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きまぐれエッセイ

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日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。
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#料理

おでんのだしをこんぶとけずりぶしで手づくりすると

はじめに 西日本のあまめのおでんだし。これをかんたんにどうにかそれらしくつくろうとこのところやってきて、どうにかかたちになってきた。もちろんうすあじ。 きょうはそんな話。 おでんをつくる たびたび、寒気がやってくる。そのたびに家に帰るまでにあれをつくろう、これで温まろうと思いえがく。そのたびにだしをどうするかこれまではいろいろつかってきた。白だしや市販の和風だし。どれもいまひとつこれだというものに出会えない。 もしかしたらこれは手づくりしていき、そのうちあたるものがで

はたけで収穫したやさいをていねいにあらい、やさいいためにして食べる

はじめに 4年まえまでたんたんとやっていた作業と、その際につくってたべていた料理についての備忘録。 ずっとこんな生活がつづくものとあたりまえのように行なっていた当時のある日の日記から。 きょうはそんな話。 (タイトル写真はこれから熟すまるかじり用のポンテローザトマト) はたけでの収穫 きのうは収穫物が多かった。やさいをわき水であらうのに1時間あまりかかった。この集落では湧き水を各家にひいて使っている。このあとふきとりかわかしたあとふくろづめとラベル貼り。販売のぶんに

かぼちゃはつくりやすくすみずみまで利用できるすぐれもの

(2024.1.8加筆) はじめに これも以前のやさいをつくっていたころのこと。庭でもはたけでもスペースさえあればかぼちゃを蒔いていた。たいてい食べておいしかったかぼちゃの種子。それを水で洗い、表面のヌメヌメをとり乾燥させる。それをしかるべき時期に植えていた。 実がなると、種子まで利用。じつに食べがいがありそしてすみずみまで利用できてむだがない。 きょうはそんな話。 かぼちゃが手にはいると たいていかぼちゃはこれまで食べたかぼちゃの種子を蒔くことでまかなってきた。ほぼ

しょうがを料理にくわえあたたまり、うこん(ターメリック)の風味をカレーなどでたのしむ

(2024.1.1加筆) はじめに これまでしょうがを風味がいいからという理由でなにげなく料理につかってきた。よくよくかんがえると冬によくつかう。霜が降りるまえにはたけで収穫するからあきらかにそう。 あたたまりたいからだが無意識のうちにほしがったのかもしれない。これはわたしにとり好都合。 もうひとつのしょうが科のうこん。こちらはそだてやすく掘りあげた根茎はかおりがよく、カレーの風味をより深いあじわいのものに変える。 きょうはそんな話。 よいかおりとともに しょうがを

年の瀬にむかいやさいをあつめてまわる買い物をした

はじめに やさいをつくらなくなって4年。買う立場になり、つくづくこんなに食べるのには費用がかかることを思い知る。立場がかわると現金なもので、見てくれはわるくともすこしでも大きなものに手がのびる。 歯医者に通うのをはさんで午前と午後で2回、買い物にむかいおもにやさいをあつめてまわった。年末年始は店がけっこう長く開いていない。そのための食料としてのやさいをきらすといけない。 きょうはそんな話。 いつもどおりのしごと 学習サポートのしごとをながくやっていると年末年始(つまり

料理をするならやっぱりつかいなれた削る、おろす道具がいちばんいい

はじめに ふだんなにげなくつかっている道具。とくに料理の用具は必要最小限のふだんづかいをひっこし荷物にくわえた。 1日3食摂るのでさまざまちまちましたものが要る。ながいものは何十年となじみの品。 (タイトル写真:はたけのケールとラデッシュ、アーモンドスライスのサラダ) きょうはそんな話。 おろしがね やさいはかたまりでなく用途に応じたべやすいように、しかも食感をたのしむためいろいろとかたちをかえて調理する。 たとえばおろしがね。ひとむかしまえの家庭用はなまえのとお

野菜づくりをしていたころの食事をいまとくらべてみると

(2023.11.27加筆) はじめに 6年ほど兼業で農業をしていた。わかっているだけでわたしで4代目のはたけ。すくなくとも100年以上たがやしつづけてきたところ。昨今の状況下でとりやめていた。農業委員会から今後どうするのかお伺いがきていた。 街でくらしはじめたいまはその生活からこのままはなれていきそう。もしかしたらこれから移り住む場所で条件さえととのえばはたけづくりを再開するかもしれない。そんなときのためになにを作りどう食べてきたかを記録しておこう。 きょうはそんな話

