見出し画像

初心者でもわかる!熟練トレーダーの「FX戦略構築&指値一本勝負」(2021/5/27木)

おはようございます。成長おじさんです。

今日も各通貨ペアの相場認識をアップデートしていきましょう。

本日の相場分析(ファンダメンタル全般)

 まずは、日本経済新聞のニュースを引用させていただき、ファンダメンタル観点で相場全般の状況を理解しましょう。

〈ニューヨーク外国為替市場〉
26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=109円10~20銭で取引を終えた。このところ低下基調だった米長期金利が26日は上昇した。日米金利差の縮小観測が後退し、円売り・ドル買いが優勢になった。
米10年物国債利回りは前日に一時ほぼ2週ぶりの低水準を付けた。26日は持ち高調整や目先の利益を確定する債券売りが優勢となり、米長期金利は下げ止まった。日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが入った。市場では月末を控え、ドル買い需要を指摘する声もあった。
ドルがユーロに対して上げ幅を広げ、対円でのドル買いに波及した面もあった。欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事は26日付の日本経済新聞のインタビューで、国債などの資産購入策について「いまの状況では買い取りペースを落とすことは正当化できない」と指摘した。ECBの金融緩和の縮小観測が後退し、ユーロ売り・ドル買いを後押しした。

昨日も米長期金利の動向に左右される動きとの見方のようですね。欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事の発言により、ユーロ売りが出たことは買いスタンスを取っている私としては残念です。

今は世界中の投資家の注目が、米長期金利の動向と量的緩和の縮小時期(テーパリング)に集まっていますので、必ず日々の動向をチェックしていきましょう。

最近は米長期金利の動向や経済指標、要人発言に一喜一憂して相場が振り回されてしまうため、スイングトレードよりもデイトレの方が利益を出しやすい状況かなとの全体認識を持っています。本記事でもデイトレ観点の戦略を記載することにします。

では各通貨のテクニカル動向をみていきましょう。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートなどを表示しながらご覧ください。

本日の相場分析(テクニカル全般)

「ドル円」

<NY終値>
109.1円付近
<今日の上値注目ポイント>
109円付近
<今日の下値注目ポイント>
108円台半ば
<相場分析概況>

画像1

ドル円は「下値切り上げラインに注目しながら、109円付近を上抜けられるかに注目してのトレードが良い」と紹介しました。結果としては22時の足で円安方向にブレイクしましたので、まだ円安が続くことを期待したい状況です。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、元のレンジに戻ることがないかに警戒しながら、ロングでのトレードが良いと個人的には思います。

<スイングトレード戦略>
まだトレンド転換には至っていませんので、このまま様子を見たいと思います。中長期的な予想としては、最大で112.4円のまで円安が進むとの見方をしています。

なお、今週のドル円戦略構築については、先週末の記事をご覧ください。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:109.3円(約定)
 決済:指値110.5円 逆指値108.1円

「ユーロドル」

<NY終値>
1.219ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
1.22ドル台半ば
<今日の下値注目ポイント>
1.21ドル台半ば
<相場分析概況>

画像2

ユーロドルは「1.22ドル台前半を下値として、ドル安展開の流れに乗る戦略」としていました。
東京時間はよい流れでしたが、18時の足では水平ラインを割り込んでしまいましたので、ここで損切りとなりました。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、もしも1.21ドル台半ばまで落ちてくればロングで逆張りトレードが個人的には良いと思っています。

<スイングトレード戦略>
まだトレンド転換には至っていませんので、このまま様子を見たいと思います。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:1.202ドル(約定)
 決済:指値1.234ドル 逆指値1.202ドル

「ユーロ円」

<NY終値>
133.0円付近
<今日の上値注目ポイント>
133円台半ば
<今日の下値注目ポイント>
132円台後半、132円台半ば
<相場分析概況>

画像3

ユーロ円は「積極的にトレードする場面では無い」としてトレードを見送る戦略をとりました。利確目標到達後の反落ということで典型的な値動きとみることができます。
もしトレードするならという条件付きで133円台半ばでの逆張りトレード(売り)を紹介しましたが、こちらについては完全に予想通りとなりました。トレードされた方は、おめでとうございます。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、引き続き積極的にトレードする場面では無いように思います。どこで下値を固めてくるかに注目です。133円付近か132円半ばが目処になるのではないかと今のところ思っています。

