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「ありがとうを増やす」効果的にギブするためのフレームワーク。

今年のテーマのひとつとして、「ひとにフォーカスする」っていうのを掲げています。

要は「ギブできるひとになろう」っていう話なのですが、じゃあどうすれば ギブできる人になるのか?をちゃんと考えていなかったので、今回 note にまとめつつ、その辺を考えてみようかと。

現在進行形で考えながら書くので、ちょっと文章にまとまりがないかもしれません。ごめんなさい!


だれにギブしていくか?

ギブの対象ですが、当然「じぶん以外のすべての人」が対象になります。

ただ、この対象者に対しては気をつけた方がよくて、「ギブし続ける」という観点でいくと、対象者はある程度選んでいく必要が出てきます。

どういうことかかんたんにお伝えしますね。

TEDに出演した「アダム・グラント」さんの言葉を借りると、どうやらこの世の中には、以下の3種類のひとがいるようです。

☑︎ ギバー
☑︎ マッチャー
☑︎ テイカー

ギバーは「自分から進んでギブできる人」、マッチャーは「ギブしてもらえたら自分もギブで返せる人」、テイカーは「基本的にギブすることなくひたすら受け取り続ける人」です。

補足しておくと、テイカーでも「戦略的にギブする」ことはあるようですが、ややこしくなるのでいったんここではおいておきます。

で、結論からいうと「テイカーに対するギブはあまりしない方がいい」ということ。

疲れちゃうからです。

テイカーを他のことばで置き換えると「自分のことしか考えていない人」と言い換えることもできます。

自分のことしか考えていない人にギブしても、ギブする側は疲れちゃうし、テイカーのためにもなりません。受け取る側でい続けると長い目でみて人が離れていくことは明白なので。

というので、まずは「すべてのひと」を対象にギブをして、「あ、このひとテイカーだな」と感じた人は外していく、みたいにするのがいいと思います。

テイカーに対してギブするなら、「ギバー」と「マッチャー」に対してギブした方が、自分も世の中もハッピーになりそうです。

ちなみに、もちろん生まれた時からこの3種類に人間が分かれているわけではないので、後天的に行動で変えることはできるみたい。

逆にいうと後天的に「テイカー」になる可能性もあるので、そこは注意した方がいいですね。中長期的にみると、圧倒的に損しそうです。

割合でいうと

ギバー:25%
マッチャー:56%
テイカー:19%

で、世の中の5人に1人はテイカーらしいですよ。

ぼく自身も「テイカーになっていないかな?」ってすごい気をつけないと、と思いました。。

まだ TED の動画と、あっちゃんのYouTube大学しかみていないので、本を買って読んでみようと思います。もしこの辺興味あれば動画見た方がわかりやすいと思うので、リンクも貼っておきますね!



どうギブしていくか?

「ギバーとマッチャーには、見返りを求めずギブし続けていこうね」という「ギブの対象者」はある程度はっきりしました。

「じゃあどうギブしていくか?」なんですが、ここが結構むずかしいなぁと感じていまして・・・

まず「ギブってなに?」っていうのを考えたとき、直訳だと「与える」になるわけなんですけれど、わかりやすく定義するとこんな感じになると思います。

人のために「時間」「お金」「労力」をつかうこと

「労力を使う」のは、つまるところ「時間を使う」ことでもあるので、おなじ意味で捉えてもよさそう。

ただ、これだとまだちょっとふわっとしているので、もうすこし解像度をあげてみます。

人のために時間とお金と労力を使って、「ありがとう!」といってもらえる行動をとる

これが「ギブする」の定義になるかなーと考えました。

ギブなしに「ありがとう」は言ってもらえないと思うので、ありがとうといってもらうのが目的ではないですが、ちゃんとギブできてるかどうかの指標にするには適していると思います。

「どうすればありがとうと感じてもらえるか」

ここを指標にしたとき、ひとによって「ありがたい」とか「嬉しい」「助かった」とかの基準が違うじゃないですか。

なので、「これをしたらいい」っていう明確な何かはないと考えたほうがよさそうです。

でもそれだと漠然としているので、ひとつのヒントとして、「自分がしてもらって嬉しかったこと」を思い返してみるといいかもしれません。

たとえばぼくだと、最近してもらって嬉しかったことはこんな感じです。

☑︎ 田舎から送ってもらったよというりんごをわけてもらった
☑︎ 旅行や遊びにいく企画をしてもらった
☑︎ イケてることを「イケてるよ」といってもらえた
☑︎ イケていないことを「イケてないよ」といってもらえた
☑︎ 笑顔で一緒にいてくれた
☑︎ 辛いときに話を聞いてもらえた

「ありがと」って思ったときは「ありがと」って伝えることも立派なギブだと思いますね。

ともあれ明確な答えはないので、想像力を働かせて、「相手の立場だったらどうしてもらえると嬉しいか」を考えて、ひたすら行動し続けるとかでいい気がします。


ギブするときの注意点

いくつか気をつけた方がいいなと思うところもあります。

☑︎ 価値観の押し付けにならないようにする。
☑︎ お金よりも力を貸す

「これは絶対喜んでもらえる」と思い過ぎてしまうと、価値観の押し付けになりやすいです。

本当にいいことかもしれませんが、最終的な良し悪しは相手が決めることなので、自分の価値観を押し付けすぎないように気をつけたほうがいいでしょう。

また、基本的にはお金に関するギブは相手のためにならないことが多いです。

お金を必要としている人にお金を貸しても、それは根本的な解決にはなりません。

有名な例え話があって、森でお腹を空かしている人にあったとき、するべきは「食べ物をあげること」ではなく、「食べ物の取り方を教えてあげること」だと言われています。

食べ物を渡しても、お腹はまた空くし、そのとき食べ物の取り方がわからないと、餓死しちゃう可能性があるからです。

もちろん状況にもよりますけど、「お金に困ってる人にお金を貸す」っていうのは基本的に悪手なんですね。

本当に助けてあげたいなら、「お金」ではなく「力」を貸すようにするといいと思います。

その方がありがたみも感じますし、中朝的にみたらそのひとのためになる可能性が高いです。

「じゃあ金銭的なギブは一切しないのか」というと、ギブにお金を使わないわけではありません。

誕生日やお祝いごとにあたってプレゼントをあげたりとか、寄付したりとか、何かのお礼にご飯を奢ってあげたりとかはありだと思います。

いろんな本に書いてありますが、収入の10%は寄付するのがオススメらしいので、ここを目安に金銭的なギブもしてみるといいでしょう。

ぼくもします。

・・・うん。

ちょっと使い方を見直そう…。


というわけでまとめます

【内容】
・すべてのひとを対象にギブする
・テイカーは排除する
・ありがとうと思ってもらえることに、時間とお金と労力をさく
【注意点】
・見返りを求めない
・価値観の押し付けない
・お金よりは力を貸す

「情けは人の為ならず」

ひとにしたギブの分だけ自分が幸せになると思います。嫌われる勇気で知られた心理学者アドラーも、貢献感が幸せを感じさせるみたいなこといってました。

ひとをしあわせにして、自分もしあわせになりたい2021年。

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