コストパフォーマンスの高い秋の味覚をあるAIにたずねてみたら

はじめに AIをそれとなくつかってみる機会がそこそこある。くらしとしごとの両方で。後者では近々の蓄積してきた専門や関連分野の把握にもれがないかどうか知りたいとき。 AIは最近の情報には強い。一方でネット以前の紙のままの情報にはとうぜんだが基本的にうとい。「多言語に対応」とはいっても翻訳時のミスも無視できない。 そうしたデメリットを承知のうえで、くらしやしごとでぼんやりしたまま気づきにくいことがらについて、AIによるサポートをたまにこころみる。 きょうはそんな話。 サ

この想定外にながくつづいた夏の日々、スーパーにむかい意識せずに手にとりがちだった食品とは

(2023.10.9加筆) はじめに けさ出勤時にドアをひらいて朝のひんやりとした空気にふれた。4か月半にもわたり夏のまま秋は来ないのではと心配させられた日々がようやくおわりをつげようとしている。 そのあいだどんなたべものを手にとりがちだったか。総括してみた。ひとりぐらしの自炊による食の傾向。 きょうはそんな話。 高温のつづく日常 暑いとなるべく熱いたべものをさける。まちがいなく異常といっていい高い気温の下がらない日々からようやく抜け出したここ数日。ことしは秋という季

からだが慣れるか、あたまが順応するか、はたまたこころがついてこれるか

はじめに ひっこしてひとりぐらしを賃貸ではじめて1週間。たまたまお盆の時期にむかう。このところ家族の健康のようすが安定しているので、こころなしか安心。もっぱらわが身をゆっくりとあたらしい生活に慣れさせるチャンス。 うごくにはいま一度だんどりをひととおり思いうかべないとならない。つまりまだ慣れていない。 きょうはそんな話。 雨風はどうか このクニはふたつの台風に翻弄されている。ちょうどそんなときにわたしはすみかを変えた。雨にたたられるかと案じたがなんとかやりすごせた。あ

行動のうちには大なり小なりいかにしてたべていくか、寝どころを確保するかを根源的にふくんでいる

(8月16日追加あり) はじめに 家族からはなれてひとりぐらし6日目。きのうは支援をもらっているところと連絡をとりつつ家族のようすをみてきた。つぎつぎに近づく台風のようすを気にしつつ、学習サポートの古民家のおもい雨戸などをしっかり点検してきた。 ひとつずつ行動を決めてうごく。とうぜんではあるが、すべて自己責任で結果としてはねかえってくる。つきつめれば衣食住すべてそう。 きょうはそんな話。 電波のようすが 街ならばネットの環境がよくなるだろうと漠然と根拠なしに思っていた

ふだんのこだわりのない食事づくりにまつわるとりとめのないさまざま・あれこれについて

はじめに  毎日、家族とのふたりぶんの食事づくりを担当。するとさまざまおこる。しごとやなにかで予定変更などざらにある。そしてズボラできまぐれなわたしの性格に由来するあれこれ。 きょうはそんな話 仕事で…  このところ年度末が近づきなにかと気ぜわしい。あっ、確定申告をしあげるのをわすれているとか、メールをしごと先に返しておかなくちゃとか。 昨今の状況が3年あまりつづいて、基本的に家族での食事はべつべつに。朝はつくりおき。わたしが昼間に外出先でしごとのときにはふたりぶん

てづくりのたまごサンドをつくりながらパン切り包丁のつかい勝手のよさを考えた

はじめに  先週の土曜日はひるからしごとはやすみ。ほっとひといき。そこでひるごはんにたまごサンドをつくろうと思いついた。 ゆでたまごをゆではじめた。前の日に買っておいたパンを切る。そこでふと手にした道具のつかいやすさとありがたみについてあらためて気づいた。そんなおはなし。 しごとののちに  8時にはじめた学習サポートのしごとを午前中に終えて家路に。そうだたまごサンドをつくろうとふとあたまにうかぶ。きのうパンを買ったばかり。まだやわらかい。たまごはおもいのほかたくさんス

7,000日間やってみた わが家のいちばんのはたらきもの それはなんと…

はじめに 昨今の状況下、巣ごもりになれてどっぷりつかっているなあと思っていたら、主業がいつのまにか黄色信号、それはそれはと副業に弁当を抱えて向かうこの3か月。 それにともないしみじみあることに気がついた。テーマどおりならば7,000日あまりやってみたとなるかな。その勤労に感謝しつつふりかえりたい。 巣ごもりで たまたまかもしれないがずぼらなわたしには巣ごもりの生活はむしろストレスがすくない。ようやく慣れてきたかなと思ったら、財布のなかみ(もはやかなり以前から手もちの財布