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お金に対する執着 手放し方はある?

みなさんはお金に対する執着はありますか?

私は昔からすごくあります!笑

それでも今は以前よりマシになったかもしれません。

お金に対する執着、それは小さい頃からあったように思います。

物心ついた時から

「うちにはそんなお金ない」

「野菜が〇〇円もした」

「〇〇ちゃんちはすごいね、みんなで海外だって」

こんな言葉が耳に入ってきました。

それが悪いとか嫌だったってことではなくて、そこから漠然と「うちはお金がない方の家なんだ」という認識ができました。

それでも、父も母も働いてくれていて姉も私も何不自由なく育つことができました。

母が割と教育熱心な方であったため、姉も私も中学から電車に乗って遠い私立の学校に通うことになりました。

私は田舎育ちで、中学受験する子は学年でも数名しかいませんでした。

ワクワクとドキドキ溢れる中、いざ中学に行った私は愕然としました。

周りはお金持ちだらけ。

お財布はヴィトンやプラダ、お小遣いは数万円。

中1ですよ⁉︎笑

衝撃でした。とんでもないところに来てしまったと思いました。

たいてい都内一等地、部屋から東京タワーが見える、歩いて渋谷に行ける、みんなの普通の会話に目がチカチカしたのを思い出します。

そこからお金への執着がぐーーーんと強くなったように思います。

私はみんなよりお金を持っていない、羨ましい、みんなみたいな生活がしたい!

そんな気持ちがムクムクと出てきました。

成長する中で周りと比べるというのはいろんな分野で出てきますが、その中でもお金に対するものは私の中で大きかったように思います。

そんなお金に対する執着を持つ私は、あらゆる「お金が増える本」を読みました。

たいていは

  • お金があるという意識を持つ

  • 「ない」ではなく「ある」に注目する

  • お金持ちになりきって生活してみる

といったことが書いてあったように思います。

もちろんやってみましたが、使えば使うほどお金はなくなりますね(笑)

しかし、本当に気に入ったものを買って持つ喜びというものをそこから学ぶことができました。

安いから買うとあとから「数百円の違いなら気に入った方を買えばよかった」と後悔することがあるんですよね。

そして我慢できなくなりまた買いに行くという(笑)

それこそが無駄なお金の使い方ですね。

もともと物欲がある方ではないので、今では本当に気に入ったものを買うようにしています。

それは高いものでも安いものでもです。

スーパーに行くと数十円の違いで安いものを買ってしまいがちですが、外食に行って数十円の差で迷うことはありません。

せっかくの外食なんだから食べたいものを選ぼうとします。

そう思うとスーパーでは今まで不思議なことをしていたなぁなんて思いました。

本当に欲しいものよりたった10円くらいでも安い方を選んでいたからです。

気に入ったものを買うとそのモノの値段について考えることはあまりなく、

「あぁー本当にかわいい!」

「これ持ってると気分上がる♪」

「これは私にピッタリ♪」

という感想ですが、不思議とお気に入りを諦めて安い方を買うとなぜか値段だけ覚えていたりします。

私にとって、お金の執着の手放しはまだまだできていませんが、本当に気に入ったものに対してお金を使うという行動で少しずつ変わってきているように思います。

お財布のひもの緩急をつける、これ大事ですね(^^♪




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