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しごとにまつわる問題

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ヒトと出会ってはたらいて、それにともなうあれこれ。こころに浮かんだり、前むきに行動するきっかけだったり。つらつら記します。
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2023年3月の記事一覧

年度末なので学習サポートの今後をかんがえつつ資料・テキストの落ちつき先をみつけていく

はじめに  それにしても増えたなと思う。背の高さの本棚で7つ分。学習サポートでつかうテキスト類。 このしごともあと数年かなと思う。つづけながら方向をかえていくつもり。関係先へすこしずつ資料などをわたしている。2年前には新規でこの業界にくわわった方へ。立ち上げの際にサポートしていた。そしてきょうはある塾でアルバイトをしている学生さんにほしいものがあったらと配る予定。 きょうはそんな話。 けっきょくは  はじめたばかりのころは手づくりばかりだった学習サポートの教材。国語

ごくごくみぢかなことばがすぐそこにいるのにでてこないもどかしさ

はじめに  「あたまがつかれてない?」と家族がいう。そうかもしれない。このところそんな印象がポンコツになりつつあるわが身にある。それでもつかいかたを変えればまだなんとかなる部分があるのではとも思う。 きょうは休日。アタマを休ませつつきょうはそんな話。 これしてあれして  あっというまに3月がおわろうとしている。ことしも100日ちかくがすでに終わろうとしている。えっ、ついこのあいだ正月だったはず。とズレまくるコメントをくりかえす。1週間など日めくりカレンダーのよう。お気

この1200日のあいだにすすんだこと、そのままだったこと

はじめに  昨今の状況、せかいじゅう例外なくこのなかですごした。ほぼ例外なく。とうぜんわたしもそう。そのための対策やはたらきかた、生活、そのほかもろもろ、影響をうけたこと、そのままのもの。 きょうはそんな話。 ある冬のさなか  2019年の12月だった。ニュースがながれた。おかしな感染症か?これはどうもようすがおかしいとへんな勘のはたらきがちなわたし。 それは某国からはじまった。昨今の状況。冬時期だったので学習サポートのこどもたちや保護者の方々には、クルーズ船のまえ

いまの時点ですこしだけ安全ではたらきやすい場所をとりあえずさがしてみた

はじめに  両親の世話でなかなか叶うものではないが、しごとのしやすい場所へのひっこしにどのくらいかかるものかメリットとデメリットの両面からかんがえつつさがしてみた。 きょうはそんな話。 ある経験から  「もっと拠点を街に移すとしごとがはかどる。」いつもそう思いつつ実行に移せないままでいる。そうこうするうちに両親の世話がだんだんと増えてきた。家族ともども、まわりの方々のさまざまな支援やサービスを受けつつ。 とはいっても土石流やがけくずれにおびえる家族も心配。すぐにでも

児童・生徒にとって各段階で計算をくりかえし解く「ドリル」のたいせつさをあらためて考えてみた

はじめに  小学生~高校生まで学習をサポートしていて感心することがあります。 それはドリルすること。教えていながらこういうことを書くのもなんですが、とくにこどもたちが熱心に計算問題を解いている姿を見ていると、おとなにとってはつらいと思える作業。わたしにはつづかないだろうなと思います。なんのためにこの作業をするんだろう。そう考えた時期があります。 読解力や思考力がもとめられているのになんで?とお思いかもしれません。だからこそ、計算や漢字でつまづかずに、時代のもとめる力の養成

借りた古民家を自分でリフォームして仕事場に:10年使ってわかったこと

はじめに  築70年の古民家の離れを教育サポートの活動拠点に使うためにお借りした。貸主様からわたしの使いやすいように手入れをさせていただけるお許しをいただいて改修。いまも家から歩いて3分の仕事場にしている。 なるべく費用(自分もち)をかけずに仕事の合間にその多くを自分で改修、それから10年の歳月が過ぎ台風にも耐えてきた。結論をいうと申しぶんなく使えている。 ごく初期におこなったリフォーム作業。ながもちさせるのに必要なこと、維持のために追加メンテナンスしたほうがよいところな

