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(初心者向け)熟練FXトレーダーのドル円週間相場予想&戦略構築(WEEK32)

こんばんは、成長おじさんです。
今週も1週間、お仕事・家事・育児おつかれさまでした。

今週のトレード成績はいかがでしたか?
儲かった方も損してしまった方も、この週末に自分のトレードを振り返ってトレードスキル向上させましょう。

それでは、私のドル円週間相場予想&戦略構築を題材にして、実際に今週の振り返りと来週の戦略構築をしていきたいと思います。

(ちなみに私は毎日更新で紹介している全ての通貨ペアについて、分析を行っています。)

今週の振り返り<ファンダメンタル観点>

まずは、ファンダメンタル面からです。

主なトピック整理
28日「中国株式市場大幅下落
 中国政府が教育事業の非営利化を義務付ける方針発表
 中国政府の規制強化相次ぎ投資家リスク回避進展
29日「米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表」
 顕著な一段の進展には至っていない」との考えが示される
 テーパリングの開始時期などの不透明感が意識されるように
30日「米実質国内総生産(GDP)速報値」
 4~6月期米GDP:前期比年率6.5%増(市場予想8.4%増)

 今週は中国の株価急落が最も大きなインパクトを与えたかと思います。
しかし、それよりもお伝えしたいのは、金曜日の記事でも申し上げたとおり、今の状況は何だか警戒感を感じずにはいられません。

今は世の中の注目がコロナに向かっています。しかし、本当に怖いのはコロナとは直接的には関係のない何か。

誰も想定していなかったニュースが出てくることを警戒したいです。

もし本当になれば、きっとその時こそが「本当のコロナショック」になるかもしれませんね。

さて、こういうときは特にテクニカルを見ていく必要がありますので、
次章でしっかりと相場状況を見ていきましょう。

今週の振り返り<テクニカル観点>

まずは、ここまでの流れのおさらいです。

しつこいようですが、中期的なトレンドを押さえておくことが、とても重要ですので毎週思い出してインプットしていきましょう。

下の日足チャートをご覧ください。

20210731ドル円日足チャート (1)

4月下旬から続いていた上昇トレンド(赤帯)は、7月8日(左側の赤の下矢印)に完全に割り込んでいます。これにより私たちは相場の動きが明らかに変わったと判断したわけですね。

その後は、横ばいもしくは円高トレンドになることをメインシナリオにしていましたが、今のところは横ばいの展開が続いている状況です。

この日足チャートを頭に入れてることが出来た方は、次章で今週の相場を私と一緒に振り返っていきましょう。

【相場予想の振り返り】

20210731ドル円日足チャート (1)

今週は高値が「7月26日:110.58円」/安値「7月30日:109.36円」で、終わってみればきれいなレンジ相場内での推移となりました。これが先にわかっていれば苦労はしないってやつですよね。

さて、私の先週末の相場予想は、的中したでしょうか。見ていきましょう。

【相場予想】
<中期目線>
ニュートラルを維持もレンジ上抜けならロングに変更
<短期目線>
中期目線と同様。
レンジ内なら買いと売りでバイアスなし。
レンジブレイクならポジション量を増して順張りで勝負。
<円安方向(レジスタンスライン)>
110円台半ばから後半(特に110.6円台)に注目
上抜けなら円安トレンド回帰が期待できる
⇒上抜けはならずもレジスタンスは的中
<円高方向(サポートライン)>
 :直近では109.7円・110.0円・110.3円に注目
  下抜けなら107円台突入も視野に入るが現状は距離あり
  下抜けならスイングの買いポジションは損切り
⇒終わってみれば全てはずれ。短日で見れば的中。

【戦略構築の振り返り】
次に戦略構築は、どうだったかみてきましょう

【トレード戦略構築】
・レンジ相場の継続性に注目もレンジブレイク警戒
・「109.7円〜110.6円」の間でのレンジを想定した逆張り
・レンジブレイクなら順張り(上抜けの方が可能性高い?)
終わってみればレンジ内推移。上抜けははずれ。
 逆に下抜け危機に・・・

来週のドル円相場予想&戦略構築

それでは、来週の相場予想・戦略構築をしていきましょう。

20210731ドル円4時間チャート (1)

先日、4月下旬から続いた円安トレンドラインを下抜けたあと、今のところは私たちのメインシナリオ通りの「レンジ相場 or 円高トレンド」となっていますが、そろそろどちらかに抜けることも意識しておきたいと思います。

どちらかに抜けるかは未来のことなので分かりませんが、来週は下抜ける可能性を警戒したいです。

今週は見事に外していましたので説得力無いですが、来週の目線はショート優位でいきたいと思います。

したがって、来週の戦略は・・・

レジスタンスラインは109.7円・110.0円・110.3円
サポートは109.4円
この間でのレンジを想定した逆張りトレードと
レンジブレイクした際の順張りで臨みたいと思います。
来週こそはレンジブレイク?

上記の相場予想・戦略を基本として、各日の詳細なトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に来週も戦いましょう!

まとめ

というわけで、来週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。

【相場予想】
<中期目線>
ニュートラルを維持もレンジ下抜けならショートに変更
<短期目線>
中期目線と同様。
レンジ内なら買いと売りでバイアスなし。
レンジブレイクならポジション量を増して順張りで勝負。
<円安方向(レジスタンスライン)>
・109.7円・110.0円・110.3円に注目
・どこかのラインが強力にレジスタンスされれば下抜け警戒
<円高方向(サポートライン)>
 :109.4円のサポートに注目
  下抜けなら直近では108円台突入を警戒
  最大で107円台突入も視野に入る状況
【トレード戦略構築】
・レンジ相場の継続性に注目もレンジブレイク警戒
「109.4円〜110.6円」の間でのレンジを想定した逆張り
レンジブレイクなら順張り(下抜け警戒?)

現在スイング分析においても売り優位とみていますので、もし来週下方向にレンジブレイクすれば、比較的大きめの利益も狙える場面がくるかもしれないので、気を抜かないで注視していきましょう。

私のnoteでは、平日毎朝記事を更新して日々の値動きを反映した戦略構築を行っています。もしよろしければ毎朝記事を読んでいただけると嬉しいです。

さて、ここまでが来週の相場予想と戦略構築でした。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなので書き続けます。

私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。
トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功を収めたときには自制が、失敗したときには改善が必要です。


そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、冒頭でも申し上げたとおり騙されたと思って来週の戦略構築をご自分なりに立てて記録する習慣をつけてください。記録は手書きのノートでも何でも構いませんので、お金はかかりません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。実トレードが怖ければ、デモトレードに移行しても構いません。デモトレードならノーリスクで始められますので、どうしょうか。少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

というわけで今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また明日もお会いしましょう。さようなら。


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