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初心者でもわかる!熟練トレーダーの「FX戦略構築&指値一本勝負」(2021/5/28金)

おはようございます。成長おじさんです。

今日も各通貨ペアの相場認識をアップデートしていきましょう。

本日の相場分析(ファンダメンタル全般)

 まずは、日本経済新聞のニュースを引用させていただき、ファンダメンタル観点で相場全般の状況を理解しましょう。

〈ニューヨーク外国為替市場〉
27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前日比70銭円安・ドル高の1ドル=109円80~90銭で取引を終えた。米労働市場の改善が進み、経済の回復が加速するとの見方から米長期金利が上昇した。日米金利差の拡大を手掛かりとした円売り・ドル買いが優勢だった。
米労働省が27日発表した週間の新規失業保険申請件数は40万6000件と前週から減少し、市場予想(42万5000件程度)よりも少なかった。昨年3月に新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以降の最低水準となった。景気回復期待の高まりで、前日まで1.5%台で推移していた米長期金利は27日に一時1.62%に上昇した。
28日に米連邦準備理事会(FRB)が重視する物価指標の4月の個人消費支出(PCE)デフレーターが発表される。新型コロナの影響で前年に落ち込んだ反動から大幅な上昇が見込まれている。発表後に米長期金利が上昇すると見込んだ投機的なドル買いも入ったという。

昨日も米長期金利の動向に左右される動きとの見方のようですね。週間の新規失業保険申請件数は、昨年3月に新型コロナウイルスの感染拡大以降の最低水準となるなど、好材料により景気回復期待が高まっているようです。
本日は、FRBが重視する物価指標の4月の個人消費支出(PCE)デフレーターが発表されるため、注目していきましょう。

今は世界中の投資家の注目が、米長期金利の動向と量的緩和の縮小時期(テーパリング)に集まっていますので、必ず日々の動向をチェックしていきましょう。

最近は米長期金利の動向や経済指標、要人発言に一喜一憂して相場が振り回されてしまうため、スイングトレードよりもデイトレの方が利益を出しやすい状況かなとの全体認識を持っています。本記事でもデイトレ観点の戦略を記載することにしています。

では各通貨のテクニカル動向をみていきましょう。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートなどを表示しながらご覧ください。

本日の相場分析(テクニカル全般)

「ドル円」

<NY終値>
109.8円付近
<今日の上値注目ポイント>
110円付近
<今日の下値注目ポイント>
109円台半ば
<相場分析概況>

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ドル円は「元のレンジに戻ることがないかに警戒しながら、ロングでのトレードが良い」と紹介しました。結果としては20時の足で105円前半を円安方向にブレイクしましたので、期待通りの展開となりました。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、基本はロング。109円台半ばで底固めできるかに注目しながらのトレードが良いと個人的には思います。

<スイングトレード戦略>
短期的な上値抵抗を抜けてきていますので、このまま様子を見たいと思います。中長期的な予想としては、最大で112.4円のまで円安が進むとの見方をしています。

なお、今週のドル円戦略構築については、先週末の記事をご覧ください。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:109.3円(約定)
 決済:指値110.5円 逆指値108.1円

「ユーロドル」

<NY終値>
1.219ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
1.22ドル台半ば
<今日の下値注目ポイント>
1.21ドル台半ば
<相場分析概況>

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ユーロドルは「1.21ドル台半ばまで落ちてくればロングで逆張りトレード」としていました。
結果的には目立った戻りはないまま、今は方向感のない動きに見えます。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、もしも1.21ドル台半ばまで落ちてくればロングで逆張りトレードが個人的には良いと思っています。

<スイングトレード戦略>
まだトレンド転換には至っていませんので、このまま様子を見たいと思います。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:1.202ドル(約定)
 決済:指値1.234ドル 逆指値1.202ドル

「ユーロ円」

<NY終値>
133.9円付近
<今日の上値注目ポイント>
134円台半ば
<今日の下値注目ポイント>
133円台半ば
<相場分析概況>

画像3

ユーロ円は「積極的にトレードする場面では無い」としてトレードを見送る戦略をとりました。結果的には23時台に前回高値を上抜けましたので、ロングのチャンスでしたが、既に利確目標水準を超えていますので、無理にトレードする必要はないと思っています。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、引き続き積極的にトレードする場面では無いように思います。ただ、もしトレードする前提であれば133円台半ばで下値を固める動きが見られればロングで入るのはありかもしれません。

