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”人事部”が商品開発?~食の新名物づくり~Part.3

年末年始はいかがお過ごしでしょうか。
新年早々世の中は大変なニュースが多かったですね。
悲しい出来事でもありました。
ただ、人事部にとっては、年男年女の多い辰年!
お休みも頂いたので、2024年も頑張っていきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

さてさて、なんと、Part3!!
3が出せるとは思っていなかったため嬉しいですね~

前回は、授賞式と試食会の概要をお伝えさせて頂きました。
そこで今回は、実際にどんな反響があったのか?
企画として狙った目的は、果たされたのか?
参加者の声などを基にお伝えさせて頂きます。

それでは、宜しくお願いいたします。


今回のコンテストで目指した姿とは??

今回のコンテストで目指した姿というのは、
前々回のPart2でコンテストの裏話の時に記載させて頂きましたが、
ざっくり言うと・・・
①協働による「まちの魅力づくり」
 → ”町民と一緒に、まちの魅力を育てていこう”
②地元に誇りを。愛着を持てる、自慢できる町へ。
 → ”シビックプライドを育てる”

今は「筆」ほど有名なモノは、町にはないけど、いきなり「これが”新”名物です!」とお披露目されても、違和感あるよね・・・
「名物」を新しく創るなら、先ずは町民に愛されるものでないと・・・

 ということで、ちょっと時間がかかってもいいから、みんなでアイディアを出し合って、子供から大人まで、多くの人が力を合わせることで、いつか愛着を持って、誇りをもって「名物」と言えるモノをつくっていこう。こうした「つくる」過程に多くの人が関わることで、町民が、町の魅力に改めて気付き、「町そのもの」に誇り・愛着を持てるようになるのではないか、という企画が、今回のコンテスト事業です。

 

熊野町民からの声

今回のコンテストは町民の方々にもとても刺激になっているようです。
以下町民の方々から一部ですが、ご意見です。

「八寸という郷土料理、最近食べてないな。作ってみようかな」
「八寸がこんな感じになるとは!これなら若い子も食べてくれるのでは」
「黒豆は美味しいけど、今までは枝豆でしか食べてなかったけど、色々なアレンジが出来るから、もっと名物として押し出してもいいね」

既に黒豆を商品化していた事業者からは
「黒豆の”餡”の可能性が拡がりました」といった声も。

さらには、「榊山牛は、ぜひ商品化したい!」などなど、
地元の産品に、改めて気付き、可能性を感じる機会になった様子でした。

早速、色々な事業者さんが商品開発に取組み始めているようです!
さらには、皆で考え、町の可能性を感じる事が出来た、
こうした会自体が良かったので「定期的にこうしたイベントやりたい」
といった声もあったそうです。

今回のコンテストのコンセプト、コンテストへ込めた想いが町民の方々に伝わっていて、今後、熊野町は今以上に素敵な町になるのではないかと感じています。

安田女子大学からの感想

今回のコンテストでは安田女子大学 家政学部 管理栄養学科及び渡邉 喜弘先生の全面協力があったからこそ、無事に終了できました。

学生の皆さんにもテーブルに一緒に座り、色々と説明して頂いたり意見を頂いたりしました!
とても素敵な笑顔が沢山ありますね😍

管理栄養学科の学生さんが今回一番大変だったことが、
”絵コンテから料理にすること”だそうです。
参加者の皆様が書いてくださった『絵』をきちんと料理にする。
その料理には詳しいレシピはもちろんない為、学生の皆さんが0から作成し、形にしたのです。しかもたった2ヵ月弱で10作品6人で!!
本当に凄いですよね!!!
役割分担があったものの、6人で絵コンテからのレシピ作り→材料調達→調理→試食→完成までの一連の流れはきっと大変だったかと思います。
しかもただ作っただけではなく『美味しい』そして再現度が高い!と皆さんから絶賛!!私も早く食べたいです😋

