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しごとにまつわる問題

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ヒトと出会ってはたらいて、それにともなうあれこれ。こころに浮かんだり、前むきに行動するきっかけだったり。つらつら記します。
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2023年7月の記事一覧

生徒たちにとってふだんづかいのまなびにふさわしい場所・環境とは

〔8月16日追加あり) はじめに ふだん交通機関を利用する高校生(なかには中学生)にとって、放課後や休日にまなぶうえで適したところとは。ふさわしい場所やもとめられる環境とは。 これまで各所をさがしまわりじっさいにつかい、訪問して得た順調につづく場の特徴とは。 きょうはそんな話。 さまざまな事業に共通? まずはおおかたのなんらかの事業をするうえでほしい場の要素。生徒たちが立ち寄りやすいこと。まいにちの通学途上の道沿いがいい。よぶんな動線がなくいろいろな学校からあつまるな

教えつづけて「学び」について自分なりに見えてきたこと

はじめに しごとをそれなりにつづけていると気づきがある。ヒトにものをおしえたり、まなびをサポートしたり。てはじめにおしえた相手がすでに中年に。じぶんが歳をとるはず。 ただし、それがほかの方々にとって意味のあることかわからないし、読まれてなにか得られるものかどうかしれない。自己紹介をかねてふりかえる。 きょうはこんな話。 自己紹介をかねてふりかえると… 過去のしごとをかえりみるとけっこう特異なほうかもしれない。  学生当時にはじめた家庭教師にはじまり、教職(研究歴も並

準備をしっかりしたほうが大きな失敗をさけられて小さくても成功にむすびつきやすい

はじめに いきあたりばったりのようにみえて、じつはそれなりにささいなことまで気づけてそなえられる。それにもとづいてすすめると失敗しにくい。 ずぼらでありながら心配性のところをもちあわせ、なんとかバランスをとるみたい。われながらそう思える。 きょうはそんな話。 いろんなふうに いまふりかえるとあたらしいことをはじめるときとはどんな行動をとるだろうかと思い起こした。どうもひとつのやりかたをとりがち。このほうがすんなりことにあたれる。学習サポートをはじめるまでには、前職をやめ

1年半後の大学入試の共通テストで40万人あまりがはじめて教科として課される新課程の「情報」を教えておもうこと

はじめに 入試センターの想定問題などからほぼ概要はつかめた。あとは練習あるのみ。ところが理解の確認のためのてごろな問題集があまたある英語や数学のようには流通していない。こんなことがあろうか。来年のいまごろにならないと手にはいらないのかもしれない。さわぎにならなければいいが。そんないちまつの不安がよぎる。 新課程の「情報」という教科。いまの高校2年生以下に課される。おもに高校1年生で「情報Ⅰ」としてまなぶ。大学入試の一次試験にあたる入試センターのおこなう共通テストに6教科目

手に荷物をもつと雨の日には混んだ電車に乗りにくい:これまでどうしていたかなかなか思いだせない

はじめに 数日前、荷物がすくなかったのでひごろ使っていなかった革製の手もちバック(クラッチバック)にちまちましたものを入れてそとの会合にむかった。 最近ようやく用心しつつもこうした会合にでかけられるように。そとにでるとどんよりとした低い雲がたちこめていた。梅雨のさなかなのに3時間程度だからとかさをもたずにでかけた。 つり革につかまりつつふと思った。雨で両手がふさがったまま電車にのるとどうしていただろう、つり革につかまれないけれど。昨今の状況にどっぷりつかった数年間。以前

まなびの工程表上のどこをやりつつあるか立ち位置をしめすといまやるべきことと継続の意欲がわきやすい

はじめに ヒトはいろいろなことを学習して身につける。高校生ぐらいになるとふさわしいやりかたがじぶんなりにみえてくる。どんなふうにまなべば身につくか、つづけられるかみずからの性格やさまざまな時間のつごう、制約とあいまってまなびのスタイルがかたちになってくる。立ち位置はここかなと生徒が確認したいときのサポートがおもな役まわり。 まもなく20年をむかえる学習サポートのやりかたから見えるまなびの工程表のつかいかた。 きょうはそんな話。 まなびのスタイルは数々あれど 学習サポー

梅雨どきのある日のミディトマトの生産と販売について

はじめに ふと7年まえをふりかえりたくなった。どんな生活・しごとをしていたのか。なかでもトマトを中心にやさいをつくり販売所に出荷していたころ。 作物の生育にあわせて1日がすぎていた。そんなある1日のようすをそのまま紹介。いまふりかえると感慨深いし、いまならもうやれないなあとつくづくおもう。 きょうはそんな話。 朝おきて 7年前の6月の下旬のある日をふりかえる。すでに1月中旬には保温したトレイへの種まきとどうじに畑を天地がえししてのざらしにして害虫のたまごなどをかえらない

スモールビジネスのかけもちは地方に合っているとじぶんでやっていて思う

はじめに まいにちはたらけて生活できるだけのしごとがあるといい。すくなくともわたしはそう思う。ひとつのしごとで完結させる必然性はこの時代でどれほどあるのだろう。 地方ではフルタイムのパーマネントのしごとよりも、短い時間でこなせ、それを複数もつはたらきかたのほうが合っているのではないかとふと思う。 きょうはそんな話。 地方がかわっていく かなり以前に集落長から「地もとのためにしごとをつくってくれませんか。」とたのまれた。この依頼はかなり切実で、すこしでいいからはたらきたい