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初心者でもわかる!熟練トレーダーの「FX戦略構築&指値一本勝負」(2021/5/25火)

おはようございます。成長おじさんです。

今日も各通貨ペアの相場認識をアップデートしていきましょう。

本日の相場分析(ファンダメンタル全般)

 まずは、日本経済新聞のニュースを引用させていただき、ファンダメンタル観点で相場全般の状況を理解しましょう。

〈ニューヨーク外国為替市場〉
24日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前週末比20銭円高・ドル安の1ドル=108円70~80銭で取引を終えた。米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込む円買い・ドル売りが優勢だった。ユーロなどに対してドルが下落し、対円でのドル売りに波及した面もあった。
米長期金利の指標である10年物国債利回りが一時は節目の1.6%を割り込み、前週末から低下した。ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事が足元のインフレの上振れが持続する可能性は低いとの見解を示した。米金融緩和の長期化が見込まれたこともあり、円相場を押し上げた。
前週末に発表されたユーロ圏の5月の購買担当者景気指数(PMI)の改善が改めて材料視され、ユーロ圏の景気回復期待からユーロ高・ドル安が進んだ。原油先物の上昇でカナダドルやオーストラリアドルなど資源国通貨もドルに対して買われた。主要国通貨に対するドル売りが、円の対ドル相場に広がった。

目立った材料は無いという印象です。

今は世界中の投資家の注目が、米長期金利の動向と量的緩和の縮小時期(テーパリング)に集まっていますので、必ず日々チェックしていきましょう。

ただ最近では米長期金利の動向や経済指標、要人発言に一喜一憂して相場が振り回されてしまうため、スイングトレードよりもデイトレの方が利益を出しやすい状況かなとの全体認識を持っています。本記事でもデイトレ観点の戦略を記載することにします。

では各通貨のテクニカル動向をみていきましょう。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートなどを表示しながらご覧ください。

本日の相場分析(テクニカル全般)

「ドル円」

<NY終値>
108.8円付近
<今日の上値注目ポイント>
109円付近
<今日の下値注目ポイント>
108円台半ば
<相場分析概況>

画像1

ドル円は「下降トレンドラインの上抜けに注目しながら、レンジ推移を狙ったトレードが良い」と紹介させていただきました。結果は、予想通り下降トレンドラインに押さえられる形での推移となりました。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、現在の状況は三角持ち合いにみえ、そろそろどちらかに動き出しそうに思います。したがって、108円後半から、どちらかに抜けた方に順張りでトレードする戦略がよいと個人的には思います。

<スイングトレード戦略>
まだトレンド転換には至っていませんので、このまま様子を見たいと思います。中長期的な予想としては、最大で112.4円のまで円安が進むとの見方をしています。

なお、今週のドル円戦略構築については、先週末の記事をご覧ください。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:109.3円(約定)
 決済:指値110.5円 逆指値108.1円

「ユーロドル」

<NY終値>
1.221ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
1.22ドル前半
<今日の下値注目ポイント>
1.21ドル台半ば
<相場分析概況>

画像2

ユーロドルは「前回安値の1.217ドル付近で反発となるかに注目した押し目を買いスタイル」を紹介しました。17時台に1.2175ドルを付けましたが、その付近でトレード出来た方は完璧だったと思います。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、上値注目ポイントの1.22ドル前半付近での逆張りトレード(売り)&上抜けた場合は買いに転換するスタイルが個人的には良いと思っています。昨日買いポジションを建てている場合には、いったん利確もありだと個人的には思います。

<スイングトレード戦略>
まだトレンド転換には至っていませんので、このまま様子を見たいと思います。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:1.202ドル(約定)
 決済:指値1.234ドル 逆指値1.202ドル

「ユーロ円」

<NY終値>
132.8円付近
<今日の上値注目ポイント>
133円付近、133円台半ば
<今日の下値注目ポイント>
132円台後半、132円台半ば
<相場分析概況>

画像3

ユーロ円は「下値注目ポイントの132円台半ばで反発できるか」に注目していました。逆張り(買い)でトレード出来た方はおめでとうございます。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、下降トレンドラインに注目しながら、上値・下値注目ポイントを抜けてくるかに注目したいです。積極的にトレードする場面では無いように思いますが、トレードするならレンジ内での推移を想定した逆張りトレード(買い)が良いのではないかと個人的には思います。

<スイングトレード戦略>
スイングトレードは損切りポイントが遠いため、指値は見送っていますが、中長期的には、これまで通り押し目を拾っていく作戦がいいと思います。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンドドル」

<NY終値>
1.415ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
1.42ドル台前半
<今日の下値注目ポイント>
1.41ドル台半ば、1.41ドル付近
<相場分析概況>
ポンドドルは、「1.41ドル台半ば、1.41ドル付近でレンジ内推移を意識した逆張りトレード(買い)を基本」としていました。結果的には昨日の下値は1.4112でしたので、ほぼ的中かと思います。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、上記の注目ポイント間でのレンジ内推移を意識した逆張りトレードを基本にして、レンジブレイクなら順張りに移行する戦略がよいのではないかと個人的には思っています。

<スイングトレード戦略>
中長期的には、まだドル安トレンド発生中(最大で1.43ドル)と予想しております。中期的なトレンドが発生したら指値を行いますが、スイングよりも長いスパンで取引される場合には着実に押し目を拾っていく作戦がよいと個人的には思います。

<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンド円」

<NY終値>
154.0円付近
<上値の注目ポイント>
154円台半ば
<下値の注目ポイント>
153円台半ば
<相場分析概況>
ポンド円は「154円付近を割り込むと153.7円から153.5円くらいまで短期的に円高になる」との予想でしたが、昨日の安値は153.78円台と完全的中となりました。短期勝負で売りトレードされた方はおめでとうございます。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、上記の注目ポイント間での推移となることをメインに考えたトレード(逆張り)がよいではないかと個人的には思います。

