生命保険には損得勘定ではない感情がある
こんにちは、サラリーマンJinジン(ジンジン)です。
生命保険はある程度の貯蓄があれば不要であり、NISAやiDeCoで投資の方がいい!と資産運用を積極的にしている界隈の方は言われます。
しかし、私は投資に比重を掛け過ぎるのは少々危険だと思います。
人はいつか必ず亡くなる訳ですから、生命保険の保険金は家族が手続きさえすれば必ず受け取れます。
仮に500万の預金を生命保険に加入しないで株式投資で運用したとします。
しかし、予想外に運用先の株価が下落して株価が半分に目減りしてしまうと、そこから元に戻る可能性はあっても相当の月日、年月がかかるでしょう。
10年後・・・いや20年経過しても株に投資した金額が元に戻る保証はありません。
その点、生命保険は最低保険金が保証されているので年月をかければかけるほど利率や返戻金は上がっていきます。
最悪パートナーや子どもたちへの保険金として葬式代の足しにしてもらえればと家族へ引き継げます。
『生命保険』と言ってもひとくくりにまとめることはできないので、なかには支払った保険料よりも戻ってくる保険金の方が少ない生命保険もあります。
人は『損』するのが嫌なので、損したくないという感情が邪魔をしてなかなか損切り出来ないですが、保険料と保険金を天秤にかけて保険料のほうが高い生命保険は損切りしてでも切り替えるべきです。
逆に支払った保険料は何歳まで!って決まっていて支払う保険料は確定している保険であれば総額支払う保険料は計算すれば分かります。
その総額と死亡保険金、又は解約返戻金と比較して増えるようであれば最終的に『得』する保険です。
円建てであれば物価上昇に耐えられなく実質的にはお金の価値が目減りしているかも知れませんが。
このあたりは外貨建ても視野に入れてみるといいのですが、なんせ外貨に両替する手数料と為替レートの影響が大きいので目的にもよってきます。
保険は相互扶助(お互いに助け合う)でかけるものと言われているので、不幸事で得た保険金よりも出来れば使う機会がない方がいいです。
損得勘定ではないけれど、保険会社だけが潤うのは感情的に許せませんよね。
(20年ほど前に加入した保険は痛い目に合いました)
出来るなら契約者も納得し、保険会社も利益があるWin-Winの関係が理想です。
その為には契約者も知識を付けてよく理解した上で保険に加入しなければなりません。
一番ダメなのは誰々が生命保険は解約してでも投資に切り替えたほうがいい!
という言葉にそそのかされて安易に解約してしまうことです。
あなたの保険はあなたが一番内容を理解しているはずです。
損する保険もあれば、保険で得をしている人もいます。
まずはご自身の加入している保険証券の内容はどうなのか?
確認してみることです。
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