マガジンのカバー画像

しごとにまつわる問題

255
ヒトと出会ってはたらいて、それにともなうあれこれ。こころに浮かんだり、前むきに行動するきっかけだったり。つらつら記します。
運営しているクリエイター

2024年1月の記事一覧

おとなりの方から大量に草刈りの枯れ草をもやしてできた草木灰をたくさんいただく

はじめに これも7年まえのやさいづくりのようすから。なにかと身近なところで必要なものを手配できるとうれしくなる。やさいづくりをやっていていちばん手間と費用がかさむのは元肥。わずかなはたけとはいえ、冬のあいだに施す量は想像をはるかに超える。毎年のように材料はないか目を皿のように周囲をさがしまわる。 まわりの方々との協力体制を築くのがたいせつ。なにかとやりとりして情報をいただくとどうにかなる。あるいはない知恵をしぼりさがしだす。当時のほぼ原文のままでここへ。 きょうはそんな

この時季の農作業:ウリ科の苗を虫と風から守るためのビニール囲い用の竹を山であつめる 

( 2024.1.27加筆) はじめに 8年まえのこの日にした農作業のひとつを記す。すでに農業をやめて4年あまりになるので、とくに冬の農作業について見ないとなにをしていたのか思い出せない。 するとなんとまあこんなことをしていたのかとか、よくもまあつぎからつぎへとさまざまな作業があるもんだと感心する。必要なときのため文体はちがうがほぼ原文のままnoteへ備忘録としておいておく。 きょうはそんな話。 苗をまもる 朝から山に入りました。いつもの腐葉土集めとともに、かぼちゃや

大学受験までの道案内:帰宅後のみずからの行動を説明できますか

(2024.1.30加筆) はじめに 希望する高校へと目標をさだめた中3の方、高校入試の終わるまえに読んでほしいことを記します。もしくはこれから大学入試にむけて学習を本腰をいれようという高1の方にむけて。高校生活を充実させつつやりたいこともかなえつつとりくむには。 身につけておくとふだんの学習の延長線上に大学入試があると実感できる習慣づくりについて説明します。 学年のかわりめこそ 高校入試のまっただなかの中3生、そして高1のみなさんはなにかとあわただしい日々をすごしてい

難関国公立大をめざす高1・2生のいま時点の学習の目安とは(英語編)

はじめに いままで学習サポートへおとずれる高校生たちに話してきたこと、サポートして実践してきたことをひとつずつ公開します。 きょうは国公立大学(難関レベル)をめざすうえで高1,2生のいま時点でたっしておきたい準備を中心に、道標となるようにおつたえします。 (最難関国立大や医学部レベルはここではあつかいません。それ以外の難関大の学部に関してと把握されてください。) めやすになるもの 高2のみなさんの英語の進捗状況はどんなところでしょう。来年の共通テストまで1年をきり、2

2015年ごろにふってわいた新入試の記述問題にまつわるそののちの顛末について

はじめに またまた8年まえに記した文章から。あいもかわらず入試に関して。このころ教育指導要領の改定にともない、入試のなかみがさまがわりするとさかんに報じられた。つぎの2025年度の大学共通テストがまさにそれに該当する。 そのため学習サポートを個人で運営するわたしははやめに対応しないと準備がままならないために、当時から行動をはじめていた。すでに教科書や高校入試はその方針で変わりつつあった。ところが世の大学入試は思わぬ方向に…。 2015年1月の内容をほぼ原文のままここへ転

星空を見て思うこと:あたりまえだけど動かしようのない真理からは不安は生じない

はじめに 世のなかではさまざまなことが起こり、それらをのちになりみなおすとヒトの所業で生じることが多い。 かたや自然は淡々としている。宇宙もこつぜんとある。そこで生じることはヒトがよぶんなことをしないかぎりたまたまの結果。なにもだれかが原因をつくるわけでも、なし得たことでも何でもない。 星空を見あげて思うのは、あれこれ不安をよぶんにかかえてもしかたがないと。想定できるだけせいいっぱいをやれたならば、あとはなるようにしかならない。不安になるまえに対処できればあとは静謐にす

