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きまぐれエッセイ

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日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。
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2024年2月の記事一覧

大きな書店の書棚の配置がえの理解は、まさに学習であたまのなかを整理しなおす作業に似ている

はじめに 学習サポートのしごとで生徒たちのテキストをまとめて購入するために書店めぐり。店のようすの変化からとったみずからの行動で思った。これってあたまのなかとおなじではと。 きょうはそんな話。 書店めぐり きのうは研究パートのしごとをはやめにきりあげ、帰りに書店をめぐった。毎年の恒例行事。もうひとつの学習サポートのしごとで生徒たちがつかう新年度のテキストを仕入れていく。今回は2か所をまわる。 まずは大通りに面した大型書店。こちらは大きなショッピングモールの1画を書店が

お気にいりのかおりをまとう・より多くのヒトの好む芳香をさがす

(2024.3.4加筆あり) はじめに 徒歩で買い物にむかう途中のある家の通りに面した庭さき。沈丁花の花がちらりと横目に見えた。雨上がりのためか期待したかおりはかんじられないまま。 そういえばほのかな程度にコロンをつかいはじめて3年。さまざまな香気の世界への興味はつきない。それをみずから編み出すこともできると知り、ますますひかれた。 きょうはそんな話。 (ヘッダー写真は庭のバレンシアオレンジの花) きりがないほど 農業をやめてからもいろいろとそれまで接していなかった

もっと先入観をもたないようにしようと思いながら家路につく

はじめに 祝日でこの曜日にはめずらしくしごとが休み。空模様を気にしつつ、生協の店に買い物にでかける。なんどか通ううちにマンションからここまで最短でいける道をようやくさがしあてた。 するとショートカットにばかり気をはらってきたせいか、見落としてきた場所があった。 きょうはそんな話。 おなじことをくりかえす ターミナル駅のすぐそばのマンションぐらし7か月目。さすがに街なかだけに日々の食べ物を入手する店だけでもいくつも選択肢がある。スーパー、ディスカウントストア、ドラッグス

まるいオクラの種子をどうにか購入できた

はじめに やさいづくりをしていたころのちょうどいまの時季の記録をほぼ原文のまま。 病院通いのついで 定期的な持病の経過をみるために列車で街に向かった。そのついでにホームセンターにたちより、ほしかった丸オクラの種子を購入。種まき時期がせまっていて160円の種子が120円+消費税の格安で購入できた。 この丸いオクラはかどがなく、昨年育てて生でやわらかくておいしい品種。たべることに気が向いてしまい、種子の採取を失念してしまった。そこでやむなく蒔くため種子を購入することに。

これからさきへやのかたすみのキャリーバックを必要とする長いたびにでる機会があるだろうか

はじめに さきほどふと目にはいったものがある。長年生活してきて、日常においてつかわないがふとしたときに必要になるものがある。地方に住んでいるとすぐにレンタルでみつかるものではない。だがいったん手もとにおくと、そうした品々が場所をとってしまいがち。 きょうはそんな話。 身を軽くする マンションでひとり住まいをはじめて7か月ちかく。ひっこしまえとあとですこしずつふだんつかわないものをそれぞれ処分している。もちろん使えるものの多くはリサイクルショップや知人のてもとへとわたって

ひとりのこどもをクニ・地方・家庭でそだてて教育するにはそれなりに大きな費用を必要とする

(2024.2.26加筆) はじめに ふと、ごみステーションに生ごみを運びつつみずからの博士の学位について思った。生まれてからこのかたさまざま教育を受けてこられた。感謝しかない。はたしてクニなどにささえられてどれほどの費用がかかり得られたものなのか。 きょうはそんな話。 税金を納める 学校を卒業して多くの方々ははたらきはじめる。収入を得て社会に一部を税金などのかたちで納めて還元なさる。 わたしは地方大学ではたらいた経験がある。そこでかかる費用のかなりを税金にたより、の

梅雨とみまごうようななかで決行したこと

はじめに もう何日ほど澄んだ青空を見あげていないだろう。このところ1週間ちかくぐずついた天候のまま。天気はおおかの報道の予想どおり なのだが、わたしが見誤ったのが高温。それが理由であることを決行した。 きょうはそんな話。 きょうも天気は 週間天気の雨マークのあまりの連続に、あわてて先日の日曜日のうちにせんたくを済まして安心しきっていた。これで今週は雨がつづいてもだいじょうぶとたかをくくった。 ところが浅はかな予想はかんたんにうらぎられた。わたしが気にしていたのは雨の

