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「俺か、俺以外か」と言える自分になるために。

「俺以外」として生きるほうが何倍も楽だろう。周りと同じでいい。カテゴライズされた中の一人でいいという感覚は、ぬるま湯のようで楽なのかもしれない。でも俺は、どんなに楽で居心地が良かろうと、「俺以外」として人生を歩んでいくのは嫌なんだ。きつくても、つらくても、どんな犠牲を払ってでも、唯一無二の「俺」でいたい。

ローランド師匠、そう、ぼくにとってはもはや「師匠」と呼ぶべき存在のローランドさんが書いた「俺か、俺以外か」を読みました。

・・・めちゃくちゃ印象深かったです。

面白いっていうよりは、ローランドさんの考え方がすごい勉強になるなって思えるところが多くて、非常にためになりました。

ローランドさんが「俺か、俺以外か」といえるほどに自分に自信が持てるのは、もともとそういう性格だったのもあるみたいですが、その自信の土台となるとんでもない努力量があってこそな気がしました。

高校時代のサッカー部、大学を辞めて入ったホストの世界、そして今に至るまで、ずっと全力で生きてきたんだなーというのが本からすごく伝わります。

というわけで、今回は「俺か、俺以外か」を読んで学んだことを書評ではないですが、備忘録的に文章にしてみます。

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常に自分の頭で考え、決断することで、自分の哲学を貫く

・大学入学後、わずか数日で退学する
・ホスト業界に入る
・売り上げが一時的に下がっても「売掛」というスタイルを止める(ホスト業界では一般的らしいです)
・ホストだが酒を飲まないと決める

などなど、「常識」という枠にとらわれているとなかなかできない数々のことを、ローランドさんは自分の頭で考え、決断し、行動してきたようです。

自分の哲学を大事にし、その哲学に沿って生きているんだなっていうのが、生き様から伝わりました。

常識にそぐわない決断や行動は、まわりからの反感をかい、「やめとけ」ラッシュに包まれやすくなりますが、それでも自分の決断を信じて行動し、結果的に成功させてきたことで、自信につながっている側面はあるのかなと。

自分の頭で考えること、考えに沿って、決断すること、決断したことを行動に移すこと、移した行動を成功に結びつけることは、大小かまわず誰にだってできることです。

ダイエットしたいから、毎日3キロメートルランニングする、だって、立派な決断といえるはず。

「3キロぐらい走ってもなんにもかわらんよ」

まわりからそう言われても、自分を信じて走り続けることで、意識が向上し、少しずつ距離を伸ばして、結果ものすごい痩せることもできると思います。

自分の頭で考えて、決断力を磨いていくのはいいなと思いました。

誰かに意見を聞くっていうのも、とりあえずやってみるっていうのも、立派な考えるだと思うので、「考える」は広義的にとらえても良さそうです。

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年齢は聞かない

人間、どれだけ生きたかではない。どう生きたかだ。

若くてもすごい奴はいるし、年齢を重ねてもできない奴はいつまで経ってもできない、という表現がありました。

これは確かにその通りで、ぼくも理解はしていたつもりなのですが、とはいえ「若いのにすごいね」なんて言葉を使ってしまうこともちょくちょくあったんですね…。

このような「若いのにすごいね」「若いからしょうがない」といった思考は、成長の妨げになってしまう。

これは逆もまた然りで、「歳だから」的な言葉もまた成長を止めてしまうはず。

自分の立場でいえば年齢をいいわけにしない姿勢が重要だし、ひとに対しては年齢で判断しないという考え方を徹底したほうがいいなと思いました。

どれだけ生きたかではなく、どう生きたか。

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自分に嘘をついたことは一度もない

・・・らしいです、ローランドさん。

この人と付き合いたい。
こんな生活がしたい。
これが欲しい。

直感的にそう思ったなら、それが事実。理由を作って自分をだますのではなく、素直になった、全てを手に入れにいく人生の方が楽しい。

感銘をうけました。

ぼくは何かと理由を作って自分を騙してばっかりです。

もっときれいな家に住みたいと思っても、「まぁ今の家でも不便はないしなぁ」とそれっぽい理由をつけて、自分を騙します。

「日本1週原チャで旅してみてぇなぁ」と思っても、「仕事するのも嫌いじゃないしな」とごまかしに向かう。

これが、自分の直感に従って生きていけたらどんなに素晴らしいかと。

昨年、すごい素敵だなーと思える女性に出会い、告白して、3尺玉くらい見事に散りましたが、あれはあれで清々しい思いができました。

「やらない後悔よりやる後悔」と言ったりしますが、どうせなら「やる後悔」を増やしまくっていきたいですね。

とはいえ、いきなり直感に全振りするほどの勇気はないので、日常の中で少しずつやる後悔を増やしていこうと思います。

少しずつでいいから、もっと自分に素直になります。

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I Love 自分

本を読んでると、ローランドさんは本当に自分のことが好きなんだなっていうのが、 1ページに1回くらい思わされます。

ただ、自分を好きでいられるように、自分の哲学を大事にするし、いつもNo.1を目指すし、体を鍛えるし、自分の気持ちに嘘をつかずに素直でいる。ひとが見ていないところでもかっこつける。

だからこそ、自信を持って自分が好きになれるんだなという気がしました。

自分の行動って、自分が1番見ています。人が見ていないところでの行動も、自分は絶対に見ているわけで、そういうときにいけてない行動が多くなると、少しずつ自分のことが信じられなくなり、自信を失っていきそうです。

たとえば、人知れず寄付や募金をしたり、たいせつな人の誕生日に一生懸命頭を悩ませてプレゼントを贈ったりすると、ちょっと自分のことを好きになれると思うんですよね。

そういう行動を積み重ねて、自分を大好きになっていくっていうのは、自信を持つためにすごいいいのかも、と思いました。

ぼくも「I Love 自分!」と心から思えるように、自分のことを好きになれるような行動を増やす努力をしてみます。

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以上です。

kindle unlimitedに加入されてる方は読み放題対象として読めるので、ぜひ読んでみることをオススメします。

とくにメンズは必見です。笑

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