なにかを習得するには:ひととおり概略をてっとり早くくりかえしたうえでレベルをじんわりあげていくといい

はじめに このところ学習サポートで生徒たちをみていて思う。じつに千差万別。おなじ小中学校に通ってきた高校生たち。性格や考えかた、体力、そして気力。このクニの公立の義務教育は基本的に平等主義。 ところがそれを修了のころにはどうしてこんなにちがいが生じて、学力や運動能力だけでなく、ものごとの見かたやとらえかたがちがうのか。 たいへん興味ぶかい問いだが、すでに義務教育のはじまるころにはそのちがいの芽はありそう。ただその結果が修了時と相関があるかは、いまもって明確なこたえをもち

やさいづくりで起こったこと:自家採種して蒔いた種子はおいしい葉だいこんでだいこんが1本もできなかった

はじめに 2017年1月はじめの日記から。たまには予想外のやさいづくりについて記しておこう。このころは販売用の市販種子でつくるやさいとはべつに、自家用として自家採種した種子も蒔いていた。 おもに地元の固定種のはずだった。たまにまわりでそだてるほかのものと交配してしまうことがある。今回はもののみごとにそれが出た例。 きょうはそんな話。 自家採種しただいこんは 今回蒔いただいこんは昨年採取した種子。おいしかったので蒔いた。ところがそだてて驚いた。間引き菜としての葉ダイコン

2016年の正月はにんじんが豊作だった

(2024.1.15加筆) はじめに あけましておめでとうございます。ここは年中無休でしかも年中無給でやっています。広告を載せていますから正確にはちがいますが。 さて、いつもどおりにもどる。このところnoteに投稿している記事は9~5年ほどまえの日記から。兼業のやさいづくりに関するものが多い。販売量がふえていき、やめるころ(昨今の状況にはいるまえ)には第1種兼業農家、つまり農業所得を主、それ以外を従とするまでに。 ところがかの流行り病と、あまりの動物害に折れてはたけづく

はたけで収穫したやさいをていねいにあらい、やさいいためにして食べる

はじめに 4年まえまでたんたんとやっていた作業と、その際につくってたべていた料理についての備忘録。 ずっとこんな生活がつづくものとあたりまえのように行なっていた当時のある日の日記から。 きょうはそんな話。 (タイトル写真はこれから熟すまるかじり用のポンテローザトマト) はたけでの収穫 きのうは収穫物が多かった。やさいをわき水であらうのに1時間あまりかかった。この集落では湧き水を各家にひいて使っている。このあとふきとりかわかしたあとふくろづめとラベル貼り。販売のぶんに

じぶんのへやでネットをつうじて細胞やタンパク質の構造について議論する時代になって思うこと

(2024.1.9加筆) はじめに さきほど研究パートの職場でふとノートパソコンをひらいた。ことしの初しごと。顔をかべにむけるとカレンダーが12月のままなのに気づき、表紙をとり最初の月の数字のならぶようすをみつめる。1年の最初の週。 昨年からことしにかけて公私ともにひっこしつづき。まだ道なかばでこんどはここの職場のひっこしが待っている。体調を万全にしないと。こうしたちからしごとの一方で、研究のスタイルがかわりPCの支援をひとむかしとくらべてなおさらたよるようになった。

この時期のじゃがいもの浴光芽だしで、はたけに植えて顔を出す芽をおそ霜にあてずに梅雨のまえに収穫できる

はじめに 店に出向いてじゃがいものたねいもを購入。さきの気候の推移をみさだめつつ、縁側のあかるい陽ざしのなかにおいて芽をださせる「浴光芽だし」をはじめるタイミング。 これをおこなうことで春作じゃがいもを梅雨のまえに収穫できる。 きょうはそんな話。 最初のしごと 年が明けてまもなく、5年まえまで毎年のようにこの作業からはじまっていた。 すでに春作にむけてじゃがいもを植える畝の準備。畝はたがやしてこれから1か月以上放置しておく。このあいだに土にまぜておいた堆肥が土になじ

あたたかな日がたびたびあるので、のびつつある草を刈る作業のだんどりをかんがえないと

はじめに 年末のさむかった1週間がすぎたあとは、おだやかなあたたかな日がつづいている。そのためかもとの家では陽のあたるところはすでに雑草のやわらかな葉が開きはじめている。おそらく根がのびていそう。このままの気温で推移すると葉や茎が長くのびはじめてしまう。1月に草刈りかと頭をよぎる。 作業の前倒し いつもの年ならば2月の前半ぐらいのようすに近い。ここでズボラなわたしがしゃしゃり出る。もしかするとこれから来るかもしれない寒波第二弾にあたってちぢこまり、いったん生長をとめるか場