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[D&D] 盗賊と廃鉱山の怪物 - ジャンガリアンの日誌

この記事はさかなさんDMによる「盗賊と廃鉱山の怪物」アドベンチャーのプレイ日誌です。物語のネタバレを含みます。ご注意ください。

まだ兄の行方は分からない。情報を集めるため次の街へ向かう。ちょうど乗り合い馬車があったのでそれに乗った。

道中、助けを求める子どもの声あり。ならず者たちに襲われている様子。腕の立ちそうな他の乗客と共にこれを撃退した。面白いことにわたし以外の3人は女性だった。手並みは鮮やかで味方として申し分なかった。

少年、ショーンは近くの廃鉱山を兄と二人きりで管理して生計を立てているという。両親はなく苦労しているようだ。廃鉱山には音に敏感な怪物が出るため、近くで騒がないよう見張るのが役目らしい。その鉱山に眠る財宝を狙って盗賊団が現れ、案内役としてショーンの兄は囚われているとのこと。彼自身は隙を見て逃げ出してきた。

唯一の家族である兄を救いたいというショーン。他人事とは思えず救出に向かう。先ほどの女性たちも共に戦ってくれるようだ。それぞれの思惑はあるようだが。

ショーンの案内で鉱山の入り口に着いた。盗賊など物の数ではないので即座に踏み込んで撃退するつもりだったが、お嬢さん方が斥候と幻術による作戦を立案したためそれを尊重した。いずれにせよ最後は武力で制圧することになる。自分の出番はあるだろう。

斥候により鉱山内部の状況を把握した。ソーサラー嬢が盗賊を操り、安全に人質を救出するべく策を講じた。しかし途中、大きな物音を立てたため怪物を呼び寄せてしまった。危険な状況になったため全員で鉱山内部に突入する。

音に反応する怪物とは大蜘蛛のことだった。とりわけ大きな個体は攻撃の手数も多く、体力も多かったが、わたしたちの敵ではなかった。大きな怪我をすることもなくこれを退治した。巨大蜘蛛の腹の中からは宝石がいくつか出てきた。助けた青年はわたしたちで分けて欲しいという。

ソーサラー嬢とローグ嬢は盗賊を精神操作していくらかの宝をせしめていた。急造のパーティーとはいえ共に戦った仲間だ。にらみを利かせて公平に分けさせた。話せば分かる手合いで助かった。

モンク嬢は敬虔なティアの信奉者らしく取り分の受け取りを断り、兄弟たちに分け与えていた。わたしは当面の生活を支える分として1gpだけ彼らに渡した。身の丈に合わない大金は不幸を呼ぶ。財産と地位を狙う悪漢の企みによって、わたしの家族が崩壊させられ、全てを失ったように。

彼らと別れて当初の目的地だった街に着いた。ティアの神殿に立ち寄り、残りの取り分を渡し、兄弟のことを配慮してもらうよう頼んだ。彼らの生活が少しでも良くなることを願って。

ジャンガリアン 1Lv
パラディン、ハーフエルフ

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