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わたしのすきな自然・いきもの・カメラ・絵

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むかしからひまがあると宇宙を空想して時間をすごす少年でした。ヒューとこがらしの冬にこたつでまどろみながらすごすのが無性にすきでした。その想いは年月を経たいまでも変わらない。その日…
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#宇宙

スマホのカメラと三脚があればごくごく手軽にアンドロメダ銀河さえ写せる時代になった

はじめに 夜空を見上げる。街のなかでは星々を肉眼ではポツポツとしか見えない。街灯や建物のあかりをさえぎるところで1,2分ほど目を暗がりに慣らし見つめると、そこそこの数の星が見える。 天の川をなんとかうっすら見られるところならば、平凡なスマホのカメラでじゅうぶんすぎるほど星を写せる。 きょうはそんな話。 夜空を写したい 星をながめるのがすき。宇宙の神秘に想いをはせるのはわたしにとって欠かせない。どうしてちっぽけな地球のうえでヒトビトはあらそうのだろうというきもちになる。

きょうは「ひまわりの日」:このクニの人工衛星の愛称について

はじめに なにげなく職場のエレベーター表示を見あげると、きょうはひまわりの日らしい。花のほうではなく人工衛星。この愛称はなじみの方が多いはず。この季節のみならず年中、いや日々お世話になっている。気象衛星として代替わりすれども長年にわたりこのクニの気象情報を宇宙からわたしたちのてもとにおくりつづけてくれる。 こうした愛称はさまざまな衛星につけられる。宇宙に関心のあるわたしにはこれらの機材のけなげなしごとにとても興味があリ、愛称ともどもしたしみ深い。 きょうはそんな話。

地球上でなにがあろうとも、夏至をすぎ暑さは本格始動するがすでに日が出ている時間はみじかくなりつつある

はじめに このところ日がみじかくなりはじめたなとすこしずつ感じる。梅雨のさなかのくもり空のため、よけいにそうかんじる。7月もなかば、すぐに8月。気温のピークはお盆あたりまで。 ここをしのげばあとはゆっくり気温はさがりはじめる。そのころはすでに太陽はあたまのまうえではなく、すこしななめうえからさす。 天空の運動はダイナミック。そしてかくじつに進行していく。 きょうはそんな話。 日常の行動のなかで 学習サポートはほんの数人を支援するだけ。これらの生徒たちがいずれ旅立てば

宇宙を想うと心おだやかになれる

はじめに ねっからの天文少年だった。齢をかさねてもその好みは変わりない。宇宙に興味を持ちつづけることと、心のもちようについて。 きょうはそんな話。 不思議な世界を知る 天文関係の新聞記事をみつけては切りぬき、スクラップ帳にはりつける少年だった。ともだちと原っぱで三角ベースをやりつつも宇宙を気にする平凡な子。 しいてあげるならば文字をさがして読むほどの本ずき。朝夕にとどけていただく新聞が楽しみだった。アパートのおもたい鉄のとびらの郵便うけにインクの匂いのあたらしい新聞がお

宇宙であらたにみつかる予想だにしないできごとにつぎつぎに出会えるはずの時代なのに

はじめに  根っからの理科少年。そのままおとなになってしまった。このところいちばんわくわくしているできごとは地球外にいるかもしれない生命。一般の方々の面前でこの話題へいきなりふることはなかなかむずかしい。その場の雰囲気にそぐわないことはなはだしい。 でも、つたえたい根源はこちらなんだけど。 きょうはそんな話。 日々おもうこと  このところ世情がさわがしい。地上で侃々諤々。議論するだけならば民主的でのぞましいが、ことはそうは運ばない。 そんないざこざのなかでこのエリ

生きているうちにわかるとは思ってもみなかった宇宙のようすを知れる情報にせっして

はじめに  宇宙ずきでしかもこうした情報にせっするとこころがやすらぐ。こどものころからずっとそう。ふるくなった望遠鏡を空にむけるのはあきらめたが、それを上まわるほどの情報がつぎつぎにとびこんでくる。 科学の分野でも宇宙は深海とおなじく未知の世界。技術が進歩すればするだけ期待以上のあらたな興味のわくをひろげてくれる。昨年からことしだけでもそうだった。いくつかを紹介したい。 ①最近のおどろき:ブラックホール  なんといっても昨年のブラックホールの実態をあらわす画像。SFで

宇宙を知りたがるわたしのそばにいつもあった学習百科大事典第6巻

はじめに 天文、気象、鉱物などがわたしの好みの分野。へやには30数種類のさまざまな石をならべている。天文関係の書物も最近まで豊富だった。あまりに本はかさばるので、社会復帰をめざす若い方々をサポートするNPOが図書スペースをつくるというので先日寄付した。 ほとんどの書物をそこへ預けた一方で手元にのこした書物がある。宇宙に関するふるい1冊。 宇宙を知る興味は根源的なものかもしれない。自分がどこから来てどこへ向かうのか。その問いにいちばん真っ先にとりあえず相手をしてくれたから。