マガジンのカバー画像

わかいヒトへのメッセージ

185
小学生から中・高校生むけのよみものです。なにかしらヘンなおとながブツブツ言ってるなで読みすててもらえればと思い書いています。
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

研究それとも実用?素養としての英語:頻度の高い語やいいまわしとかんたんなルールを高校までに身につけさえすればのちは本人にまかせてはどうか

(2023.11.19加筆あり) はじめに わがクニのヒトビトは英語にひけめというかコンプレックスにちかいものをもっている人が多い。わたしも例外でない。思うようにあやつれない。 小学校の中学年以降で英語の授業がおこなわれている。学習をサポートするこどもたちのようすからは導入まえとのおおきなちがいはかんじられない。きちんと統計をとったわけではないが、以前なら中学生にみられていた英語への興味や関心がうすれていくタイミングが、小学校中学年から高学年に移動したにすぎない。 中学

文語文法を徹底してたたきこまれたおかげで高校2年で徒然草の原文をあじわいつつ読了できた

(2023.11.21加筆) はじめに 高校へたどりつくには家から1時間20分ほどかかった。当時の読書の大半はこの車内で立ったままつり革につかまりながら。おかげで喧騒のなかでも本の世界に入れるように。 なかでも古典の文のリズムは路面電車のコトンコトンの車輪のひびきと相性がよく、つかのまの至福のときだった。 きょうはそんな話。 ひと月に2,3冊 小中学校とちがい、高校へ通うのはたいへん労を要した。片道1時間20分。徒歩~バス~路面電車~徒歩。ときならぬ渋滞にまきこまれる

学術論文をつづる作業:ずいぶん棚ざらしのままだったテーマでも日の目をみることがある

はじめに このところ研究パートで論文を書いている。じつはこのテーマ、ずいぶんまえにある部分で躊躇して文字どおりほうっていたもの。おそらくほかのいくつかといっしょにそのまま埋もれてしまうだろうなあと気に留めることなくすごしていた。 先日ふとつづきを書いてみようと手にとる。あくまでもわたしにありがちな気まぐれ。こんな状態で10テーマぐらいそのままに。たまたまひとつを手にとったにすぎない。するとびっくりすることが…。 きょうはそんな話。 ほんとうにたまたま スタッフの先生と