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【築土神社】ビルの谷間に隠れた将門公の強力神社

大手町に来たので、平将門の首塚「将門塚」(しょうもんづか)に立ち寄りました。平将門公の首を供養するお墓のような場所で、将門公の怨霊を鎮めるために建てられたとされます。

ここは神田明神の元宮でもあり、心霊スポットどころか本来強力なパワースポットですが、おっかない場所扱いになっています。お隣は三井物産の本店が入る三井グループのビルで、周りは高層ビル群ですから、そんな噂でもない限り、とっくに商業利用されていたことでしょう。

大手町から、皇居に沿って歩き、北の丸公園、日本武道館と通り過ぎて、九段下に到着。

九段下には面白い神社がありまして^^ またまた将門さんの首を祀っている築土神社(つくどじんじゃ)があります。

九段下のビルの谷間に隠れるように存在しますので、初めて行かれると驚くでしょう。そもそも存在に気づかない可能性が高いです。

なんでも境内に平将門の首(頭蓋骨や髪の毛)そのものが安置されていたといわれ、将門公信仰では象徴的な神社です。

神田明神があるのにとも思いますが、かつては日枝神社、神田明神と並ぶ東京三社と評されたこともあります。創建940年ですから、1000年以上の歴史ある神社ですね。

毎朝参拝している有名人もいらっしゃるとか。日本武道館の氏神様ですから、武道館で何かやりたい人は必ず訪れた方がいいでしょう。

ここはニニギノミコトと菅原道真公もなぜか祀られております。

明治になって、天皇に反乱を起こした将門公は、政府の指示で、主祭神から相殿神に格下げされ、天津彦火邇々杵尊(ニニギノミコト)が主祭神になりました。

都会の見つかりにくい所にあるからこそ、まさに秘密のとっておき神社です。

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