見出し画像

初心者でもわかる!熟練トレーダーの「FX戦略構築&指値一本勝負」(2021/5/24月)

おはようございます。成長おじさんです。

今日も各通貨ペアの相場認識をアップデートしていきましょう。

本日の相場分析(ファンダメンタル全般)

 まずは、日本経済新聞のニュースを引用させていただき、ファンダメンタル観点で相場全般の状況を理解しましょう。

〈ニューヨーク外国為替市場〉
21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=108円90銭~109円00銭で取引を終えた。IHSマークイットが21日に発表した5月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値が過去最高だった。米国景気の強さが改めて意識され、対主要通貨でドルが買われた。
PMIは68.1と好不況の境目である50を大幅に上回った。新型コロナウイルスワクチンの普及を受けてサービス業PMIの回復が鮮明だった。製造業PMIも市場予想を上回った。
PMI発表後に一時、米長期金利が小幅に水準を切り上げ、円売り・ドル買いを誘った。米株式市場で主要株価指数が上昇して始まったことも低リスク通貨とされる円の売りを誘った。
円は下げ渋る場面もあった。中国政府が暗号資産(仮想通貨)ビットコインに関する規制を強化する方針を発表し、ビットコインが1割あまり下落した。投資家心理を左右しやすくなっているビットコインの下落を受け、米株式市場ではナスダック総合株価指数が下げた。リスク回避から円にも買いが波及した。

先週金曜日は、そこまで大きなトピックは無いように思います。敢えて取り上げるとすれば、中国政府によるビットコインの規制強化でしょうか。ビットコインの規制強化自体は以前より報じられていますが、マイニング(採掘)も規制強化の対象に含まれると明言されたことで、市場心理が悪化しビットコインの価格が下落。株価指数や円相場にも波及したとの見方のようです。

今は世界中の投資家の注目が、米長期金利の動向と量的緩和の縮小時期(テーパリング)に集まっていますので、必ず日々チェックしていきましょう。

ただ最近では米長期金利の動向や経済指標、要人発言に一喜一憂して相場が振り回されてしまうため、スイングトレードよりもデイトレの方が利益を出しやすい状況かなとの全体認識を持っています。本記事でもデイトレ観点の戦略を記載することにします。

では各通貨のテクニカル動向をみていきましょう。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートなどを表示しながらご覧ください。

本日の相場分析(テクニカル全般)

「ドル円」

<NY終値>
108.9円付近
<今日の上値注目ポイント>
109円台前半
<今日の下値注目ポイント>
108円台半ば
<相場分析概況>
ドル円は「下降トレンドラインの上抜けに注目しながら、レンジ推移を狙ったトレードが良い」と紹介させていただきました。結果としては、下降トレンドラインに押さえられる形で推移しました。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、引き続き下降トレンドラインの上抜けに注目しながら、レンジ推移を狙ったトレードが良いかと個人的には思います。

<スイングトレード戦略>
まだトレンド転換には至っていませんので、このまま様子を見たいと思います。中長期的な予想としては、最大で112.4円のまで円安が進むとの見方をしています。

なお、今週のドル円戦略構築については、先週末の記事をご覧ください。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:109.3円(約定)
 決済:指値110.5円 逆指値108.1円

「ユーロドル」

<NY終値>
1.218ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
1.22ドル前半
<今日の下値注目ポイント>
1.21ドル台半ば
<相場分析概況>
ユーロドルは「前回高値の1.22ドル前半を超えられるかに注目」と紹介しましたが、高値は1.2239ドルと前回高値の1.22ドル前半を明確に超えることは出来ませんでした。金曜日の記事で「昨日建てたロングポジションは一度利確して様子見する」という戦略は功を奏しましたね。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、前回安値の1.217ドル付近で反発となるかに注目した押し目を買いスタイルが個人的には良いと思っています。

<スイングトレード戦略>
まだトレンド転換には至っていませんので、このまま様子を見たいと思います。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:1.202ドル(約定)
 決済:指値1.234ドル 逆指値1.202ドル