<スイングトレード戦略>
中長期的なターゲットに到達済のため見送り。
最大で134.6円付近のターゲットも算出可能ではありますが、無理に狙う必要はないと思っています。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンドドル」

<NY終値>
1.420ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
1.42ドル台前半
<今日の下値注目ポイント>
1.41ドル付近
<相場分析概況>

画像4

ポンドドルは「下値の注目ポイント1.41ドル付近を意識した逆張りトレードを基本にして、レンジブレイクなら順張りに移行する戦略」としていました。結果は大当たりでしたね。1.41ドル付近は水平ラインと90MAを控えていたので、堅いポイントであることが予想できました。現在は上値抵抗付近ですので一度利確してもよいかもしれません。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、上値の注目ポイントを意識した逆張りトレードを基本にして、レンジブレイクなら順張りに移行する戦略がよいのではないかと個人的には思っています。
ちなみに現在レンジ内で逆張りする際は、どちらかといえばドル安方向にポジション量を傾けた方が良いと思います。したがって、本日はドル高方向(ショート)ですから、ポジション量は控え目がよいかと思います。

<スイングトレード戦略>
中長期的には、まだドル安トレンド発生中(最大で1.43ドル)と予想しております。中期的なトレンドが発生したら指値を行いますが、スイングよりも長いスパンで取引される場合には着実に押し目を拾っていく作戦がよいと個人的には思います。

<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンド円」

<NY終値>
156.0円付近
<上値の注目ポイント>
154円台半ば
<下値の注目ポイント>
153円台後半
<相場分析概況>

画像5

ポンド円は「注目ポイント間での推移となることをメインに考えたトレード(逆張り)、円安方向に抜けた場合に中長期トレンドに発展する可能性もあるため、順張りトレードでついていく」戦略を立てました。
昨日は要人発言によりポンドの利上げ期待が一気に高まり、中長期の目処としていました156円まで到達してしまいました。戦略は間違っていませんでしたが、短い時間での出来事でしたので初心者の方にはトレードは難しかったかもしれません。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、長期目標値に到達しましたので、いちど見送りがよいのではないかと個人的には思います。期待で急激に上げた場合、期待が外れた時の下げも急激だったりしますから、警戒したいです。

<スイングトレード戦略>
中長期的な円安目標156円に到達しました。スイングで入るタイミングには出会えませんでしたが、私が紹介した押し目を拾っていく作戦を着実に実行されていた方は、それなりに利益が出たのではないかと思います。また大きな流れが出てきたら紹介したいと思います。

<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドル円」

<NY終値>
85.0円付近
<今日の上値注目ポイント>
85円台前半
<今日の下値の注目ポイント>
84円台後半
<相場分析概況>
豪ドル円は、84.8円付近を超えられるかに注目していました。23時台に上抜けすると85.07円まで円安となりました。この先、85.2円台あたりにも抵抗線がありますので、まだ油断はできませんが、ここを超えてくれば85円台後半まではスムーズに円安が進むのではないかと個人的には予想しています。

<デイトレ戦略>
85.2円付近の上値抵抗を抜けてからのロング
<スイングトレード戦略>
レンジをブレイクするまで見送り
<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドルドル」

<NY終値>
0.774ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
0.77ドル台後半
<今日の下値注目ポイント>
0.77ドル台前半
<相場分析概況>
豪ドルドルは、「注目ポイント間のレンジを抜けられるのか」に注目していました。
昨日のドル安方向の動きは、0.7758ドル台までと上値注目ポイントに届きませんでした。
本日も注目ポイント間のレンジを抜けられるのかに注目したいと思いますが、4時間足200MAに押さえられているようにみえるのが気になりますため、意識しておきたいです。
<デイトレ戦略>
昨日も「レンジ相場を想定してのトレードを基本戦略」と紹介しました。ですので、下値注目ポイントの0.77ドル台前半からのロング戦略で若干勝てた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本日もレンジ相場を想定してのトレードを基本戦略としながら、レンジブレイクした場合には順張りトレードする戦略が良いのではないかと思います。
<スイングトレード戦略>
スイングトレードは、0.77ドル割れまでは買い継続です。
<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:0.776ドル(約定)
 決済:指値0.79ドル 逆指値0.762ドル