最先端にいくまでには地道につないでそのさきをめざせる分野がある

はじめに  本業のかたわら研究パートで週2回、副業としてはたらいている。いくつものスモールビジネスの経験から、やっぱりそうだったといえそうなことをうんうんそうだとひとりで納得している。 きょうはそんな話。 学生さんといっしょに  この春もあらたななかまを迎えた。すでに昨年の冬から研究室に出入りをはじめた3年生たち。やはり初々しい。これまでの3年間で専門の領域をみっちりまなんできた。もちろん実験や実習もかさねてきた。 それでも研究室にはいり、それぞれの卒論テーマをあた

夜明けがはやくなり、ふといつもどおり朝がくることがいとおしく、時の進みをかんじる

はじめに  週2回、研究パートにくるまで勤務。こんざつして片道1時間以上かかるのがいやで早出。 冬のまっただなかは、めざめるころから小一時間のあいだ、家のなかはまだ真っ暗。ところがどうだろう。 月がかわりふとめざめるとほのかにカーテンごしにほのかにあかるさが。それにともない春めいてどこかスイッチがはいる気がする。 きょうはそんな話。 フレックスタイム  職場は自由にはたらく時間をじぶんで決められる。だれからも指図されない。そのためわざわざいちばん混雑する時間は世の

植物をみわけるアプリをつかってみてかんじたこと

はじめに  研究パートで植物を試料としてあつかう。植物を見わける作業が必要になり、このところ登場してひさしいアプリをためしている。たすけをかりて感じたこと。 きょうはそんな話。 研究パートで  しごとがら植物を試料として生化学的な分析が多い。するといろいろな植物を観察して種やちがいを見わける必要性にせまられる。 以前だったらその分野にくわしい分類学者の方がごく近くにいたので、調べつくせなかったり、絞りこめなかったりしたときにアドバイスをいただいていた。論文を執筆する

こどもたちが生きにくい世の中にしないためにまわりのおとなたちができることとは

はじめに  このところこどもたちの学習サポートをつづけていて、この流行り病の状況を抜けたあとの活動をどう方向づけしようかと模索中です。わたし自身そんなにいつまでもうごけるわけではありません。 いまだ思考をつづけて散漫ですが、頭のなかにある内容を記します。 つたない経験から みずからの経験をふりかえり考えます。過去のうち中学校時代は楽しかったし時間がゆったり流れ、小学校から中学のあいだは永遠につづくのではないかとさえ思いました。それだけ密度が濃かった。 さまざま新鮮な経験

高校時代にあれほど理解がすすまなかったはずの数学をいつのまにかつたえられるようになって

はじめに  中学までは難なくできていたはずの数学。それがどうも高校で進学校に入ってしまいおかしくなった。手をつけられずに未消化のまま大学受験。 いま、学習サポートで数学を高校生におしえる立場になり、数学に悪戦苦闘した日々をふりかえってみる。 きょうはそんな話。 数学をおしえて  学習サポートを主宰。中学生や高校生を中心に学習の場でささえる。数学もまた教える科目のひとつ。にがてにする生徒が多くもちろん避けてはとおれない。 するとこちらも生徒に接する時間の何倍か時間を

ふだんに近い食べものが手にはいるか、水が飲める・水が合わないか 旅さきでのこれらのちがい

はじめに  あちらこちらに旅をした。その多くはしごとで、あるいはぶらっと。わたしとて漂泊の思い胸にやまず…の心境になる。そこで気になるのがこれ。旅さきでの体調維持にかかせない。 きょうはそんな話。 家をでると  たいていしごとは国内で。そのかわりに多いときには月に何度も家を出てきょうはこちら、明日はあちらと移動。3か所を10日ほどかけてすごしたことも。これだけ日常でない場所にくりだすと、とうぜんのごとく通いなれた医者にかかれない。ふだん以上にみずからの身の保全につとめ

AIに適切な問いをなげかけられる能力がこれからのしごとにおいてたいせつと気づいた

はじめに  鈍感なほうだ。それでもこのところのAIツールの進展にはおどろくばかり。ごくごく日常にはいりこんできた。ネットをつうじて無料でしかもそこそこの事象ならばそれ相応の受け答えがかえってくる。 ただしべんりなのものにはかならず表裏の両面がある。メリットもあればデメリットも。そのへんの事情もふくめてふれたい。 きょうはそんな話。 どれほどのものか  ChatAI関連のものをキーワード検索すると数かぎりなく出てくる。AIツールが世にでてきた。すでに研究のしごとでは昨