【ホロライブ格ゲー】百鬼あやめ攻略 IdolShowdown NextFes

IdolShowdownの大型バージョンアップがあり名前もIdolShowdown Next Fes(以下ISDNF)となり以前のバージョンと比べ大幅なバランス調整が行われましたのでこれに対応した記事が必要と思い書きます。

今回はバージョンアップによる調整内容について書いていきます。

調整後のコンボはこちら



◆記事の読み方

▼入力方向について

この記事では入力方向はいわゆるテンキー表示です。
前が6、上が8、下が2、後ろが4

▼この記事のシステムや技の略称について

  • dl ⇒ ディレイ

  • sc ⇒ スーパーチャットキャンセル

  • 阿修羅の怒り ⇒ 阿修羅

  • 羅刹の怒り ⇒ H阿修羅

  • 真・鬼切り ⇒ H鬼切り

  • 余~だよ! ⇒ 余

  • アシスト ⇒ オフコラボ、STARコール両方を指す時の呼び方

  • コラボ ⇒ オフコラボで発動するアシスト

  • Starコール ⇒ STARコール・インで発動するアシスト

  • ゲージ ⇒ Starゲージとスーパーチャットゲージ両方を指す時


◆ISDNF全体のシステム変更点

全キャラ共通の変更点を先に書きます。

▼5L,2Lを連打キャンセル可能になり性能差を少なく

5L,2Lが連打キャンセル可能になりました。
連打可能な回数はキャラごとに差があり、あやめは5Lが3回、2Lは2回までです。キャンセルをやめると連打回数が復活するイメージです。
例えば「5L>2L」とすると次は5L2Lどちらへもキャンセル可能で5L残り回数2回、2L残り回数1回。「2L2L>5L」とやると5Lは残り2回、2Lへのキャンセルは不可といった感じ。
またこれに伴い全体的に5L2Lの性能差が小さくなり、全キャラ5F技を手に入れたりガードで五分の技が無くなったりして小技直ガ要求が無くなりました。ただしリーチ差はそのまま残っていてぺこらのように長リーチの5F持ちがいるので小技はリーチが正義な感じかもです。

▼6MHでスパチャ2本でガーキャンが可能に

ガード硬直中に6MH入力でガードキャンセル攻撃ができるようになりました。発生15で攻撃判定発生中あたりまで無敵、0ダメージで当てて距離が離れて五分、ガードで-10Fで性能は統一されているはず?
これの影響で非常に強かった固めや崩しセットプレイに対してスパチャ消費で対抗できるようになりました。

▼システム中段の性能をだいたい統一

システム中段の性能がだいたい統一され、発生23F、ガードで-3F、当てて+2Fになりました。一部ちょっとだけ性能が違うキャラはいるとか。

▼MS同時押しでM必殺技、HS同時押しでH必殺技がでるように

今まではSボタンで出せる必殺技は限られていましたが同時押しを使うことですべての必殺技がコマンド入力無しで出せるようになりました。
もちろんあやめの無敵昇竜も出せるのでとっさの対空や中段見てから昇竜などが非常に楽になりました。

▼無敵技からコンボ不可、アシストフォロー不可

22H系の無敵技や236Sの2ゲージ技などの無敵切り替えし技からコンボをしたり、アシストを使ってガード時に確反消しをしたりすることができなくなり、無敵技のリターンが小さく、リスクが大きくなりました。
当然あやめのH鬼切りもこれの影響をうけコンボ不可に・・・

▼端めくり不可

相手に画面端を背負わせて前ジャンプすると相手の裏に着地していましたがこれが不可能になり、画面端でのめくりが不可能になりました。
これもあやめには大きな向かい風で端での不知火表裏が不可に・・・

▼バクステに無敵追加

バクステの性能が変更され、無敵が追加、バクステ距離が短くなりました。
それなりに性能差がありあやめは4F無敵で弱い方なのであまり使いどころは少ないかも

▼スパチャゲージ3本で統一

どのアシストを使用してもスパチャゲージが最大3本で統一されました。
アシストによってはオフコラボ発動の必要本数が2本か3本か差があり、2本組は3本溜めて発動するとオフコラボ中にスパチャキャンセルが可能になるなど最大スパチャ数が少ないせいで弱いと言われていたスパチャ2本組が救済されています。

◆あやめの大きな強化

まずは大きな強化ポイントから

▼L版阿修羅の2段目に中下段択が追加

L版阿修羅になんと中下択が追加されました。
初段を出した後にMで22Fの下段、Hで23Fの中段がでます。
ヒットからコンボするのはスパチャキャンセルが必要でガード不利はそれぞれ-20Fと-9F、中段はヒット確認するのは無理な感じ。
さらに中下択は隙間が空くので暴れには確実に負けます。
崩しとしては面白い追加ですが、スパチャキャンセルでフォロー必須ですし、そもそも暴れに負けるのでかなり命を懸けて振る技です。

