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大和証券の中期経営計画

こんにちは。お金のマーケットプレイス"お金の健康診断"を提供する株式会社400Fで代表をしている中村仁です。

前回のnoteでは野村證券営業部門の経営計画をまとめました。今回は大和証券の中期経営計画の中からリテールに関する部分を取り上げ、さらに個人的な所感も含めたまとめを書きます。

野村證券営業部門の経営計画のnoteはこちらになります。

こちらのnoteは有料(500円/本、マガジンは1000円/月)です。こちらのnoteをご購入いただくと以下のようなことがご覧いただけます

- 大和証券リテール部門の中期経営計画のまとめ
- 大和証券と野村證券の違い
- 大和証券の中期経営計画は個人的にどのように評価しているか

1. 大和証券リテール部門の中期経営計画のまとめ

大和証券では先日中期経営計画の発表を行いました。まず前中期経営計画の総括では進捗についてのまとめがありました。大和証券ではNPS(ネットプロモータースコア)を目標においており、こちらについてはNo.1を獲得としています。ただし、第三者機関であるJDパワーによる2020年個人資産運用満足度調査ではNo.1ではありません(下記リンク参照)。色々な考え方がありますが、個人的には自社都合の評価でトップを取っても意味がないため、こちらは見直した方がいいと思います。また、預かり資産については75.3兆円と目標の80兆円に届きませんでした。業績KPIは目標に対して経常利益、ROEとも未達で、連結自己資本規制比率はクリアしています。結果としては、コロナの影響などもあったとは思いますがなかなか厳しい状況だったのではないでしょうか。

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