天気情報による雨のふりはじめを10分単位であてにできる夕方に

はじめに このところひんぱんに天気の情報をみながら行動する。こんなに雨雲を気にするのはやさいづくりをしていた頃以来。 雲ゆきをネットと実際の空のようすを見上げて両方で行きつもどりつしながら確認したうえで外出や洗濯をはじめる。こんなに精度のいい情報をあたりまえのようにつかえる時代になった。 きょうはそんな話。 きょうの予報は きょうは昼から仕事にむかう。それまでに家の用事を済ませておこうといくたびか天気情報をたしかめた。予報では夕方から雨。きょうは紙と衣類の収集日。行政

屋外で大ざっぱに時間や場所をつかむあくまでもじぶんなりの方法とは

はじめに はたけや山では基本的に時計をしなかった。ほとんど必要ないから。その日に予定した仕事が完了すれば家にもどる。ただそれだけ。 ところがまえの晩に風が吹いてそなえつけたビニールがはがされるなど、予定しない突発的な作業がくわわると算段がくるい、とたんに時間を知りたくなる。そんなときにどうするか。山でじぶんの位置をつねに把握するには。 あくまでもじぶんなりのいまはやっていない方法なので、あてにしないでいただきたい。 きょうはそんな話。 山にはいると この時季には山に

最近しなくなったこと・できなくなったこと

はじめに どうもこのところこのクニの経済は相対的にはゆたかではないらしい。あくまでもさまざまな指標からそう推定され、いくつかおもいあたることがある。 過去と現在のみずからのくらしのようすからたしかにうなずけるふしがある。 きょうはそんな話。 過去をふりかえる とくに今の若い方々のようすが気になる。わたしや友人たちの若いころ(大学生当時)の生活をふりかえり比較してみたい。 まかないつきの4畳半ひとつ、風呂なし・共同トイレのまかないつき下宿住まい。昭和の高度経済成長のは

ふゆ本番にそなえていたはずがいつのまにかとおりすぎつつある

(ヘッダーの写真はブロッコリーの畑) はじめに このところ冬なのか春さきなのかわからなくなるぐらい寒暖がいれかわりたちかわりおとずれる。昨夏のおわりがけにひっこしてひとりぐらしにおちつかぬまま秋がとおりすぎた。 みのまわりをようやくみわたせるようになったころにいつのまにかこの季節が到来。なんともめまぐるしいはやさで時間がすぎていく。 きょうはそんな話。 あまりにはやくないか 店にむかうとあきらかにならんでいるやさいがうつりかわっていく。やわらかなキャベツや大きな青菜

どうやらおおかたの参考書は教科書を理解するためにあるらしい

はじめに 学習をサポートするしごとでよく書店にいく。さらにこのしごとに特化した業者からカラログなどが頻繁にとどく。このクニで市販されているテキストや参考書のおもなものにひととおり目を通したかもしれない。 するとあたりまえのようでいて意外と気づきにくいあることに感づいた。 きょうはそんな話。 大型書店で この中核市にはとてつもなくフロアのひろい書店がある。開架にならぶ商品の本はとてもまわりきれないほど。学習サポートのしごとで使うためのテキストや問題集の更新がおこなわれる

チームでやるしごとをえらべば適する進路をひとつにしぼらなくていい

はじめに 9年まえに高校生にむけて記した文。進路をかんがえるうえでこうした見かたもあるよとしめしておきたかった。とくに支障はなさそうなので、ほぼそのままここへ残しておく。 将来へむけて みなさんは将来何になりたいか頭のなかに浮かびますか。そういうわたしは高校生になりたてのころに将来何になろうと考えていたか思い出せません。印象が残っていないのできっとなにも浮かんでいなかったのでしょう。 いまの高校生たちも一面ではそんなにちがいはないのではないでしょうか。むしろいまの日本の

ヒトがむかしから住みつづける場所にかならずあるもの

はじめに 街ぐらしをはじめて半年、週に何度か中山間地のもとのすみかを訪れる。ここはコンクリート、アスファルトよりもあきらかに自然の木々や山々の緑、そして広い空のしめる割合が大きい。 そのいずれもが澄みきった空気のなかで感じられるし、物音もそうした自然から生じるもののほうがはるかに多い。 おそらくヒトがすくなくとも2,3千年は住みつづけただけの形跡がのこる。 きょうはそんな話。 街ぐらしの一方で 週に何度か住んでいたもとの家に学習サポートの生徒たちに教えに街から通う。