▼阿修羅がすべて空中受け身不可

阿修羅シリーズがすべて空中受け身不可になり、ヒットでダウンを奪えます。
ゲージのない序盤で阿修羅がヒットすると当ててどこで止めても不利になるという弱点が解消され、序盤戦が非常に強くなりました
個人的には一番の強化ポイントな気がします。

▼コンボルートの大幅変更(火力とゲージ効率上昇)

JL,JMのヒット硬直増加、3Hヒットで相手が浮いて中央でもM鬼襲につながる、鬼襲天空中ヒットでバウンドなど様々な変更がありコンボルートが大幅に変わった影響で平均火力がアップし、さらにゲージ効率が上昇しました。
以前のバージョンではH鬼切り経由ルートで端でないとスパチャ1本溜まりませんでしたが、今回は中央コンボで1本溜まるようになりました。
後述のH阿修羅を使えばさらにスパチャが溜まり、1コンボ1.8ゲージ溜まるルートなどもあります。

▼ツーボタン無敵昇竜が可能に

全体の変更で2HS同時押しでコマンド入力無しでH鬼切りがだせるように。しかも2要素が入っていればいいので、1HSや3HSでも発動可能、しゃがみガードしながらHS同時押しを擦るだけで無敵昇竜で割り込みが可能、めくりも対応できます。

▼一部通常技の不利フレームが小さく

M系や5Hのガード不利が少なくなり、固め直し択やダッシュ投げなどが多少やりやすく、ガード止めで切り返し技に強くなりました。
特にオリーぼたんあたりを固めるのがだいぶ楽に。
実は前バージョンではオリー相手に固めの隙間が空くとアーマー突進が確定、ガード止めでの暗転返し余だよはアーマー突進の暗転が短すぎて反応が非常に難しいと、オリーを固めるのはほぼ不可な状態でした。
ぼたんはオリーほどではありませんが、密着すると22Sで似たような状況が起きやすく、また持ち前の火力の高さからM系から択をかけるリスクが非常に大きかったです。

▼5L発生5F

全体調整の一環で全キャラのL技が似たような性能になりました。
あやめは5Lが発生5Fに変更され、念願の5F技を手に入れました
・・・がそもそも他キャラが持っていて困っていたガードで五分になる2Lやガードで-1Fの小技もなくなっているので前バージョンほどの強みは感じません。
とはいえ5Fがあるだけで暴れなどもやりやすいことに違いはありません。

▼H阿修羅の大幅仕様変更

H阿修羅は全く別の技になり強化弱体化両方あります。
具体的には以下の通り

  • 3段技に変更

  • スパチャはそれぞれ500,300,200で1000溜まる

  • 4段目の中下択削除

  • ヒットで相手を真上にふっとばしノーゲージでコンボ可能

  • ダメージが260から180へ低下

  • 見た目が熱そうな演出に変更

ダメージは減りましたがノーゲージでコンボ可能になったため、コンボでの使い方としては前バージョンのH鬼切りとほぼ同じです。ダメージもH鬼切りと同じなのでH鬼切りコンボの代用として用意された技なのだと思います。
ただダメージが大幅に落ちていることやH阿修羅>H阿修羅など前回のH阿修羅>H鬼切りに当たるルートが無いのでゲージ使用時の火力効率は大幅低下しています。

◆小さな強化

その他こまごまとした強化点、抜けはあるかも・・・

  • 5Lの全体Fが20Fから18Fへ強化

  • 2Lのガード硬直が9Fから12Fへ強化

  • 2Lのヒット硬直が13Fから15Fへ強化

  • 5Mの持続が3Fから5Fへ伸びて置きで強く

  • 5Mのガード不利が-7Fから-3Fに強化

  • 5Mのガード硬直が11Fから16Fへ強化

  • 5Mのヒット硬直が19Fから20Fへ強化

  • 2Mのガード不利が-8Fから-5Fに強化

  • 2M空中受け身不可

  • 2Mのガード硬直が14Fから18Fへ強化、連ガ不知火がやりやすく

  • 2Mのヒット硬直が21Fから23Fに強化、ヒット確認が楽に

  • 5Hのガード不利が-9Fから-6Fに強化

  • 5Hのガード硬直が11Fから16Fに強化

  • 2Hの初段と二段目が連ガ(直ガすると非連ガ)

  • 2H初段ジャンプキャンセル可能

  • 3Hリーチ増加、2Mより短いくらい

  • 3Hのガード不利が-15Fから-11Fへに強化

  • 3Hのダメージが70から95に強化

  • 3Hのガード硬直が11Fから16Fへ強化

  • JHのガード硬直が14Fから18Fへ強化

  • M昇竜持続が6Fに強化

  • M昇竜ヒットストップが伸びてscコンボが簡単に

  • M鬼襲立ちガード時の不利が-4Fから-2Fに強化

  • M鬼襲しゃがみガードするとなぜかあやめ+1F

  • M鬼襲のガード硬直が13Fから20Fへ増加

  • M鬼襲のヒット硬直が18Fから25Fへ増加

  • H鬼襲ガードで-1Fから五分に強化

  • システム中段の発生が25Fから23Fへ強化(全体変更の一環)

