような目標を持った志の高い人達と一緒に揉まれるのが上達の最短ルートです。それはビジネスにも言えることだし、単純にまだまだ未熟な自分の人間性を高めたいって場合も当てはまると思います。

逆の視点からいうと、自身の人生を悪い意味で消耗するアホとの関りを極限に排除するには、よいコミュニティーに入ってアホと関わる時間がないような状態に持っていくことがベストなのかもしれませんね。



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