【初心者向け】熟練FXトレーダーのドル円週間相場予想&戦略構築(WEEK39)
こんにちは、成長おじさんです。
今週も1週間、お仕事・家事・育児おつかれさまでした。
今週のトレード成績はいかがでしたか?
儲かった方も損してしまった方も、この週末に自分のトレードを振り返ってトレードスキルを向上させましょう。
それでは、私のドル円週間相場予想&戦略構築を題材にして、実際に今週の振り返りと来週の戦略構築をしていきたいと思います。
今週の振り返り<ファンダメンタル観点>
まずは、ファンダメンタル面からです。
主なトピック整理
14日
「8月消費者物価指数(CPI)コア指数:市場予想を下回る」
市場予想:4.2%上昇
結果:4.0%上昇(前年同月比)
⇒前月(+4.3%)から縮小。インフレ観測が後退。
15日
「9月NY連銀製造業景況指数:市場予想を大幅に上回る」
市場予想:17.9
結果:34.3(前月18.3)
⇒予想に反する上昇で米景気は底堅いとの見方が広がる
16日
「8月小売売上高:市場予想に反しての増加」
市場予想:0.8%減
結果:前月比0.7%増(前月分1.8%減に下方修正)
「9月フィラデルフィア連銀業況指数:市場予想を上回る」
市場予想:18.8
結果:30.7(前月19.4)
⇒相次ぐ強い内容で米景気懸念が和らぐ
今週前半は14日に発表された8月消費者物価指数(CPI)の内容を受けて、米物価上昇のピークアウト観測から米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を手掛かりとした円買い・ドル売りが優勢となりました。
ところが週後半は、米小売売上高など市場予想を上回る指標が相次いだことで、米景気への過度な懸念が後退により米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いが優勢となりました。
今週も終わってみれば「行って来い」というやつですね。
ということでドル円相場は、私たちの期待通りレンジ相場となりましたので、逆張りトレードが絶好調の状況が続いていますね。
しかし、レンジ相場はいつかは必ず崩れますので、現在調子がいいからと言って強欲設定にし過ぎないように、セルフコントロールしていきましょう。
では、次章でしっかりとテクニカル観点で振り返っていきます。
今週の振り返り<テクニカル観点>
まずは、ここまでの流れのおさらいからです。下の日足チャートをご覧ください。
4月下旬から続いていた上昇トレンド(左端の赤帯)は、7月8日に完全に割り込んでいます(一番左の赤の下矢印)。この日の動きを見て、私たちは相場の動きが明らかに変わると判断し、横ばいもしくは円高トレンドになることをメインシナリオにしたわけですね。
その後は、約2ヶ月間もレンジ相場が続いている状況です。
この日足チャートでドル円相場の中期的な状況を頭に入れていただいたら、もう少し視点をミクロにして今週の相場を振り返っていきましょう。
【相場予想・戦略構築の振り返り】
今週の相場予想・戦略構築は、以下の通りでしたね。
【相場予想】
<中期目線>
ニュートラルを維持も
そろそろレンジブレイクもあるか?
<短期目線>
レンジ内推移を基本としながらも、
レンジブレイクなら順張りで勝負。
<円安方向(レジスタンスライン)>
・110.6円・110.2-4円のレジスタンスラインに注目
<円高方向(サポートライン)>
:109.5-6円・109円のサポートに注目
【トレード戦略構築】
・レンジ幅「109円・109.5-6円〜110.2-4円・110.6円」を想定した逆張り
・レンジブレイクなら順張り
結果として、今週は消費者物価指数の発表内容を受けて、109.1円台まで円高が進みました。これは8月中旬以来の水準で下抜けるかどうか心配だった方も多かったのではないでしょうか。
しかし、この記事では一貫してレンジ相場での逆張りトレードを基本トレードとして紹介しておりましたので、おそらく読者の方の多くは利益を上げられたのではないかと思います。
相場と毎日真摯に向き合っているご褒美ですね、おめでとうございます!
来週のドル円相場予想&戦略構築
それでは、来週の相場予想・戦略構築をしていきましょう。
とはいったもの毎週代わり映えのない投稿で申し訳ございませんが、来週の戦略も大きな戦略は据え置きです。
レジスタンスラインは110.1-2円/110.4-6円、サポートラインは109.5-6円/109円として、サポートラインでの逆張り&レンジブレイクした際の順張りで臨みたいと思います。
上記の相場予想・戦略を基本として、各日の詳細なトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に来週も戦いましょう!
まとめ
というわけで、来週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。
【相場予想】
<中期目線>
ニュートラルを維持も
そろそろレンジブレイクもあるか?
<短期目線>
レンジ内推移を基本としながらも、
レンジブレイクなら順張りで勝負。
<円安方向(レジスタンスライン)>
110.1-2円/110.4-6円のレジスタンスラインに注目
<円高方向(サポートライン)>
109円/109.5-6円のサポートに注目
【トレード戦略構築】
・レンジ幅「109円/109.5-6円〜110.1-2円/110.4-6円」を想定した逆張り
・レンジブレイクなら順張り
なお、スイング分析は、現在も売り継続のままとしています。
もし、前述のサポートラインを割り込むとスイングと同じ目線で勝負することが出来るので、強気に出ても良いかもしれません。
さて私のnoteでは、FX戦略構築を平日の朝に無料で公開しています。
儲かる保証はできませんが、FX初心者の方が大損をくらって即退場するのを防ぐことくらいであればお役に立てると思っています。もしよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。
さて、ここまでが来週の相場予想と戦略構築でした。
以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなので書き続けます。
私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。
トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功を収めたときには自制が、失敗したときには改善が必要です。
そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。
最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、冒頭でも申し上げたとおり騙されたと思って来週の戦略構築をご自分なりに立てて記録する習慣をつけてください。記録は手書きのノートでも何でも構いませんので、お金はかかりません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。実トレードが怖ければ、デモトレードに移行しても構いません。デモトレードならノーリスクで始められますので、どうしょうか。少しずつアウトプットしてみませんか?
「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。
というわけで今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また明日もお会いしましょう。さようなら。
いただいたサポートは、自己投資もしくは他のクリエイターさんの応援に使用させていただきます。 自己投資で得た成果は、読者の皆様に記事で還元させていただきますので、応援よろしくお願いします。