水分の摂取不足は夏以外でもやってくるので注意が必要とからだがうったえた
はじめに
きのうのあさ。職場からあるきはじめて1分もたたないうちに両足がつりそうになった。そういえばいつもの水分をまだ摂っていないと気づいた。水を口にふくんでほどなく足のいたみはひいた。まちがいなかった。
このところ気候がおちついて暑さはそれほどでない。油断しがち。
きょうはそんな話。
秋のおとずれ
ほんとうに長かった夏がようやく通り過ぎようとしている。昼間の気温はたまに夏日をしめしてまだ高いが、朝夕はじゅうぶんにすずしい。するととたんにからだをうごかしたくなる。夏場はもっぱら昼間はそとに出ずに室内ですごした。運動不足が慢性化。とっさのときにからだをささえる筋肉のおとろえが心配だし、なにより基礎体力をおとしてしまう。
おそらくどの指標もひと夏がすぎておちてしまっただろう。そんな心配を払拭すべく、すこしずつそとにからだを慣らしていく。あるくのがいちばん。しまいこんでいたウォーキングシューズをとりだし、まだおとずれたことのない路地を中心に踏破していく。これならば一銭もつかわずに体力をやしなえるし、周囲もおぼえられていい。
あるいたとたん
あるいて実感したがこのあたりは住宅が建てこんでいる。以前に住んでいた中山間地のもとの家のおとなりさんとの距離感があまりにちがう。谷あいのちいさな集落にすぎなかったし、家々はいずれもちんまりしていた。それにもかかわらずどこかゆったり距離をおいてすごしていた感がある。
外にでるとかならず坂を登るか下るしかない谷あいなのでおのずと体力がそなわったはず。しばらく運動しないでたまにそんな坂道をあるくと息があがりやすくなるのでとたんにわかる。
ところがどうだろう。ひっこした場所は平坦地。いま歩いている道ぞいにびっしりと家々が密集して建つ。たまにちいさな緑地をそなえた公園がありひとやすみ。
職場から一歩出て
きのうは時間があるときにはなるべくあるこうと仕事のあいまをみつけて、ひさしぶりにそとをあるきはじめた。するとものの数十秒としないうちに両方のももが重くなり、それにつづいて痛みが出た。
これはあきらかに足がつる前兆。道の途中でしばらくやすんで痛みをこらえつつ、水のあるところまでたどりついた。きっと水分不足。すずしさにかまけて油断して朝から水を摂れていないと気づいた。
ひとくち水をふくんでだましだましあるきはじめると、あっさり両方のももの重い痛みはひいていた。
おわりに
それにしてもあまりに早すぎる。まだ何十歩もあるいていないのに痛みが出るなんて。それだけからだにとって水の不足は致命傷になりかねない。からだがあぶないと訴えたのだろう。
すずしさにかまけて、夏にはこころがけていた水を摂ることをわすれかけていた。油断禁物。
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