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2021年おすすめHardcoreのmix録ったので曲紹介する記事

早いもので2021年も終わりを迎えようとしています。この記事が無事年内に書き終わればこの文言にも矛盾はないはずです。年内に書き終わらなければその時は自分を呪います。

音ゲーマーとしての自分は、ddrでヴァル、エゴ、パラレボと、ノンバーで足19を踏破する目標をクリアできて、一個大きなステップを登れたな、と思った一年でした。他に立ててたラクリマ激AAには遠く及びませんでしたが、少しずつ成長を続けたいところ。元々このnoteはしがない音ゲーマーが曲紹介をするスタンスだったのでした。

閑話休題。

皆様にとってどんな1年だったでしょうか。コロナとの付き合い方が微妙に変わって来て、少しずつ、制限込みではあるけどパーティーが動き出した年であったように感じました。僕も、自分で持ってたBlackBoxというパーティーの番外編として、配信メイン、11月は少しお客さんも受け入れての、Basement 1stというパーティーをやれました。やっぱり、クラブの音響で浴びるのが、Hardcoreを100%楽しみきる方法なんだな、と思うところです。来年こそは、BlackBox本編をやりたいところ。

さて、パーティーの動きが鈍くても、Hardcoreのリリースはたくさんありました。節目節目で曲は買っていて、その中でこれよかったなあ、というのをまとめてmixにしました。せっかくなので、一曲一曲いつもの感じで紹介していこうと思います。mixの中で使えた尺が長かったり短かったりしたので、是非リンク先からフルで聴いて欲しいです。全部いい曲。

The Empire - Resilience

The Empireお前生きとったんか我ェ!!!!!!という感じのリリースです。2019年ぶりとかそんなじゃなかろうか。TTMからのリリースが多いアーティストですが、僕が初めて知ったのはNext Cycloneからのリリースのだったんですよね。

↑これ
ほどほどのメロディとシンプルな構成の一曲。ほんのり哀愁漂う。所謂Mainstrem系の展開。もうMainstreamって言わない気がするね、別の名前欲しい。

E-Noid - Children Of The Night

Rige music系列からのリリースです。bpmあげるとまた雰囲気変わりそうなンヴァーンヴァーいうキックの曲です。終始なってるメロディが一貫して不穏でいい感じです。中盤キック変わるとこ好き。

Nightshift - Bad Dreams

Dogfightからのリリース。ビルドの展開が好きすぎる一曲です。今年いろんな場面で使った記憶にある。派手さはないものの頭に残るメロディのリフ。キックが硬いのもいい。

JKLL - Darkside

Hardcore Franceから。フレンチコアではないよ。冒頭からドロップに行くまでの音が好き、オタクなのでこういうのに弱いの。mixにするにあたりピッチちょっといじったけど思ったよりいい感じです。フレンチコア3人組として日本に来日したこともあったので、そっちのイメージがありましたが、最近聞いてるとシンプルにHardcoreが多い印象。

Hellsystem & Restrained - Lord Of Justice

最近よくある跳ねたリズムのちょっとRawっぽいやつか〜?と思って聞いてたらビルド以降のメロディでぶち上がったやつです。以前Sho--nan氏がこの手のタイプの曲をヒーロー系と称していましたが、完全にわかりのある表現。Next Cyclone復活お待ちしてます。ないですか。ダメですか。

N-Vitral - King Of The Underground

MoHからのリリースです。今年はN-Vitralの激アツリリース多かった年でしたが、中盤以降入るドラムンパートがぶっ刺さったのでこれにしました。リリックもかっこいいよね。すき。

Lem-X & Tha Watcher – The Origins

Afterlife Recordingsからのリリース。Lem-XのトラックにThe WatcherがMC当てて、ハードサウンド色々見ていきましょうと言った趣の一曲。使い所選ぶ気もしますが多分これ楽しい。これ書くにあたって初めてPVちゃんと見たけどめっちゃOldschoolなGabba headsがhakkenやってるけど、曲にはそんなにold要素ないのよね。

Strobcore - UFO

何かと刺さりの多い曲が大量に入っているコンピを定期的に供給して来る、Handkcuf Recordsから、Strobcoreの一曲。今年一番気持ち悪かった曲がこれ。リズムがわかんねぇよになります。ちょろっと入るメロディも気持ち悪い。最高かこれ。今年の5本指に入る。同じコンピ内に音ゲーマー諸氏にもお馴染みRoughSketchさんの曲も入っててそっちもよかったです。