<スイングトレード戦略>
スイングトレードは損切りポイントが遠いため、指値は見送っていましたが、中長期的なターゲットに到達しましたので、一度トレードはお休みかと思います。押し目を拾い続けた方はそろそろ利確しても良いかもしれません。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンドドル」

<NY終値>
1.412ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
1.42ドル台前半
<今日の下値注目ポイント>
1.41ドル付近
<相場分析概況>

画像4

ポンドドルは、「1.42ドル台前半、1.41ドル付近でレンジ内推移を意識した逆張りトレードを基本」としていました。結果的には昨日は1.42ドル台前半に到達しませんでしたが、現在は1.41ドル付近に迫っています。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、下値の注目ポイントを意識した逆張りトレードを基本にして、レンジブレイクなら順張りに移行する戦略がよいのではないかと個人的には思っています。
ちなみに現在レンジ内で逆張りする際は、どちらかといえばドル安方向にポジション量を傾けた方が良いかもしれません。

<スイングトレード戦略>
中長期的には、まだドル安トレンド発生中(最大で1.43ドル)と予想しております。中期的なトレンドが発生したら指値を行いますが、スイングよりも長いスパンで取引される場合には着実に押し目を拾っていく作戦がよいと個人的には思います。

<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンド円」

<NY終値>
154.1円付近
<上値の注目ポイント>
154円台半ば
<下値の注目ポイント>
153円台後半
<相場分析概況>

画像5

ポンド円は「注目ポイント間での推移となることをメインに考えたトレード(逆張り)」との戦略を立てました。
昨日は大きな動きがなかったため、トレードは難しかったかもしれません。見送りが正解かと思います。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、引き続き上記の注目ポイント間での推移となることをメインに考えたトレード(逆張り)がよいではないかと個人的には思います。円安方向に抜けた場合に中長期トレンドに発展する可能性もあるため、順張りトレードでついていきたい場面かと思います。

<スイングトレード戦略>
中長期的には、155円から156円まで円安になると予想しています。中期的なトレンドが発生したら指値を行いますが、スイングよりも長いスパンで取引される場合には押し目を拾っていく作戦がよいと個人的には思います。

<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドル円」

<NY終値>
84.5円付近
<今日の上値注目ポイント>
84円台後半
<今日の下値の注目ポイント>
84円台前半
<相場分析概況>
豪ドル円は、東京時間に84.8円付近まで円安となり、下落トレンドラインを抜けましたが、その後は勢いは続かず元の予想レンジ幅に戻ってきてしまいました。ただ、下落トレンドラインより上に位置しているため、ここから円安が進む可能性もあると個人的には予想しています。

<デイトレ戦略>
84.8円を超えてくるなど円安方向にレンジブレイクした後のトレードをメインにしたいと思っています。
<スイングトレード戦略>
スイングトレードは、レンジをブレイクするまで見送りとします。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドルドル」

<NY終値>
0.774ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
0.77ドル台後半
<今日の下値注目ポイント>
0.77ドル台前半
<相場分析概況>
豪ドルドルは、「注目ポイント間のレンジを抜けられるのか」に注目していました。
東京時間には0.7796ドル台までドル安となりましたが、その後は失速する展開となりました。
本日も注目ポイント間のレンジを抜けられるのかに注目したいです。
<デイトレ戦略>
昨日も「レンジ相場を想定してのトレードを基本戦略」と紹介しました。ですので、上値注目ポイントの0.77ドル台後半からのショート戦略で勝てた方も多かったのではないでしょうか。
本日もレンジ相場を想定してのトレードを基本戦略としながら、レンジブレイクした場合には順張りトレードする戦略が良いのではないかと思います。
<スイングトレード戦略>
スイングトレードは、0.77ドル割れまでは買い継続です。
<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:0.776ドル(約定)
 決済:指値0.79ドル 逆指値0.762ドル

