note一周年記念は、花粉症と金属の話

久々にnoteにログインしたら、一周年のバッジを獲得した。
そうか、もう一年か。
ブログに入れなくなったから〜と大慌てして、新しい情報発信の場をnoteに求めて駆け込んだものの、上手に活用できていない。
というか、もともと減りつつあった体力と集中力がこの一年でさらに激減し、1日に書ける文章量がピーク時の十分の一くらいになってしまっていることに気づいた結果、まとまった文章を書く体力は仕事のために取っておこうと考えたせい。
……いまもここまで文章を打つだけで、もう疲れてる。

とにかくまぁ疲れやすくなった。
とくに2月から4月、9月と10月は、疲労感がはんぱない。
花粉の飛散期だけ呼吸を止めて生きられる……わけもなく、
ある程度は吸いこんでいるようで、まず頭皮と顔が痒くなる。
舌下免疫療法を四年でギブアップしたあとは、
アレグラ→オロパタジン→ルパフィンと抗アレルギー剤を変え、
今年も例年どおり1月頭から服用している。
食べるものも気をつけている……つもり。
それでもやはり体調は悪い。相変わらず悪い。
肘やら耳の下やら、弱いところにアトピーも出る。
一日中頭がぼんやりして、注意力が散漫で、背中全体が強ばっている。
でも、ひとつだけ例年とは異なる症状がある。
あるというか、ないというか。

じつは花粉症のメイン症状が、軽い。
いわゆる「鼻水・目の痒み・くしゃみ」の3大症状が、
例年の同時期と比較して、ずいぶん軽い。
抗アレルギー剤とシダキュアを併用しても涙と鼻水と痒みが止まらず、
「花粉に殺される!」と専門医に駆け込んで、
二週間に一度注射を打ってもらっていた平成末期が嘘のように、軽い。
これは抗アレルギー剤のおかげではなく、
口内の金属をすべて除去したからではないかと推察する。

私は花粉症と果物やジアミンアレルギー以外にも、金属アレルギーを抱えている。
パッチテストの結果では、塩化第二錫、塩化亜鉛、塩化白金酸に反応が現れた。
じつは二年前、ウン十年前に詰めた奥歯の銀の詰め物が、ボロッと外れた。
駆け込んだ歯科で「昨今は使用しないほど古い金属」と教わり、
かなり劣化しているから、他の歯に被せてある金属も全部取り替えた方がいいとのアドバイスをいただき、皮膚科でパッチテストを受けてみれば、
塩化第二錫、塩化亜鉛、塩化白金酸に反応が現れた、という事情。
歯科溶剤、化粧品、釉薬ガラス、ハンダ、メッキ、金属装飾品、
プラチナの指輪やピアスで皮膚がただれた原因も、
錫の食器を使うと口の中がゾワゾワする理由も、
ヘアピンをつけた部分の頭皮がボロボロにかぶれた原因も、
趣味だったステンドグラス制作で頭がふらつく原因も、合点がいった。

これらの金属は歯科用剤、歯科用セメントでもあるため、
口の中で鈍い光を放っていた銀歯を全部樹脂に変えた……のが、令和3年の春。
以降、金属のアクセサリーも化粧もやめた。

そしたら令和4年、5年と、上記の3大症状がとても少ない。
令和2年の春も、もしかしたら、それまでよりは軽かったかも。
コロナ禍でずっとマスク生活だからかな……と思っていたけど、
そもそも花粉の季節は、コロナ前からずっとマスク生活だし。
でもやっぱり、今年も軽い。
年々増す疲労感や集中力の低下は、年齢と運動不足が原因だろうけど、
3大症状が明らかに軽くなったのは、
アレルギー症状を増幅させていた歯科金属を除去したのが大きいと思う。

いま蕁麻疹やらヘルペスやらアトピーやらを同時発症中で、
免疫力の低下を痛感しているのに、花粉症だけが軽いから、
「変だな」と逆に不安になってお薬手帳を遡り、自己診断の結果行きついた答え。
少しくらいの目の痒みなら、今年は点眼だけで問題なし。
鼻水も、朝は多いけど昼間はほとんどなし。息も苦しくない。

樹脂の詰め物やクラウンは弱いとか10年もたないとか、デメリットもたくさん聞こえてくるけれど、個人的には樹脂にしてよかった。いまのところは。

花粉症状が酷い方、
もしかしたら私のように金属と併発している可能性もあるから、
いつ、どんなとき、どんな不調が現れたのか、
過去の自分を追ってみるのもいいですよ〜とまとめて、久々の更新をそっと終える。
……久々のnoteなのに、ときめくような話題じゃなくてゴメンやで。



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