きょう思ったこと

医学を学んでいると、病気を治すのに早期発見が大切かを身にしみて感じる。病気の治療には標準治療というのがあって、研究でもっとも効果を示すとされている治療方法が医療において共有されている。だから適切な診断がなされた場合、担当する医師によって患者の治療後の予後が変わるということは少なくなってきている。つまり、問題が小さいうちに早く病院に行き、診断が下されることが大切ということ。歯だって、ちょっと虫歯があるかもしれないなというときに病院に行き、処置すれば手遅れになることはない。定期的に検診を受けて、虫歯ないかチェックしていれば、なおよい。なのに、歯医者や病院に行って、検診や治療を受けないのは、めんどう、待ち時間が長い、つまらない、とかマイナスな面があるから。東京ディズニランドとか楽しいところだったら、みんな喜んでいくだろうけど。ここで思ったのが、みんなが病院にいくことにネガティブな気持ちを少しでも減らせたら、それは治療の技術を高めるということ同等かそれ以上の価値を持つのではないか。これはニーズに合わせた条件を備えているべきだと思う。仕事をしている人にとっては短時間で診察でき、仕事前に診察できるとか、子供やお年寄りがリラックスして診察できるようなコミュニケーションの取り方ができるとか。医療行為以外で自分にできることをやろう。

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