【notキャンプ4日目】養生について考える
目の痛みで医者に行きました。
実は昨夜キャンプ7泊目になるはずだったんですが、3日前から眼球の痛みと頭痛があり医者に行ったら、「ウイルス性の炎症で眼圧が異常に高くなっている珍しい症状です。このまま10日も放置していたら失明の可能性もありました」とのこと。飲み薬と目薬を2種類ずう処方されました。
今日は養生することにしました。
2日続けて森に行けなくなるので何とか生きたい気持ち。
薬で症状が改善したからいいんじゃないかという気持ち。
自分で決めたことが進まないことへの焦りの気持ち。
頭の中でぐるぐるしてましたが・・・
「今日は養生してください」の妻の一言に屈服。
「養生について考えた」
生を養うと書きます。
昔日本には養生所とかいうところがありました。たしか「赤ひげ」とかいう映画なんかもありましたが、病気を治すだけでなく心を養うことまでするところだったようです。現在の西洋の対処療法だけ行う病院が日本にできたのはつい最近の明治時代以降でそれまでは、ボレンティア的な療養所しかなかったようです。西洋でも病院の前身は教会で行われていたそうで、医療と共に心を養うところだったようです。
「動物たちはどうか」
昔飼っていた犬が具合の悪い時は、何日もじっと寝ていたように記憶しています。そうすることで体力の消耗を減らして自己回復していたんだと思います。アニマルプラネットなどでは、母親が親身に寄り添ってなめてあげたりしています。心のケアもしているんだと思います。しかし回復できないことがわかると悲しい表情を浮かべながら置き去りにしていきます。そして残された子供は静かに死を待つのです。これもまた生を養っているんだと思います。生きているものは必ず死にます。死に向かって生きているんですから。
「内面を見つめる」
生を養うためには、生そのものである自分の内面を静かに見つめることが大切です。いま自分の身体はどんな状態なのか、そして心はどんな状態なのか?そんなことを考える環境としてはやはり森の中のようなところがいいと思います。自分が森の住人になることは「養生」することにもなっているんだと思います。今日はできれば静かに内面を見つめる為にも森に行きたい。
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