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【解答例あり】日本の公的年金制度について(800字)テーマ型小論文

こんにちは。
現役の塾講師として小論文の指導をしています、じんまるです。

突然ですが、小論文対策は順調に進んでいますか?

順調に進んでいるという人は、その調子で対策を進めていきましょう。

もし思うように進んでいない人も大丈夫。

そんな人に向けて、小論文対策のヒントをたくさん詰め込みました。

このnoteでは、小論文の練習問題に挑戦しながら、模範解答やポイントを解説していきます。

「小論文対策を効率よく進めたい」
「合格できる答案のポイントを知りたい」

そんなあなたのお手伝いができると嬉しいです。
それでは早速、はじめていきましょう。

このnoteは無料部分と有料部分に分かれています。

前半(無料部分):テーマの概要とアウトライン紹介
後半(有料部分):模範解答とポイント解説

前半だけでも練習問題に挑戦できますが、「模範解答を見て勉強したい」「小論文のポイントを知りたい」という人は、ぜひ後半もご覧ください。

また購入特典として、この問題を解く際に作ったメモを掲載しています。


▶テーマは「公的年金制度」

今回のテーマは「公的年金制度」についてです。

日本の年金制度については、学校の授業で習ったことがあると思います。

どのような制度なのか、あなたは説明できますか?

もし自信がなくても大丈夫。

そんな人は、このnoteを読み進めるまえに調べてみてくださいね。

さて、日本の年金制度ですが、実は40年前からほとんど変わっていません。

昔から変わらず、現役世代から徴収したお金で高齢者を支えるという仕組みのまま。

さすがに40年も経てば社会も変わるので、現在の日本には合っていない部分もあるんです。

今回はそんな問題点に注目して、解決策を考えていきましょう。

▶練習問題を解いてみよう

模範解答の解説をはじめる前に、あなたも問題を解いてみましょう。

どんな内容でもいいので、とにかく書いてみることが小論文上達への近道です。

まずは時間を気にせず取り組んでみてくださいね。

では、紙とペンを用意してください。

よーい、スタート!


問題:
日本の公的年金制度について、あなたの意見を800字以内で述べよ。


さて、一通り書くことができたでしょうか。
スラスラ書けた人も、そうではない人も、ひとまずお疲れさまでした。

では、ここからは私が書いた模範解答を紹介させていただきます。

▶模範解答を見てみよう

▷アウトラインをチェック

まずは、ざっくりとしたアウトライン(構成)を頭に入れておきましょう。

なんとなく把握しておくだけでも、小論文の流れが理解しやすくなりますよ。

・このままでは年金の財源不足が起こる
・解決策として少子高齢化対策の強化を提案
・現状の対策は根本的な解決策になっていない
・未来への投資に注力する必要がある
・共働きや出産後の継続就業率も上昇している
・子育てと仕事を両立できる環境を整えるべき

それでは、上記のポイントをふまえて模範解答を見ていきましょう。

▷模範解答をチェック


<問題>
日本の公的年金制度について、あなたの意見を800字以内で述べよ。


 日本の公的年金制度は賦課方式を採用しており、40年前から変わっていない。しかし、受給者の増大や現役世代の減少により、財源不足が懸念されているのが現状だ。私はこの問題を解決するために、少子高齢化対策を手厚くすべきだと考える。

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