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わたしのすきな自然・いきもの・カメラ・絵

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むかしからひまがあると宇宙を空想して時間をすごす少年でした。ヒューとこがらしの冬にこたつでまどろみながらすごすのが無性にすきでした。その想いは年月を経たいまでも変わらない。その日…
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2023年5月の記事一覧

こんな庭でもかぐわしいかおりをはなつ花がいっせいに咲きはじめた

はじめに ようやく東の空からあかるくなる夜あけ。庭にふと出るとふぅっとここちよいそよ風。まさにやさしい空気につつまれる感触。白い花がまだほの暗さののこるなかでむかえてくれる。こうした薫る花の咲くこのごろ。この季節に競いあうようにつぎつぎと。 きょうはそんな話。 ふと気づく いまではほとんど世話するほどもない。古くからわが家にある庭木たち。季節がめぐると例年わすれずに順番に花を咲かせていく。5月以降になると虫たちをさそうのだろう、白い花弁をもつ花々がひらく。この庭でも例外で

イギリスの画家コンスタブルのえがく風景のなかに湧き起こる追憶の想い

はじめに この画家にはじめて接したのは学生のころ。地方の図書館にありがちなほのかなふるい本から発する空気のなかで、ページを開いた。 ロマン主義の絵にありがちなどこかとりつくろったようすはかんじられず、ありのままというか素朴。よそよそしさをかんじない。そこにひかれてしばらく彼の絵をさがした時期があった。 きょうはそんな話。 絵をえがく一方で 大学の美術部のとびらをたたいて油絵に接した。もちろんいちばん安価な画材一式のはいったセット品をなけなしのてもちのなかからひねりだした

理想のとおりにならない現実のなかでどうやって折り合いをつけていくか

はじめに この世のなかは生きにくい、いや順風満帆だという。そんなことはないよ、平々凡々だよねというヒト。ほんとうにさまざま。なにかを決めるには多くのヒトビトとかかわりをもち侃々諤々と議論しながらどうにかこうにかまとめる。 妥協もあれば納得もある。常識も試される。 きょうはそんな話。 ひとつのことを決めるには どんな集団でもいい。家族、友人、会社のチーム。なにかいっしょに行動しようとすると、ほぼかならず全員の意向をたずねる。あるいは代議してもらえるヒトをたてる。話し合いで

クーラーのない頃と場所でどのように過ごしていたか思い起こしてみる

はじめに このところ昼間の車内は暑い。ところが朝の通勤時はさむい。あさの学習サポートでは暖房。昼にべつの場所へ車で移動するには上着をぬいで冷房。なんともいそがしい。 車の窓を開ければよさそうだが、このところ黄砂やPMなどの粉塵が舞う。車内の掃除をかんがえると開けずにがまんするか、あたまがぼうっとするほどならばやむなく空調をいれる。 きょうはそんな話。 おおきな日較差 これから梅雨本番をむかえる。体感だけでなく実際に気温と湿度が高くどうしようもない。そんなときにはクーラー

世のなかにふつうにあるPCやスマホでもって世にいうゲームをしたことがない

はじめに ただひたすらのふりかえり。行動の特徴にはみずからのパーソナリティーがにじみでる。あるいはすききらいから派生して個性がより助長されるのかもしれない。そんな経験を経て「わたし」ができている。ふだんのなかから「極端」をとりあげたい。 きょうはそんな話。 映画に行かない 世の流行に疎くなった。もちろん専門分野をのぞいて。以前ならばテレビや新聞、雑誌などから情報を得ていた。雑学なほう。「専門○○」といわれるのがしゃくだったのかも。だから雑学のクイズなどはけっこう答えられる