「NZドル円」

<NY終値>
79.5円付近
<今日の上値注目ポイント>
79円台前半
<今日の下値注目ポイント>
78円台半ば
<相場分析概況>
NZドル円は、78円台半ばを下値抵抗として円安展開となるかに注目していました。東京時間に発表されたNZ準備銀行の政策金利発表及び声明内容を受けてNZドル円は79円台半ばまで大幅上昇となりました。
本日は、円安展開の継続性と戻りのレートに注目したいです。
<デイトレ戦略>
昨日は「78円台半ばからロング(買い)戦略を軸として、78円台半ばを下抜けてきたら損切りする戦略」を紹介しました。結果としてはNZ準備銀行の声明内容を受けて大幅に上昇しましたので、勝てたケースが多かったのではないでしょうか。
本日は、トレードはいったんお休みにして円安展開の継続性と戻りのレートの確認日にするのがよいのではないかと個人的には思っています。

<スイングトレード戦略>
大きなトレンドは発生していないとの認識から見送り。
<スイング指値一本勝負>
見送り

今月の決済完了ポジションと成績

5/10 ポンドドル +240pips
5/10 ポンド円 +240pips
5/13 ドル円 -155pips
5/20 豪ドル円 +5pips

21年4月計 +280pips
       5月計 +35pips
       6月計 +705pips
       7月計 +445pips
       8月計 -380pips
       9月計 -85pips
   10月計 -1505pips
      11月計 -550pips
   12月計 +360pips
21年1月計 -220pips
  2月計 +770pips
  3月計 -410pips
  4月計 -440pips
  5月計 +330pips


※決済日付は実日付ではなく、NY市場クローズを基準とします。

記事趣旨まとめ

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
 <本トレードの特長>
 ・明確な逆指値
  →「無計画な塩漬けポジションがゼロに」
 ・リスクリワードを考慮した注文
  →「”損小利大”を体得できます」
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 →「サラリーマンや主婦の方でも大丈夫」
 →「新規注文は朝1回のみとしています」
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
 →「焦りは禁物。資金を増やすことよりも
   大きく減らさないことが大事」
 →「トレードの繰返しで着実にスキルアップ」
【記事概要】
記載内容
FX歴15年、年間損益では11年間負けなし
兼業トレーダーによる「スイングトレード」と「日足を主軸とした相場分析」
更新日時
平日、朝9時から10時くらい
注文内容変更
指値や逆指値の変更は朝(相場急変時は除く)
損益計上
取引ロット数は考慮せずに一律で損益計上
(初心者の方向けに損益の計上はシンプルにしたいため)
記事の狙い
ご自分の性格や生活スタイル、投資目的に合った独自のトレードスタイル確立に向けて、参考にしていただきたい。
【お願い事項】
<その1>
note公開後の取引内容変更は、基本的に朝のみとします。
これは朝の時間帯に少しだけFXに時間を割いていただければ、続けられるようにするためです。
ただし、相場の急変などに対応するため、朝以外の時間帯に記事更新することもあります。その際は、Twitterでもお知らせしますので、本記事を気に入っていただけた方は、Twitterのフォローもお願いします。
<その2>
この記事は、私の実践しているトレードから”スイングトレード”のみを抜き出し、かつ、初心者の方でも体得できるよう再構成して掲載しています。
<その3>
この記事は「日本人の資産を守りたい」をモットーに、長期的に安定して利益を出せるように誠心誠意書いておりますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします
<その4>
記事を気に入っていただいた方は、スキ&フォロー&拡散をお願いします!記事継続の励みになります!
<その5>
📬成長おじさんの質問箱を用意しました↓
https://peing.net/ja/jijifx2020
感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。
私が答えられる内容であれば、優先的にnoteに取り上げさせていただきます。

それでは、また明日もお会いしましょう〜

いただいたサポートは、自己投資もしくは他のクリエイターさんの応援に使用させていただきます。 自己投資で得た成果は、読者の皆様に記事で還元させていただきますので、応援よろしくお願いします。