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「落ちているゴミを拾う」と自信がつく理由。

ここ1年ほどですが、落ちているゴミを見かけたら拾うことを習慣にしてきました。
(#いい人でしょ)
(#好きになってくださっていいんですよ)

ゴミ拾いを始めたのは「ひとにみられていないときの行動が自分をつくるよ」となにかの本で読んだことです。

「みんな他人には良く見られたいから、ひとに見られているときには善い行動を心がける。

一方で人に見られていないときには『見られていないからいっか』という意識で軽率に行動してしまう。

でもその行動も、ただひとり、必ず見ている人がいる。自分自身だ。

『ひとに見られていない』という理由で軽率に行動すると、『ひとに見られていなければ軽率な行動をとってしまう人間である』と自分で認識してしまう。そうすると、自分が信じられなくなって、自信をなくす。

ひとに見られていないときでも『善い行動』を取れるようになると、『ひとに見られていなくても善い行いができる人間だ』と自己認識できる。結果として、自信がつくのだ」

みたいな内容だったと思います。

で、実際に1年間ほどゴミ拾いをしてみて、たしかにその通りだと感じました。

継続することで、「お、今日も人に見られてないけどゴミを拾えたぞ。少しずつ人間レベルがあがってきてるのかも」と、自分に対してポジティブに思えるようになっています。

なので、自信を失ってしんどくなっちゃってる人は、人が見ていなくてもゴミを拾う習慣をつけられると良さそうです。


「寄付するといいよ」も同じ

多くの本に「収入の10%を寄付するといいよ」みたいなことも書いてありますが、これも同じ理由なのかな思います。

寄付をすることで、「自分は寄付ができる人間なんだ!」と認識することができます。さらに寄付を継続することで、この認識をどんどん強めることができます。

「自分は善い行いができる」という認識が強まれば、さらに人に見られていない時の行動に気をつけるようになるはずです。

「陰口を言わなくなる」とか、店員さんに対しても「必ずありがとうと伝える」とか、「感情に任せて怒ることをやめる」とか。

で、こういう行動を繰り返すことでさらに「自分は善い行いができる」という認識が強まって、無限ループ状態になります。

こうやって人間性がよくなっていくんじゃないかなーと思いました。

人間性がよくなれば、そういうのは意外とちゃんと見てくれてる人がいて、チャンスが巡ってきやすくなりますし、「類は友を呼ぶ」というように、周囲もそういう人が増えてくるはずです。

結果、自分にはメリットしかない状態になります。


行動から入ることで中身が変わる

「楽しいから笑うんじゃない。笑うから楽しくなるんだ」みたいなことばがありますが、まさにこの通りで、自分のとる行動によって「思考」や「感情」が作られるのだと思います。

とくに、その行動のハードルが高いほど、「思考」や「感情」への影響は強まるのではないかと。

「人に見られている時の善い行動」よりも「人に見られていない時の善い行動」の方がハードルは高いですし、「1週間毎日10km走る」よりも、「1年間毎日10km走る」の方がハードルが高い。

「このハードルを超えられる人間なんだ、ぼくは」と強く認識できるので、より強い自信につながるのかもしれないですね。

とにもかくにも、人に見られていない時に落ちているゴミを拾うだけで、自分はおおきく変わるので、すごくオススメかも!ってお話でした。

よかったら試してみてくださいねー!

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