◆あやめの大きな弱体化

▼H鬼切りコンボ不可

全体の変更点にも書きましたがこのキャラの最強ポイントの一つ、無敵昇竜であるH鬼切りからコンボが不可になりました。
ダメージが低下しただけでなく、コンボでのスパチャ稼ぎもできないのでかなりの弱体化です。とはいえさすがに強すぎましたね。

▼L阿修羅初段ガードで-7F、くらい判定増加

L阿修羅初段ガードで-7Fに変更されました。
かなりキツイ弱体化で多くのキャラは9Fリーチ技があるため、初段ガード止めが直ガされると確反になります。
また相変わらずフブキころねの5Mが7Fなので、この二人にだけは通常ガードで確反のため、L阿修羅ガードされるだけで暴れ潰しの2段目だす出さないの死の読みあいが始まります。
この調整はマジでなんで・・・?
さらにくらい判定が攻撃判定先端まで覆うように大きくなり、飛び道具に対してL阿修羅先端を使った差し込みが不可能になりました。
具体的にはそらの「5Mor6M>L音符」に対してL阿修羅を振ると負けるようになり、そら戦の基礎対策が無くなり触られたときがかなりつらくなっています。

▼不知火を利用した端めくり不可

またまた全体の変更点にも書きましたが端でめくれなくなったので、端での不知火を使った強力な表裏択が不可能になりました。
コマンド入力不要になったH鬼切りや中下択が追加されたL阿修羅と違い純粋な弱体化です。

◆小さな弱体化

  • 5Lの不利が-1Fから-2Fに弱体化

  • 5Lのヒット硬直が18Fから15Fに弱体化

  • 2Lの全体Fが17から19Fに弱体化

  • JMのくらい判定が伸びて負けやすくなった

  • L昇竜にクソデカくらい判定追加、置き技として弱くなり空振りスパチャ溜めもしづらくなりました。

  • L昇竜ガード不利が18Fから20Fへ弱体化

  • L鬼襲通常ヒットからsc鬼襲天が繋がらないように、なんで・・・?

  • M鬼襲の全体硬直が40Fから44Fへ弱体化

  • L阿修羅のガード硬直が19,19,25から16,16,22へ弱体化

  • L阿修羅のヒット硬直が23,25,31から20,20,27へ弱体化

  • 投げリーチが短く、スカ硬直が長く(全体変更の一環)

◆アシストの変更点

よく使われるアシストのみ書きます。

▼ミオの補正弱体化

ミオの補正が1.2倍から1.1倍へ弱体化しました。

▼ロボ子さんの大幅弱体化

ロボ子さんのビームの発生が11Fから40F代まで大幅弱体化し、以前の使い方は全くできないように。ガード硬直などはそのままなのでコールインは他キャラの下位互換といっていい状態です。
流石に弱くしすぎでは・・・

▼投げからアメリアコンボ不可で弱体化

全体調整の一環ですが、ダウン拾い技を当てると即コンボ制限になるため、アメリアも投げ>アメリアでコンボが終わるようになり大幅な弱体化を受けました。
とはいえ一部キャラの遠距離でのアメリア拾いコンボはありますし、強力だったオフコラボもそのままなのでまだまだ現役なアシストです。

▼キアラのバグ修正と発生速度高速化での大幅強化

キアラのすっぽ抜けがなくなり普通に使えるようになりました。
さらに発生が早くなったためシステム中段ヒット確認から繋がるようになりました。
元々バグさえなければ旧ロボ子アメリアに並ぶ強アシストだったのですが、まさかの発生強化、全体修正でスパチャも3本になりました。
はっきり言って今バージョンダントツの最強アシストです。
とりあえずキアラ選びましょう。

◆全体的な雑感

L阿修羅空中受け身不可や通常技のフレーム関連改善、ゲージ稼ぎ力向上などの前バージョンでの細かな弱点が修正、コマンド入力不要の無敵昇竜など使いやすさが大幅に向上しました。でもコマンド無し版は無敵消される気がする
一方で振りづらくなったL阿修羅や不知火表裏など攻撃面の強みが弱体化、特にL阿修羅の弱体化が特定キャラとの相性が一気に悪化しています。
フブキころねそら戦は一体どうなってしまうのか

新仕様でのセットプレイなどはまだまだ開発中なので弱まった攻撃面をどれだけ強くできるかが課題ですね。

ただ正直キアラが強すぎるので今のところ何とかなっています。そのキアラはどう考えても弱体化するのでキアラ弱体化後はどうなるかなーといった状態です。