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#メモ 「幸せを買う方法」から学んだ、他者貢献の大切さ。

こんな動画を見ました。

Michael Norton: マイケル・ノートン: 幸せを買う方法


ざっくり内容をまとめると、「自分のためにお金を使っても幸福度は変わらないが、ひとのためにお金を使うと幸福度は上がる」というお話です。

たとえば、ある大学で5 - 20ドルのお金を学生に渡し、片方のグループには「17時までに自分のために使って」といい、もう一方のグループには「17時までに誰かのために使って」といいます。

実験「前」と実験「後」で、それぞれのグループに幸福度を確認したところ、「人のために使ったグループの方が幸福度が高かった」とのこと。

たくさんの国 (貧しい国含む) で同様の検証を行っていて、研究結果を見る限り、「確かにこれはひとのためにお金を使った方が幸せ度は上がりそうだぞ...!!」と感じました。


「貢献感」が幸せをもたらす

この研究結果である、「なぜ、ひとのためにお金を使った方が幸福度が上がるのか?」という謎を解くことができれば、お金以外のところにも転用できそうな気がします。

ちょっと考えてみたのですけれど、たぶん「貢献感」が「幸福度」を上げる要因になってるんじゃないかなーと思いました。

貢献感っていうのは「人の役に立っている実感」といいかえることができます。

・ひとのためにお金を使う
➡︎「ありがとう」という言葉をもらう
➡︎ 自分の行いの価値を実感する
➡︎ 貢献感を得る
➡︎ 幸せだと感じる

ロジックとしてはこんな感じですね。

「嫌われる勇気」という本で世間に名が広がったアドラーも、「他者貢献」がしあわせをもたらすよ的なことを伝えています。

「幸せ」とは人の役に立ったと感じること、すなわち「貢献感」から生まれるものだからです。

というわけで、「ひとのためにお金を使うとしあわせになるよ」っていうのは、「ひとの役に立っている実感」からくるもので、別にお金じゃなくてもいいのですよね。

ひとの役に立てている実感、つまり「貢献感」さえ得ることができれば、しあわせを感じることはできるはずです。

自分のことばっかり考えるのではなく、それと同じ以上に「どうすればひとの役に立てるのかなー」と考えることが、人生を幸せに生きるコツかなーと気づきました。

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