「これから出会う大切な誰かのために」なかなかでない勇気が溢れ出す方法。

先日、こんな記事を書きました。

「いい本を本当の意味でいい本にするためには、学んだ内容を行動まで結びつけることが大事だけど、それには勇気が必要だよね。でも、勇気ってわかってはいてもなかなか出ないよね」的な内容です。

今回は、「勇気の出し方」について書こうと思います。

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行動力をあげるための最適なアプローチ

行動力をあげるためのアプローチって色々ありますよね。

「海賊王になる!」のように大きな野望を抱えてそのために行動するルフィみたいなパターンもあれば、多額の借金を抱えているとか、貯金がまったくない今のままだとこの先やばい、的な危機感を原動力に変えるパターン。

探せばもっとたくさんあるかもしれません。

このように考えると、行動を起こすための原動力は勇気以外に野望とか危機感とか色々ありそうです。

とはいえ、個人的には「勇気」が最適なアプローチだと思っています。

野望とか危機感だと、行動が継続されにくいんです。

たとえば、プロ野球選手になるという夢(野望)を掲げたとします。その夢を実現するためには鬼努力が必要になります。

で、鬼努力を継続するためには、プロ野球選手にならないといけない強い理由が必要です。

「昔死んでしまった親友とプロ野球選手になる約束をした」とかでしょうか。

どうしてもプロ野球選手になりたい強い理由があるほど、死に物狂いでプロ野球選手を目指すはず。

でも現実にはそういう強い理由なんてなかなかないので、「あーあ、鬼努力つれーな。やっぱプロ野球選手やーめた」みたいになりがちなんですよね。

これに比べると、危機感は行動力を上げやすいんですが、これまた継続性があまり高くありません。

途中で出ることはできないお化け屋敷に入れば、とりあえずはゴールまで駆け抜けますが、出た後に「よし!もっかい入ろう!」とはなかなかならない、みたいな感じです。

さらにいうと、危機感ってよっぽどのことじゃないと感じにくいんですよね。

ぼくだけでなく、災害についての備えができていない人って多いのかなと思ってるんですが、危機感って直面して初めて持てるもの。

なので、行動力をあげるためのアプローチとして、個人的には野望を掲げることや危機感を煽ることはしっくりきませんでした。

一方、「勇気」というアプローチは、辛くても頑張れるし、継続性も高いと思っています。

ただし、これにはポイントがあって、「自分のため」だとダメなんです。「誰かのため」に持って初めて勇気は行動力のエネルギーになります。

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