【学レポ vol.9】palette café 渡井さん
ジンザイが発信する静岡の企業紹介コンテンツ。学生インターンの後藤が、県内の経営者さんに取材をする学生レポーターになります。略して「学レポ」。
今回は「palette café」代表の渡井博子（わたいひろこ）さんです。宜しくお願いします！
健康にこだわる渡井さんの熱い想いを聞いてきました
略歴
1976年12月1日生まれ。趣味であるボディビルを続ける中で、食事の大切さに気づく。インスタグラムで発信を続けていた「食事記録」が好評だったことをきっかけに飲食店の開業を決意。2021年1月8日「palette café」オープン。
仕事のこだわり
「食」を通して地域の人を健康にする、地域貢献をするということを大事にしています。
食事は、“未来の健康への投資“だと思うので、今食べているものが皆さんの未来の骨や筋肉、細胞をつくるということを考えて、食材の一つ一つにこだわっています。
味覚に正解はないので「味が薄い」と感じる人がいたり、こだわりを理解してもらえないことも当然ありますが、日々の発信を続けるうちに、私たちの考え方を理解してくれる人がどんどん増えてきているのを実感しています。
「ここだったら絶対に安心！」「他の子も連れてきたい！」と言ってもらえるのが本当にやりがいだなと感じますし、これからも理解をしてくれるファンの方々のために頑張りたいなと思います。
予防にお金をかけたい！と思うそうです
どんな人を採用したいか
一番は、私たちの考えに共感してくれる人、価値観のシェアができる人と一緒に働きたいですね。
仕事の内容はあとからいくらでも覚えられますが、人間の「想い」は簡単には変えられないと思うんです。
ただ料理をポンと出すだけじゃなく、「この料理はここにこだわっています！」と伝えることができるか、それをきちんと理解してくれるかを採用では大事にしています。
食を通してみんなに健康になってもらいたい！幸せになってもらいたい！というくらい、気持ちが強い人と出会えたら嬉しいです。
私の推しアイテム
（従業員も含めて）大事な子供たちですね。
ボディビルの大会に出て1、2年目はなかなか結果が出せず、辞めたいと思ったこともありました。それでも続けてこれたのは、子供たちに「無理を決めない背中を見せる！」という目的があったからなんです。
子供たちに頑張りなさいと言葉で伝えるよりも、頑張っている姿を黙ってみせて背中で語るお母さんになりたい。
そんな想いが私をもう一度頑張らせてくれて、表彰台にも上がることができました。
自分が影響を与えたいと思える人がいて、その人たちのために頑張れる。挫けそうな時でも気持ちを奮い立たせてくれる。私にとって子供たちはそういう存在です。
渡井さんの目標
ボディビルの全国大会で表彰台に上がることが、今の大きな目標ですね。
実はこれまでにも、ネイルサロンや学校経営など、やってみたい！ということは何でもすぐにチャレンジしてきました。けれど、個人的には何をしたかよりも“どう生きたか“をすごく大事にしています。
よく「サボれたら嬉しい」「楽できる方が得」という考え方をする人がいますが、だとしたら死ぬまで寝たきりの方が得なの？って思ってしまうんです。
それだったら私は、死ぬときに「やり切った！」と思って死ねる方が理想だなと考えています。
死ぬときに何を経験値として持っていきたいか。
今の快適を選ぶよりも、未来の快適のために今を頑張る。
こんな考え方を大事にしていきたいと思いますし、未来の若者たちにも影響を与えられるようにこれからも自分の背中を見せ続けたいなと思います。
僕もこんな大人になりたいなって思いました！！
若者へのメッセージ
何かをやれる人とやれない人の違いは何か、って考えた時に
・やれる前に辞めた人が「やれない人」
・やれるまでやった人が「やれる人」
だと私は思うんです。
決して能力のある・なしではなく、やれるまで何が何でも続ける！という「諦めない心」「自分を信じる力」が大切だと考えています。
私自身も、ボディビルの大会で賞を取れないまま終わっていたら「賞を取りたかった人」で終わっていたし、取れるまで続けていたからこそ、今こうして自分の努力を語ることができていると思っています。
自分の可能性を信じてください。
他の誰よりも、自分が一番「無理」と思った瞬間に何もできなくなるんです。
どんなことでもいいので自分だけは無理を決めないこと、何ごとも諦めずにチャレンジし続けてほしいなと思います。
（沢山のパワーをいただきました）
渡井さんとpalette caféをもっと知りたい
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