「ユーロ円」

<NY終値>
132.7円付近
<今日の上値注目ポイント>
133円台半ば
<今日の下値注目ポイント>
132円台半ば、132円付近
<相場分析概況>
ユーロ円は「上値注目ポイントの133円台半ばを突破できるかに注目」していました。しかし、実施には133円台半ばには届かず、133.2円を高値に円高展開となってしまいました。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、下値注目ポイントの132円台半ばで反発できるかに注目しながら、レンジ内での推移を想定した逆張りトレード(買い)が良いのではないかと個人的には思います。

<スイングトレード戦略>
スイングトレードは損切りポイントが遠いため、指値は見送っていますが、中長期的には、これまで通り押し目を拾っていく作戦がいいと思います。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンドドル」

<NY終値>
1.415ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
1.42ドル台前半
<今日の下値注目ポイント>
1.41ドル台半ば、1.41ドル付近
<相場分析概況>
ポンドドルは、「1.41ドルから1.42ドル台前半でのレンジ内推移を意識した逆張りトレードを基本」としていました。先週金曜日の高値は1.4234ドルでしたので、上値はほぼ的中かと思います。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、1.41ドル台半ば、1.41ドル付近でレンジ内推移を意識した逆張りトレード(買い)を基本にして、レンジブレイクなら順張り(売り)に移行する戦略がよいのではないかと個人的には思っています。

<スイングトレード戦略>
中長期的には、まだドル安トレンド発生中(最大で1.43ドル)と予想しております。中期的なトレンドが発生したら指値を行いますが、スイングよりも長いスパンで取引される場合には着実に押し目を拾っていく作戦がよいと個人的には思います。

<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンド円」

<NY終値>
154.1円付近
<上値の注目ポイント>
154円台後半
<下値の注目ポイント>
153円台半ば
<相場分析概況>
ポンド円は「154円台後半まで短期的に円安になる」との予想でしたが、154.68円までとあと一歩届きませんでした。現在は154円付近まで押し戻されています。

<デイトレ戦略>
本日の戦略構築ですが、154円付近を割り込むと153.7円から153.5円くらいまで短期的に円高になるのではないかと個人的には思います。

<スイングトレード戦略>
中長期的には、155円から156円まで円安になると予想しています。中期的なトレンドが発生したら指値を行いますが、スイングよりも長いスパンで取引される場合には押し目を拾っていく作戦がよいと個人的には思います。

<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドル円」

<NY終値>
84.2円付近
<今日の上値注目ポイント>
84円台半ば
<今日の下値の注目ポイント>
84円台前半
<相場分析概況>
豪ドル円は、注目ポイント間での推移となるのかレンジブレイクするのかに注目してきましたが、結果的にはレンジ内での推移となりました。しかし、テクニカルの状況としては売り圧力が強まってきている状況ですので、本日も目線を円高に変えて注視して行きたいともいます。

<デイトレ戦略>
予想レンジ幅が狭いため、ブレイクした後のトレードをメインにしたいと思っています。
<スイングトレード戦略>
スイングトレードは、レンジをブレイクするまで見送りとします。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドルドル」

<NY終値>
0.773ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
0.77ドル台後半
<今日の下値注目ポイント>
0.77ドル台前半
<相場分析概況>
豪ドルドルは、「再び0.77ドル台後半の攻防になるのか」に注目していましたが、高値は0.7783ドル台とほぼ的中しましたね。さらに下値も0.7719ドルとほぼ的中。注目ポイント間でのレンジ相場が続いている状況です。
本日は0.77ドル台前半の攻防に注目したいです。
これまで0.77ドル前半の抵抗は強かったために、ここを下抜けてくると0.75ドル台までドル高となる可能性もあるとみています。
<デイトレ戦略>
「レンジ相場を想定してのトレードを基本戦略」と紹介しました。上値注目ポイントの0.77ドル台後半付近でショートでは入れた方は勝てているのではないでしょうか。おめでとうございます。
本日もレンジ相場を想定してのトレードを基本戦略としながらも、下方向へレンジブレイクした場合にはドテンする戦略が良いのではないかと思います。
<スイングトレード戦略>
スイングトレードは、0.77ドル割れまでは買い継続です。
<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:0.776ドル(約定)
 決済:指値0.79ドル 逆指値0.762ドル