Syprexa - Marshmallow Hell

Motormouth Recordzからのリリースです。これも割と無機質なタイプ。ぎょわぎょわ言うのにトコトコ言うドラムパートが合わさって楽しい。

Hellfish - The Cocaine Diet

Deathchant Recordsからのリリース。ゴンゴン言うキックにいろんなサンプリングサウンドが散りばめられていて楽しい。ヨッシーが卵じゃなくて敵を吐き出す時の声がサンプリングされている気がする。気がするだけかもしれない。今年のDeathchantはDC100シリーズが大変アツかった。

Nagazaki - Flesh & Chrome

TTM系列のHERESYより、Nagazakiの一曲。Prototype Recordsのオーナーやってるのでそっちのリリースのイメージが大きかったのですが、HERESYからきてびっくりした。無機質無感情な展開もいいのですが、序盤から入って要所に散らされているちょっと明るげな雰囲気も好きポイントです。

DJIPE & Ophidian - Unaltered

こちらもTTMから、年末に出て来たDJIPEのアルバムよりOphidianとの合作。双方の要素がよく入りつつも、やっぱり印象に残るのがあちこちに散りばめられた某超有名インディーズゲームのネタですね。曲そのままっていうんじゃなくてSEとかボイスとかを入れまくって雰囲気を寄せまくった感じ。すごい。

Iridium - Another Victim

またTTMだ、まあCrossbreed寄りの展開作るといっぱい入ってくるよね。うん。オタクはギターサウンドに弱い。中盤ブレイクのエモ散らメロディから始まるドラムン行ってのハーフビート行ってのの展開が好きすぎてでかい声出る。激ヤバ。

MDCore - Give It To My Enemies

Dark Impact Recordsからのリリースです。暗黒陰鬱低速ミュージックのリリースが多い印象のレーベルですが、たまにある相対的にbpm高めの曲がガン刺さる法則が今の所あります。暗黒ミュージックなのは共通しています。

The Ghost Chasers - Set It

2020年から活動開始してるSymphony of coreからの一曲。荒っぽい前のめりな勢いのある雰囲気が好きです。硬めのスネアにも弱い。キックも色々詰め込まれてて四つ打ちから崩してくるのもすき。

Occult Rituals - Ball Out

こちらも割と最近のレーベルじゃなかったっけか、New World Order Recordsからのリリースです。この曲もこの一年の中だとかなり刺さりました。キックの勢いと、ばら撒かれてる金属音各種、刻みまくったビート、全部最高でした。今年出会えてよかったアーティストナンバーワンかも知れん。

Detest - Flontline

これもAfterlifeからDetestの一曲です。キックが色々盛り込まれてて楽しいタイプ。通しでかけても飽きがこなさそう。いいぞ。

Al-Cor3 - Mash up the Place

えっこれもDIRだったっけ?という。懐かしのSkrillexネタです。同じネタのHardcoreだとAngerfistも昔作ってましたね、と思って見に行ったら2019年に新しいバージョンを作り直していたらしい。ほぇー。

Badlxck - Chtxlhx

ア゛ッこれリリース去年の12月やんけ…。まあほぼ2021年みたいなとこあるので…。四つ打ちから離れたとこのリリースいっぱいのBadlxckの一曲です。プォーってなってる這うようなメロディが癖になる。

Savage - No Crowns

あれこれも2020年…買ったタイミングで21年のだと錯覚してるパターンが続いている気がする…。意味わからんタイミングで入るパーカッションとドンパンパートが癖になります。中盤減速あり。

Hard Effectz - Dream Chaser

Party Raiser Recordから一曲。この辺から雰囲気をちょっと明るくしたかった気配を感じます。Just Do Itおじさんネタの曲で初めて聴いた時正直笑ってしまったが、繰り返し聴いてるうちに少し明るめでバリバリいうメロディ、跳ねたキック、そもそもめっちゃ前向きなリリック、すごい好きになってしまった。とにかくやれ。ちなみにこのリリースの前後一週間くらいでもう一曲別の人が同じネタの曲をリリースしてた気がする。流行ったのか今年。

Unproven - Started A Fire

床屋さんレコードから一曲。Unprovenはこのくらい底抜けに明るくてちょいシャバくらいの雰囲気の曲が好きです。最近のUptempoみたいなキックでありつつのこの雰囲気がいい感じ。テケテーテケテーいう後ろでなってる音使いも好き。

Nosferatu - Play With The Rhythm

3月にMoHから出たデカリリースのInsurrectionからの一曲です。一番好きなのは一発目のぶっつぶれた感じのキックですが、どこかコミカルさを感じるメロディ、中盤の00年代前半みたいなキック、いろんな要素が絡み合って楽しげな一曲。