<スイングトレード戦略>
中長期的には、155円から156円まで円安になると予想しています。中期的なトレンドが発生したら指値を行いますが、スイングよりも長いスパンで取引される場合には押し目を拾っていく作戦がよいと個人的には思います。

<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドル円」

<NY終値>
84.3円付近
<今日の上値注目ポイント>
84円台半ば
<今日の下値の注目ポイント>
84円台前半
<相場分析概況>
豪ドル円は、予想レンジ幅が狭いためブレイクした後のトレードをメインにしたいとの方針でしたが、残念ながら昨日レンジブレイクすることはありませんでした。

<デイトレ戦略>
予想レンジ幅が狭いため、ブレイクした後のトレードをメインにしたいと思っています。
<スイングトレード戦略>
スイングトレードは、レンジをブレイクするまで見送りとします。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドルドル」

<NY終値>
0.775ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
0.77ドル台後半
<今日の下値注目ポイント>
0.77ドル台前半
<相場分析概況>
豪ドルドルは、「0.77ドル台前半の攻防」に注目していましたが、下値は0.7706ドル台とほぼ的中しましたね。現在は0.775ドル付近と注目ポイント間でのレンジ相場のちょうど中間くらいの位置にいる状況です。
本日は注目ポイント間のレンジを抜けられるのかに注目したいです。
<デイトレ戦略>
昨日は「レンジ相場を想定してのトレードを基本戦略」と紹介しました。下値注目ポイントの0.77ドル台前半付近でロングでは入れた方は勝てているのではないでしょうか。おめでとうございます。
本日もレンジ相場を想定してのトレードを基本戦略としながら、レンジブレイクした場合には順張りトレードする戦略が良いのではないかと思います。
<スイングトレード戦略>
スイングトレードは、0.77ドル割れまでは買い継続です。
<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:0.776ドル(約定)
 決済:指値0.79ドル 逆指値0.762ドル

「NZドル円」

<NY終値>
78.5円付近
<今日の上値注目ポイント>
78円台半ば
<今日の下値注目ポイント>
78円付近
<相場分析概況>
NZドル円は78円台をキープできるかに注目していました。東京時間に77.97円台を付けることもありましたが、その後は反発して上値注目ポイントである78.5円付近まで円安となっています。
本日は、78円台半ばを超えることができるかに注目したいです。
<デイトレ戦略>
昨日は「目線は円高で戻りを売る戦略がいい」と紹介しました。現在78.5円付近まで円安となっていますので、本日は「78円台半ばでショート(売り)戦略を軸として、超えてきた場合は買いに転換する戦略」がよいのではないかと個人的には思っています。
<スイングトレード戦略>
大きなトレンドは発生していないとの認識から見送り。
<スイング指値一本勝負>
見送り

今月の決済完了ポジションと成績

5/10 ポンドドル +240pips
5/10 ポンド円 +240pips
5/13 ドル円 -155pips
5/20 豪ドル円 +5pips

21年4月計 +280pips
       5月計 +35pips
       6月計 +705pips
       7月計 +445pips
       8月計 -380pips
       9月計 -85pips
   10月計 -1505pips
      11月計 -550pips
   12月計 +360pips
21年1月計 -220pips
  2月計 +770pips
  3月計 -410pips
  4月計 -440pips
  5月計 +330pips


※決済日付は実日付ではなく、NY市場クローズを基準とします。

記事趣旨まとめ

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
 <本トレードの特長>
 ・明確な逆指値
  →「無計画な塩漬けポジションがゼロに」
 ・リスクリワードを考慮した注文
  →「”損小利大”を体得できます」
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 →「サラリーマンや主婦の方でも大丈夫」
 →「新規注文は朝1回のみとしています」
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
 →「焦りは禁物。資金を増やすことよりも
   大きく減らさないことが大事」
 →「トレードの繰返しで着実にスキルアップ」
【記事概要】
記載内容
FX歴15年、年間損益では11年間負けなし
兼業トレーダーによる「スイングトレード」と「日足を主軸とした相場分析」
更新日時
平日、朝9時から10時くらい
注文内容変更
指値や逆指値の変更は朝(相場急変時は除く)
損益計上
取引ロット数は考慮せずに一律で損益計上
(初心者の方向けに損益の計上はシンプルにしたいため)
記事の狙い
ご自分の性格や生活スタイル、投資目的に合った独自のトレードスタイル確立に向けて、参考にしていただきたい。
【お願い事項】
<その1>
note公開後の取引内容変更は、基本的に朝のみとします。
これは朝の時間帯に少しだけFXに時間を割いていただければ、続けられるようにするためです。
ただし、相場の急変などに対応するため、朝以外の時間帯に記事更新することもあります。その際は、Twitterでもお知らせしますので、本記事を気に入っていただけた方は、Twitterのフォローもお願いします。
<その2>
この記事は、私の実践しているトレードから”スイングトレード”のみを抜き出し、かつ、初心者の方でも体得できるよう再構成して掲載しています。
<その3>
この記事は「日本人の資産を守りたい」をモットーに、長期的に安定して利益を出せるように誠心誠意書いておりますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします
<その4>
記事を気に入っていただいた方は、スキ&フォロー&拡散をお願いします!記事継続の励みになります!
<その5>
📬成長おじさんの質問箱を用意しました↓
https://peing.net/ja/jijifx2020
感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。
私が答えられる内容であれば、優先的にnoteに取り上げさせていただきます。

それでは、また明日もお会いしましょう〜

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