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わたしのすきな自然・いきもの・カメラ・絵

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むかしからひまがあると宇宙を空想して時間をすごす少年でした。ヒューとこがらしの冬にこたつでまどろみながらすごすのが無性にすきでした。その想いは年月を経たいまでも変わらない。その日…
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#動物

周囲の音にヒトの気配をかんじない夜がおとずれる中山間地から移り住む

はじめに とにもかくにもしずか。昨晩も小雨がやむと、ちりちりとちいさく虫の鳴く以外にまったく音がしない。雨でよぶんなものをあらいながされた空にくっきりとまるい月。こうこうとかがやく。 これだけのしずけさのなかで長年くらしてきて、よるでもヒトのざわつく街なかにひっこしてはたしてやっていけるか。自然のほうが圧倒的なところから環境がさまがわりしそう。やっていけるだろうか。 きょうはそんな話。 タイトル写真が ひっこし間近。まもなくこのしずかなよるをすごせる場所からはなれる。そ

ながくせわしていると鳥でも十人十色で性格のちがいがはっきりしていると気づいた

はじめに  さまざまな動物たちに接してきた。なかでもペットとして、そしてしごとでも鳥を飼っていた期間がながい。毎日せわをする。するとかごにはいっている鳥たちをながめているとさまざま気づきがある。 きょうはそんな話。 犬猫とくらべて  小学生のころはいろいろな動物を飼ったり、世話したり。家だけでなく学校でも。うさぎなどはそんなに印象に残っていない。学校ではこどもたちが入れかわりたちかわりもちまわりで係りになり世話した。ほんの数日ずつだったせいかあまりにも印象がうすい。は

家屋の解体のすすむ集落でアナグマが近所にお住まいらしい

はじめに このところ庭が昼間からにぎやか。庭木がおおきくなり下草で鬱蒼としがち。そこへさまざまな生きものたちが顔を出す。 わたしはたいていおどろかないで、ふーんまた来てるのね、ぐらいでそのまま玄関から入る。でもここ1,2か月は例年とはちがう珍客がたびたびあらわれる。それはイタチやアナグマ。 近所にお住まいらしい 数年前におとなりさんから「近くにアナグマの巣があるらしい」と聞いた。「何度か周囲で見かける。」とのこと。どうやら近場に生活の拠点があるのはまちがいない。 このあ