今回のコンテストを無事に開催・終了する為にご協力を依頼させて頂いたのですが、快く引き受けてくださった学生さんたちもレシピを1から作成し、無事に完成までもっていったことで自信になっただけでなく、試食会で直接生の声を聞くことができ、意見交換ができたことでまた違った視点も得られ、授業とはまた違った経験を沢山できて、凄く勉強になったと仰っていただけました。
こちらこそ勉強になった、素敵な経験が出来たと仰って頂けてとても嬉しいです。とても大変だったと思うのですが、ご協力頂けたからこそ無事に終了することができました。本当に有難うございました。

八寸って何??から始まる八寸バーガー!
どんな味がするのか気になります!!
地元の酒屋さん馬上酒造(馬上さん)から「酒かす」を提供して頂く!
ご協力有難うございます!

審査員 森口へのインタビュー

まずは、審査員として参加された森口にインタビューをしました。
審査員お疲れ様でした!!今回3つの質問に答えて頂きたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。


Q1:
今回のコンテストに審査員として参加してみての感想
そもそものコンテストの目的が達成されたと思われますでしょうか?


森口:
熊野の事を考え、興味や感心を持ったという意味でコンテストの目的は、
充分達成したと思います。
1000通程の応募があり、ただ応募があっただけではなく、とても内容も考えられていたんです。
実際に調べてみて再発見したものを使ったり、ほぼ(応募者が)子供さんなので、ご家族の方にも相談されたことと換算すると、4000人以上(両親・祖父母など)は、募集に関わったと言えると思います。
なんと熊野町人口の1/4(25%)の人が関わったことになりますね。


Q2:
コンテストが盛り上がることができて無事に終了できたと思うのですが、審査員としての目線でこういう効果があったのではないかと他にもあったら教えて頂きたいです。


森口:
熊野町の多くの人が、今回のコンテストを通して、熊野町の特産品や伝統的・文化的な食、名物などを探索し、可能性を探った点が大きかったと思います。「熊野町も、まだまだ捨てたものじゃない」と誇りを持つきっかけになり、「自慢の名物を作ろうじゃないか」と協力し合って何かをしようというコミュニケーションの場を持てたということが大きいと思います。人口も増えてきているし、町に商業施設が増え、大手ファーストフードも進出して、どんどん快適になっている。これに、今回のコンテストを通して町の魅力を再発見し、わくわくする気持ちがもっと増幅されていったのではないかと。素敵な事だと思います。


Q3:
他の地域や他のコンテストと比べて良かった点や改善点などがありましたら教えてください。


森口:
良かった点は、町の人皆さんが”温かいなぁ”と思いました。
アイデアに対してしっかりと丁寧に向き合い、どう実現させるか、どう改善すればいいのかを皆さんで考えていました。
また安田女子の皆さんもレシピをベースから組み立てていて、再現に熱心でチームワークがいいところはとても素敵でした。
改善点というか、私達大人が外部の人も含めて、実現させて買えたり、食べたりできる状態まで持っていけるように支援を継続できればいいなと思いますし、子供の無限の可能をもっと伸ばせていけるといいと思います。

森口のグループは盛り上がって休憩時間も色々と意見交換をしたそうです!


前々回のPart2でコンテストの裏話の時に記載させて頂きました。
一部抜粋させて頂きます。
~~~~~以下抜粋~~~~~
・今回のコンテストが開かれた理由が、『町民と一緒に』
皆でアイディアを出し合って、町民が愛着を持てる、誇れる「名物」をつくろう、です!

・少しづつ町の魅力に気付き、もっと面白いモノ、魅力的なモノをつくっていきたいなぁ、という人が出てくることを期待した企画です。
~~~~~~~~~~~~~~

さて、その狙いは、どうだったのでしょうか~
この答え合わせはもう少し先だと思うのですが…今後がとても楽しみです。

 


次回は、木暮のセミナーについてご報告させて頂く予定です。
お楽しみにしていただけると嬉しいです。

以上
営業推進 鷹野






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