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野球本紹介!僕が今まで読んできて面白かった野球本を一挙紹介します!

こんにちは、ジンです。

今回は野球本を紹介しようかと思います。
以前からSNSの方で「セイバーメトリクスは何で学びましたか?」「未経験者で野球をどうやって学びましたか?」という質問を受けていたのですが、僕の場合書籍の部分が非常に大きいです。

それでは早速紹介させて頂きたいと思います。


①野村ノート 著:野村克也

僕が野球ファンとして一番大きな影響を受けた一冊と言っても過言ではない一冊です。
野村監督のいわゆる”ID野球”をまとめた集大成のような一冊で、昭和〜00年代にかけてのプロ野球関係者全体に影響を与えた野村監督の考えが詰まっています。

今となってはデータ的に疑問符の付くような内容があったりもしますが、バッテリー中心の基本的な考え方、打者のタイプ分けなど”日本野球”の基礎を学ぶのには最適な一冊だと思いますし、単純に読み物として面白いです。

②マネーボール 著:マイケル ルイス 訳中山 宥 (訳)

今となっては大定番の”野球のデータの嘘”を暴いた衝撃的な一冊です。
今のMLBの編成やデータの細分化の流れを作ったと言っても過言ではない一冊でしょう。
得点圏打率や打点は当てにならない、盗塁は75%以上成功しないと得点を減らすなど、現代の野球ファンには”常識”と言って差しつえない知識が書いているので、データの”入門”として最適な一冊です。(この本によって拗らせた野球ファンは数知れず)

③楽天はなぜ強くなれたのか 著:野村克也

楽天優勝時の野村監督の一冊です。日本シリーズの詳細な試合の分析眼は必見です。
野村監督の著書は同じ内容の使い回しが多いと言われていたのですが、この一冊に関しては2013楽天の詳細な分析が多く、かなり読み応えがあります。

④新時代の野球データ論 フライボール革命のメカニズム 著:Baseball Geeks編集部 監修:神事 努

現代的なデータ野球を学べる一冊です。筑波大学の神事先生が監修されており、現代の野球選手がトラックマン等を使ってどのように”データ”を活用しているかわかる一冊で、マネーボールの一歩先の野球を学べます。

⑤アメリカン・ベースボール革命: データ・テクノロジーが野球の常識を変える 著:ベン リンドバーグ、トラビス ソーチック 訳:岩崎 晋也

現代のMLBにどのような革命が起きているか説明している一冊。
SNSが活用される時代になった故に、個人契約でドライブラインでトレーニングを受けたトレバー・バウアーを中心に現代の選手がどのように”天井”を突破しているかを説明している本。
日本プロ野球にも選手が個人的にトレーナーと契約し、活躍するという流れが来ており、ぜひ押さえておきたい一冊です。

⑥プロ野球のサムライたち 著:小関順二

僕をOBマニアの世界に入れさせてくれた一冊。後にドラフトの先生である小関先生の一冊だと気付いた時には驚きました(笑)
堀内など、昭和の野球選手についての現役時代についてのドラマチックな書き筋が面白くて幼少期に何回も読み返した本です。

⑦パリーグがプロ野球を変える 6球団に学ぶ経営戦略 著:大坪正則

プロ野球の経営という斬新な切り口を解説した一冊。球界再編騒動の時にパリーグがどれだけ赤字だったか、楽天やソフトバンクがどのようにその状況を打開したかがデータとともに解説されており、経営に対して全くの無知である僕でもわかるように解説されていて、読んだ当時大変参考になった一冊です。

⑧MLBでホームラン王になるための打撃論 著:根鈴 雄次

知る人ぞ知る、杉本裕太郎や楽天入江らを指導しているトレーナーの方である根鈴さんの著書。現代では常識的な打撃の技術論について詳細に書かれているので、技術的なことを学びたい人には入門向けの一冊かも知れません。

番外編① 1.02 ベースボールコラム

インターネットのサイトの読み物として面白いのが”1.02(DELTA社)の野球コラム”記事です。
セイバーメトリクスにおける基本的な考え方が学べる上”ほとんど無料”というのがかなりのおすすめポイントです。
読んでるだけでかなり時間が潰れるほど楽しめます。

まとめ

いかがだったでしょうか?今まで読んだ本の中から本当におすすめできる本だけ厳選して紹介させていただきました。
シーズンが終了すると優勝チームから本が出たりすることがよくあり、岡田彰布監督の本なんかは今でも読めるくらい面白いので、オフはインプット期間として最適な時期ですのでぜひ書籍等購入検討してみてはいかがでしょうか。

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