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海外ミステリー本感想5「ワニの町へ来たスパイ」


よく書店に並ぶシリーズをついに購入

   ジャナ・デリオン著
     ワニの町へ来たスパイ
        東京創元社

いつも行く書店で並んでいたシリーズ。〈ワニ町〉シリーズというらしくこの作品以降も翻訳刊行されている。

潜入任務で暴れすぎたために、敵から狙われる身となった超凄腕CIA秘密工作員のわたし。ルイジアナの小さな町で、自分と正反対の女性になりすまし潜伏するつもりが、到着するなり保安官助手に目をつけられ、住む家の裏の川で人骨を発見してしまう。そのうえ町を仕切る老婦人たちに焚きつけられ、しかたなく人骨事件の真相を追うことに‥‥。人口三百に満たない町でいったい何が起きている?

あらすじより

東京創元社とハヤカワ書房の本を、1・15・25日のポイント3倍の日に必ず1冊は購入するようにしていることは以前記事で書いた。
毎回この2社の棚に(左が東京創元社、右が早川書房お隣さん!)足を運び選んで購入する。買い忘れている本を重点的に集めることに繋がっているのでやっていて良かったと思う。
ただ段々何があってないかがわからなくなってきているが。

〈ワニ町〉シリーズという通称で呼ばれているこの作品。今まで手にしていなかったがようやく入手して読むことに。
新しい素敵な出会いにまた感謝!ということになった。

第1作目ということで登場人物の紹介や町の様子、人間関係の把握に費やされる部分が多い。
しかしそこをきちんと把握しないといけないことはミステリー作品では当然のこと。
途中からの展開の速さはやはり主人公がスパイだからか。
またかなり楽しめるシリーズと知り合えて嬉しくなった。

訳者あとがきでは10作まで刊行されているとのこと(2017年11月現在)
第1作目の最終ページでの紹介は5冊まで記載あり。
帯の裏側の紹介は6冊目まで(23年8月刊)あり。
早速昨日2冊目を購入しに行ったら誰かに買われてなかった。
悲しい。早く補充してほしい。お願いします。
本格ミステリーもいいけれどさらっと読めて楽しいミステリーももちろんいい。
やっぱりミステリーが好きなんだと思い直した9月です。


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