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呪いとは越える壁のこと

こんにちは。挿絵のSachiaです。
私の過去のことを振り返って、過去のnote「呪いをかけた人には呪いを解くことはできない」を書いたときとは、違った見方になったことをお伝えしようと思います。

13回の転職において、1カ月で退職した会社に観光経済新聞という会社があります。

社長のモットーが「命の次に大事なもの、それは金だ」でした。

ある日見た紙面には、身障者の人と一緒に旅をしているお坊さんが泊まった宿の人が記事を書いていました。
身障者の人は、トイレで排泄ができず、部屋に排泄する、畳の上の排泄物のあとの匂いがいくら拭いても取れない。そんな結びでした。
当時の私は認知に歪みがあったので、「こんな差別的な記事を載せる新聞て何だ。危険信号が灯る。」と感じていたのですが、そのときに出来たことは何でしょう。

その記事を書いた人が誰かを確認したり、記事掲載のモラルは何であって、誰がそれを掌握しているのか、そもそも新聞とモラルとはどのように関わるのか、思考しようと思えばできたかもしれません。

一記事書いて退職しました。
最近まで,退職の原因は,記事を書いてどうなりたかったかのイメージの不足のためだと考えていました。
でもそれだけでもないように思います。

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