「NZドル円」

<NY終値>
78.0円付近
<今日の上値注目ポイント>
78円台半ば
<今日の下値注目ポイント>
78円付近
<相場分析概況>
NZドル円は78円台をキープできるかに注目していました。安値は77.99円台とギリギリ78円台をキープしたとの認識です。しかし、現在は4時間足200MAも割り込んでしまっている状況で、雲行きが怪しくなってきている印象を持っています。本日も、78円台をキープできるかに注目したいです。
<デイトレ戦略>
「どちらかといえば目線は円高で戻りを売る戦略がいい」と紹介しました。上値注目ポイントの78円台半ばでショートでは入れた方は勝てたのではないでしょうか。おめでとうございます。
本日も、引き続き「目線は円高で戻りを売る戦略がいい」と個人的には思っています。
<スイングトレード戦略>
大きなトレンドは発生していないとの認識から見送り。
<スイング指値一本勝負>
見送り

今月の決済完了ポジションと成績

5/10 ポンドドル +240pips
5/10 ポンド円 +240pips
5/13 ドル円 -155pips
5/20 豪ドル円 +5pips

21年4月計 +280pips
       5月計 +35pips
       6月計 +705pips
       7月計 +445pips
       8月計 -380pips
       9月計 -85pips
   10月計 -1505pips
      11月計 -550pips
   12月計 +360pips
21年1月計 -220pips
  2月計 +770pips
  3月計 -410pips
  4月計 -440pips
  5月計 +330pips


※決済日付は実日付ではなく、NY市場クローズを基準とします。

記事趣旨まとめ

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
 <本トレードの特長>
 ・明確な逆指値
  →「無計画な塩漬けポジションがゼロに」
 ・リスクリワードを考慮した注文
  →「”損小利大”を体得できます」
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 →「サラリーマンや主婦の方でも大丈夫」
 →「新規注文は朝1回のみとしています」
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
 →「焦りは禁物。資金を増やすことよりも
   大きく減らさないことが大事」
 →「トレードの繰返しで着実にスキルアップ」
【記事概要】
記載内容
FX歴15年、年間損益では11年間負けなし
兼業トレーダーによる「スイングトレード」と「日足を主軸とした相場分析」
更新日時
平日、朝9時から10時くらい
注文内容変更
指値や逆指値の変更は朝(相場急変時は除く)
損益計上
取引ロット数は考慮せずに一律で損益計上
(初心者の方向けに損益の計上はシンプルにしたいため)
記事の狙い
ご自分の性格や生活スタイル、投資目的に合った独自のトレードスタイル確立に向けて、参考にしていただきたい。
【お願い事項】
<その1>
note公開後の取引内容変更は、基本的に朝のみとします。
これは朝の時間帯に少しだけFXに時間を割いていただければ、続けられるようにするためです。
ただし、相場の急変などに対応するため、朝以外の時間帯に記事更新することもあります。その際は、Twitterでもお知らせしますので、本記事を気に入っていただけた方は、Twitterのフォローもお願いします。
<その2>
この記事は、私の実践しているトレードから”スイングトレード”のみを抜き出し、かつ、初心者の方でも体得できるよう再構成して掲載しています。
<その3>
この記事は「日本人の資産を守りたい」をモットーに、長期的に安定して利益を出せるように誠心誠意書いておりますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします
<その4>
記事を気に入っていただいた方は、スキ&フォロー&拡散をお願いします!記事継続の励みになります!
<その5>
📬成長おじさんの質問箱を用意しました↓
https://peing.net/ja/jijifx2020
感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。
私が答えられる内容であれば、優先的にnoteに取り上げさせていただきます。

それでは、また明日もお会いしましょう〜

いただいたサポートは、自己投資もしくは他のクリエイターさんの応援に使用させていただきます。 自己投資で得た成果は、読者の皆様に記事で還元させていただきますので、応援よろしくお願いします。