「NZドル円」

<NY終値>
80.1円付近
<今日の上値注目ポイント>
79円台半ば
<今日の下値注目ポイント>
79円台半ば
<相場分析概況>
NZドル円は、円安展開の継続性と戻りのレートに注目していました。NZドル円は、前日のNZ準備銀行の政策金利発表及び声明内容を受けて、既に79円台半ばまで大幅上昇となっていましたので、小休止状態が続いていましたが、東京時間終了後に円売りのフローが出ると一段高となりました。
短期的には少し行き過ぎかと思いますので、本日は戻りの発生とレートに注目したいです。
<デイトレ戦略>
昨日は「トレードはいったんお休みにして円安展開の継続性と戻りのレートの確認日にするのがよい」と紹介しました。結果としては目立った戻りもなく円安方向に進捗したため、ロングでトレードしていれば勝てたケースが多かったかもしれません。
本日は、引き続きトレードはいったんお休みにして、円安展開の継続性と戻りのレートの確認日にするのがよいのではないかと個人的には思っています。

<スイングトレード戦略>
大きなトレンドは発生していないとの認識から見送り。
<スイング指値一本勝負>
見送り

今月の決済完了ポジションと成績

5/10 ポンドドル +240pips
5/10 ポンド円 +240pips
5/13 ドル円 -155pips
5/20 豪ドル円 +5pips

21年4月計 +280pips
       5月計 +35pips
       6月計 +705pips
       7月計 +445pips
       8月計 -380pips
       9月計 -85pips
   10月計 -1505pips
      11月計 -550pips
   12月計 +360pips
21年1月計 -220pips
  2月計 +770pips
  3月計 -410pips
  4月計 -440pips
  5月計 +330pips


※決済日付は実日付ではなく、NY市場クローズを基準とします。

記事趣旨まとめ

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
 <本トレードの特長>
 ・明確な逆指値
  →「無計画な塩漬けポジションがゼロに」
 ・リスクリワードを考慮した注文
  →「”損小利大”を体得できます」
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 →「サラリーマンや主婦の方でも大丈夫」
 →「新規注文は朝1回のみとしています」
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
 →「焦りは禁物。資金を増やすことよりも
   大きく減らさないことが大事」
 →「トレードの繰返しで着実にスキルアップ」
【記事概要】
記載内容
FX歴15年、年間損益では11年間負けなし
兼業トレーダーによる「スイングトレード」と「日足を主軸とした相場分析」
更新日時
平日、朝9時から10時くらい
注文内容変更
指値や逆指値の変更は朝(相場急変時は除く)
損益計上
取引ロット数は考慮せずに一律で損益計上
(初心者の方向けに損益の計上はシンプルにしたいため)
記事の狙い
ご自分の性格や生活スタイル、投資目的に合った独自のトレードスタイル確立に向けて、参考にしていただきたい。
【お願い事項】
<その1>
note公開後の取引内容変更は、基本的に朝のみとします。
これは朝の時間帯に少しだけFXに時間を割いていただければ、続けられるようにするためです。
ただし、相場の急変などに対応するため、朝以外の時間帯に記事更新することもあります。その際は、Twitterでもお知らせしますので、本記事を気に入っていただけた方は、Twitterのフォローもお願いします。
<その2>
この記事は、私の実践しているトレードから”スイングトレード”のみを抜き出し、かつ、初心者の方でも体得できるよう再構成して掲載しています。
<その3>
この記事は「日本人の資産を守りたい」をモットーに、長期的に安定して利益を出せるように誠心誠意書いておりますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします
<その4>
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<その5>
📬成長おじさんの質問箱を用意しました↓
https://peing.net/ja/jijifx2020
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私が答えられる内容であれば、優先的にnoteに取り上げさせていただきます。

それでは、また明日もお会いしましょう〜

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