見出し画像

MBA日記: Case methodの基礎!

Financialでぼこぼこにされて自尊心がぼろぼろのまま迎えた2回目の講義、それは「Case method in practice」。弊学での特徴でもあるCase methodとはどんなものなのか。歴史や特徴はもちろん、実際にCase methodを使った模擬授業まで盛り沢山な2日間を過ごした。

どんなことやるの?

以下シラバスから引用:
「リーダーが組織やコミュニティを束ねようとする際に、複数のメンバーを駆り立て、方向づけていくための有効な手段として、討論運営がある。本科目はその運営能力の向上に焦点を当てた初級科目である。」

つまり討論運営の方法を学びます。

課題どうだった?

課題は易しめでした。A4一枚のケースが5つでて、それぞれにレポートを一枚ずつ。

テキストはこちらを使用。
これ、とても良本でした。チーム運営にも役立ちそう。

講義どうだった?

穏やかーな空気で進行。正直癒やし。先生も優しい。そんな感じ。

1日目は先生からのレクチャーが多目で、ケースメソッドの歴史や考え方、ベースとなる教育法等を学ぶ。その後は実践してみる。

そして1日目の午後は翌日の模擬授業に向けた準備!グループに割り当てられ討議運営書をみんなで作る。内容はそんなに難しくないんだけど、夜までやる前提なのがちょっとね…。結局終わったのは19時くらいかな。自分は1つそこから課題のレポートを書き上げた。

2日目は模擬授業中心。4グループに分かれて午前2回、午後2回。特に滞りなく終了。

得たもの

前回のFinancial と違ってちゃんと理解できた分、得たものも多かった気がする。

ただの討議方法についてのレクチャーかなーと思っていたけども、存外奥深かった。例えば、ケースメソッドが重視してきた教育上のキーコンセプトである「勇気」、「礼節」、「寛容」や温かいムード作りなどは、まんまチーム運営に活用できる。「ケースメソッドのクラスはある意味で”組織”である」というのもうなずける。

会議のファシリテート方法も大変有用だった。
例えば挙手制の際、中々当てられないがずーっと手を挙げてる人を、時間が経ってから当てると、公平性は保たれるが、議論は後ろに戻ってしまう。反して、誰かが発言した後に、今まで手を挙げてなかったのにいきなり挙げた人を指すと、公平性は保たれないが、議論は前にすすむ、といった技術などをちょこちょこ紹介してくれた。

まさに明日から使える内容だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?