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【初心者向け】熟練FXトレーダーのドル円週間相場予想&戦略構築(WEEK45)

こんにちわ、成長おじさんです。
今週も1週間、お仕事・家事・育児おつかれさまでした。
今週のFXトレード成績はいかがでしたか?

損をした方も儲かった方も、週末に自分のトレードを振り返ってトレードスキルを向上させましょう。

それでは、ドル円を題材にして「今週の振り返り」と「来週の戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

今週の振り返り<ファンダメンタル観点>

まずは、ファンダメンタル面からです。

主なトピック
-27日
「米長期金利下落続く」
FRBの金融政策の正常化を早めるとの観測から、
債券市場では長期債を買う動きが続く展開。
27日
「カナダ中央銀行が利上げ時期前倒し」
利上げ時期
従来「22年後半」⇒今回「22年半ばの数四半期」
カナダドルが米ドルに対して買われる展開。
た。
28日
「米実質GDP前期比で大幅減速」
7~9月期米実質GDP「前期比年率2.0%増」(市場予想:2.8%増)
参考:4~6月期(6.7%増)
デルタ型感染拡大により個人消費が急減速
28日
「ラガルド総裁発言でユーロ荒い展開に」
インフレは想定よりも長く続くとの見方を示す。
来年中にインフレは和らぐとの予想を示すも、
市場では利上げ前倒し観測を否定するには不十分との見方が出た。
29日
「FRBは来週のFOMCでテーパリングの開始を決定か?」
9月米PCE物価指数は前年同月比4.4%上昇
伸び率は8月(4.2%)から加速
⇒ドルはユーロに対して大幅に上昇。
FRBは来週のFOMCでテーパリングの開始を決定する見通し。
高水準のインフレが続けば早期の利上げに踏み切る可能性が意識された。

今週はカナダドルで大きな動きがあったと思いきや、その翌日からユーロでも大きな動きがありました。
28日の欧州中央銀行(ECB)理事会後の記者会見でラガルド総裁がインフレへの警戒を強め、ECBの利上げ前倒しを意識して同日はユーロ買い・ドル売りが強まりました。
しかし、翌29日は米PCE物価指数の発表を受け、ECBは米国より金融緩和を長く維持するとの観測が改めて強まり、ドルを買い直す動きが広がったようです。

次章ではテクニカル観点で今週の相場を振り返っていきます。

今週の振り返り<テクニカル観点>

まずは、ここまでの流れのおさらいからです。下の日足チャートをご覧ください。

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・7月8日に4月下旬から続いていた上昇トレンド(左端の赤帯)を割り込む(一番左の赤の下矢印)。
・レンジ相場が2ヶ月以上継続(7月8日−9月24日)
・9月24日にレンジ相場を上抜け。上昇トレンド再開期待。
・112.4円、113.4円、114円台半ばに短期間で到達。
・113円台半ば〜前半の攻防に注目

という状況でしたね。

さて、ドル円相場の中期的な推移をインプットできたら、もう少し視点をミクロにして今週の相場を振り返っていきましょう。

【相場予想・戦略構築の振り返り】
今週の相場予想・戦略構築は、以下の通りでしたね。

【相場予想】
<中期目線>
円安トレンド継続中
<短期目線>
113円台半ば〜前半に注目
下抜けなら短期的に円高の可能性
ポジション量は?
⇒少なめを推奨
【トレード戦略構築】
・113円台前半を割り込んだ場合
 ⇒少ポジションでドテンして112円付近を狙う。
・113円台前半キープなら114円台半ばで利確。

今週始め時点の相場予想は「113円台半ば〜前半に注目。下抜けなら短期的に円高の可能性」としていました。

結果は予想通り、やはり113円台半ば〜前半で熱い攻防となりましたね。
今週は114.3円台が最高値でしたので、利確できずに保持しているポジションがある状態かと思います。

私たちは、相場分析を毎日ちゃんと行っているので不利な位置でのトレードは避けられているかと思います。

来週のドル円相場予想&戦略構築

さて、来週の戦略構築を行っていきましょう。

画像2

日足チャートをみると9月24日以降続いていた赤帯の平行チャネルに沿って円安トレンドは完全に終了していることが分かりますね。

そして、現在は113円前半〜114円前半でレンジ相場を形成し始めているようにも見えます。しかし、やはり113円前半を下抜けると112円付近まで円高が進む可能性が出てくるとの予想は変わりません。

というわけで、来週も113円半ば〜前半に注目。下抜けならドテンして111.7円台狙い、維持なら114円台前半で利確という戦略でいきたいと思います。

ポジション量は9月24日以降の円安トレンドを狙った買いより少なめにすることが重要なポイントです。

もし予想通り111.7円あたりまで円高が進むことになった場合でも、まだ中期的には円安トレンド継続と見ています。
111.7円あたりまで円高になった場合は、絶好の買い場の可能性もあります。

週明けからは上記の相場予想・戦略を基本として、詳細なトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に来週も戦いましょう!

まとめ

というわけで、来週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。

【相場予想】
<中期目線>
円安トレンド継続中
<短期目線>
113円台半ば〜前半に注目
下抜けなら111.7円位まで円高か?
【トレード戦略構築】
シナリオ①
113円台前半を割り込んだ場合
⇒ドテンして111.7円付近を狙う。
シナリオ②
113円台前半キープなら114円台前半で利確。
⇒利確できれば113円台後半〜前半で買い戻し
シナリオ③
114円台半ば超えなら円安トレンド再開の可能性あり
⇒押し目買いスタンスで臨む

さいごに

さて私のnoteでは、FX戦略構築を平日の朝に無料で公開しています。

儲かる保証などは到底できませんが、FX初心者の方が大損をくらって即退場するのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。

もしよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。

さて、ここまでが来週の相場予想と戦略構築でした。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなので書き続けます。

私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。
トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功を収めたときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、冒頭でも申し上げたとおり騙されたと思って来週の戦略構築をご自分なりに立てて記録する習慣をつけてください。記録は手書きのノートでも何でも構いませんので、お金はかかりません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。実トレードが怖ければ、デモトレードに移行しても構いません。デモトレードならノーリスクで始められますので、どうしょうか。少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

というわけで今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また明日もお会いしましょう。さようなら。



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