RoughSketch - Neon Lights

Megarave Recordsから年末のリリースです。最初聴いた時「あれRaptureのリリースか?」と勘違いしたくらい、メロディがかなりしっかりついてて楽しい。オタクはメロメロエモ散らかしトラックに弱い。イントロからしっかりエモ散らかしなのに最初のドロップで冗談みたいな落差のキックなるの死ぬほど好き。エモ散らかしとそうじゃないとこのメリハリがあるので一辺倒じゃなくていいんですよね。聞きごたえがある。

Broken Minds & D-Frek - Wanderer

mix聴きなおすたびここのつなぎで脳内の全オタクがイントロダッシュを決めてぶち上がっています。今年MoH入りを果たしたBroken Mindsと、フレンチよりのD-Frekの合作。ケルティックサウンドを取り入れた激エモトラックです。これも相当刺さったが使える機会がなかったので、来年ガンガン使おうと思います。ピッチちょっといじってるけどこの二曲のつなぎは相当よかったと思う。うん。

Detest - Drop This

あれ、Detestが図らずも被った。今度はFOOTWORXXから一曲。なんか懐かしくも感じるDrop Thisネタの曲です。ボイスに勢いがあっていいよね。伸びのあるキック。

Hysta - My Secret

TTMからのリリース。個人的には、Dequinoxからのリリースで、メロディしっかり目の曲が多かったイメージのHystaでしたが、おおこんなのも作るんだなあと思った一曲です。ビルドの展開とその後のキックの切り替わりも好きです。

Crime1minister - Banging For Colombia

スウェーデンのSEUA Digital Recordsから一曲。Crime1ministerらしい崩しに崩したリズムと独特なキックが聴いてて楽しいです。今年は日本からもSEUAからリリースした人が結構いてすごいなあと思った次第。ぜひ探してみてください。

Psychoweapon - Crowd Rocker

Neophyte傘下のSmash Recordsから一曲。前のめりなと言うか、2拍綺麗に使ってドン、というキックを打ち込んでいる感じが好きなのかもしれない。道中一瞬スカウスっぽくなるとこフフッてなる。すき。

Skull Demon & Frenzy - Don't Stop

2Gunz Recordsから、これも懐かしいネタの一曲。フレンチ寄りなのでつなぐ順番変えてもよかったじゃないのか自分。パーティー止まるんじゃねえぞ…ネタも今年よく聴いた気がします。

A-Kriv & Dedicator Ft Rob2Speed - Loki

メロディも展開も声ネタもトータルでなんかこう…地を這ってる感じというか…Hardcore Franceからのリリースのうねうねした感じのトラックです。気持ち悪いと感じるHardcoreは概ね最高。

Daredevils - Fury of The Storm

Prague Nightmare Recordsからのリリース。DragonforceネタのHardcoreととうとう出会えたぞ!!!という気持ちが強かった一曲。mixでは使いませんでしたが、エレキのピロピロいうパートがそのままねじこまれてて最高。いいぞ。

DJ Radiate & Psyco - When Darkness Falls

Dragonforceネタ一個でぶち上がってたのに、Through the Fire and Flamesのネタもあるんですか!?2021どうなってんの!?というやつ。メロディそのままという感じではなく、リリックの引用という使い方の一曲。曲作り自体は比較的落ち着いている感じですが、ネタでテンション振り切れてしまう。

Coretex - Tokio Phonk Beatz

HKVから日本人のリリース!しかもCoretexとMIDI War!おい!という。テンションぶち上がりすぎて気が狂う。mixに入れるのどっちにしよかなと死ぬほど迷いましたが、冒頭のブラスサウンドが好きすぎてこっちにしました。MIDI Warさんとの曲もいいのでぜひ聴いて買ってくださ買え。いいので。

UKTM - Straight Up Killah

うーんバイオレンス。荒々しいボイス、感情無の展開、bpm。いい感じです。UKTMがユニットなの最近気付きました。

Nevermind and DJ Narotic - Slaughterhouse (The Vizitor Remix)

結局オタクはギターサウンドに弱いし高bpmに弱いしドタドタに弱いのである。治安がとにかく悪いし最高。速くて強いのはXtreme Audio Violenceに刺さりが多い印象です。今年もVizitorがよく刺さりました。

以上、2021年よく刺さった曲の紹介でした。ギリギリ2021年内に間に合ったのでセーフということで一つ。2022年も細々と、DJやったりパーティーやったり曲紹介やったりできればと思いますので、何卒よろしくお願いします。皆様、良いお年を。


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