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【初心者向け】熟練FXトレーダーのドル円週間相場予想&戦略構築(WEEK43)

こんにちわ、成長おじさんです。
今週も1週間、お仕事・家事・育児おつかれさまでした。

今週のトレード成績はいかがでしたか?
儲かった方も損してしまった方も、この週末に自分のトレードを振り返ってトレードスキルを向上させましょう。

それでは、私のドル円週間相場予想&戦略構築を題材にして、今週の振り返りと来週の戦略構築を一緒にやっていきましょう。

今週の振り返り<ファンダメンタル観点>

まずは、ファンダメンタル面からです。

主なトピック整理
11日-14日
「米長期金利上昇落ち着く」
 原油など原材料高も小休止
 ⇒過度なインフレ懸念が後退
13日
「9月消費者物価指数(CPI)コア指数:市場予想通り」
 結果:+4.0%(前年同月比)
 ⇒米長期金利が1.5%台前半に低下
  利益確定の円買い・ドル売り
14日
「9月米新規失業保険申請件数:市場予想より改善」
 結果:29万3000件
 市場予想:31万6000件
 ⇒20年3月以来の低水準。雇用回復の期待が高まる。
14日
「9月米卸売物価指数(PPI):市場予想下回る」
 結果:前月比+0.5%(前月は+0.7%)
 市場予想:+0.6%
⇒物価上昇圧力が強まるとの見方和らぐ
⇒米長期金利低下で円買い・ドル売り

今週も消費者物価指数など注目の経済指標発表がありました。日経新聞の記事によると市場は長期金利に注目していると報じられていますが、今週のドル円は相関性は高くはなかったように見えます。

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上のチャートは、上段が米長期金利、下段がドル円の日足チャートになります。これは米長期金利の先高感から円買いのボリュームが少ないためでしょう。

この流れは、しばらく続くのかもしれません。

さて、次章ではテクニカル観点で相場を振り返りながら、その辺りも解説していきます。

今週の振り返り<テクニカル観点>

まずは、ここまでの流れのおさらいからです。下の日足チャートをご覧ください。

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・7月8日に4月下旬から続いていた上昇トレンド(左端の赤帯)を割り込む(一番左の赤の下矢印)。
・レンジ相場が2ヶ月以上継続(7月8日−9月24日)
・9月24日にレンジ相場を上抜け。上昇トレンド再開期待向上。

つまり、中期目線は円安です。

さて、ドル円相場の中期的な状況をインプットできたら、もう少し視点をミクロにして今週の相場を振り返っていきましょう。

【相場予想・戦略構築の振り返り】
今週の相場予想・戦略構築は、以下の通りでしたね。

【相場予想】
<中期目線>
円安方向にレンジブレイクの可能性濃厚
<短期目線>
レンジブレイク前提の買い戦略継続
損切りは?
 110.8円割れで半分
 109円台突入で残り全部
ポジション量は?
 最大損失許容額を超えないこと
 ⇒自分の欲をコントロールすることが大事
【トレード戦略構築】
111円台では段階的に買う戦略

今週始め時点の戦略は、111円台から押し目買いとしていましたが、結果的には111円台まで下押しすることなく、円安が進みました。

今となっては111円台が遠くに感じます・・・
ついこの間まで値動きに乏しかったドル円ですが、ここ最近の値動きはまるで別通貨のようですね。

さて、今週は「直近ターゲットの112.4円台」「最大ターゲットの113.4円台」に無事に到達。先週まで積みあがっていた買いポジションはすべて利確できました。そして昨日記事で紹介した114円台半ばにも到達しています。

私のドル円相場分析記事では、今回の円安トレンドにうまく乗れたことで、読者の方に多少なりとも利益還元できたのではないかと思っています。(自画自賛・・・)

利益が出たよ〜という方は、スキ・コメント等よろしくおねがいします。

来週のドル円相場予想&戦略構築

さて、来週の戦略構築を行っていきましょう。

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ズバリ、来週も買い戦略継続です。

しかし、一般的なチャート分析からすれば勢いが急すぎるという認識を持たざるを得ません。一方で、2ヶ月間以上のレンジ相場で蓄積されたエネルギーの大きさからすれば、まだ円安の勢いが続く可能性も否定できません。

というわけで、来週は114円割れから段階的に買い、最大ターゲット116.8円を狙う戦略でいきたいと思います。損切りポイントは112円割れとし、今までの第一弾円安トレンドよりはポジション量を押さえて臨もうと思います。

気をつけたいポイント

今回の円安トレンドで大勝し、次はもっと勝ちたいと思っている方、
円安トレンドに乗れず悔しい思いをしている方へ

お気持はよ〜くわかりますが、現在の円安トレンドが濃厚だからといって、一攫千金を狙ったような身の丈に合わない過剰な取引を行ってはいけません。今回の儲けを失ってしまう可能性も、しっかり認識する必要があります。

予想は、所詮予想です。

外れることは当然ありますので、損切りすることになった時の最大損失額が許容範囲となるようにポジション量を調整しておきましょう。

「取引は冷静に」です

とはいえ、現時点ではよほど大きなニュースがない限り、まだ円安トレンドは続くと見るのが一般的かなと個人的には思っています。

週明けからは上記の相場予想・戦略を基本として、詳細なトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に来週も戦いましょう!

まとめ

というわけで、来週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。

【相場予想】
<中期目線>
円安方向にレンジブレイク
<短期目線>
一度円安トレンドは落ち着く可能性はあるが
レンジブレイク前提の買い戦略継続
ポジション量は?
 最大損失許容額を超えないこと
 ⇒自分の欲をコントロールすることが大事
【トレード戦略構築】
113円台から段階的に買う戦略
損切りは、112円割れ。

来週は今までよりはポジション量を押さえる形で、最終的には116.8円狙っていきたいと思います。

さいごに

さて私のnoteでは、FX戦略構築を平日の朝に無料で公開しています。

儲かる保証はできませんが、FX初心者の方が大損をくらって即退場するのを防ぐことくらいであればお役に立てると思っています。もしよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。

さて、ここまでが来週の相場予想と戦略構築でした。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなので書き続けます。

私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。
トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功を収めたときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、冒頭でも申し上げたとおり騙されたと思って来週の戦略構築をご自分なりに立てて記録する習慣をつけてください。記録は手書きのノートでも何でも構いませんので、お金はかかりません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。実トレードが怖ければ、デモトレードに移行しても構いません。デモトレードならノーリスクで始められますので、どうしょうか。少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

というわけで今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また明日もお会いしましょう。さようなら。



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