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そのフォロワー企画やストーリーズ販売。申し込みして大丈夫?

X(旧Twitter)やInstagramを見ていると、
「フォロワー●●人達成企画!」と言って
自分の作品をプレゼントしたり、
ストーリーズを利用したオンライン販売などをしている
ハンドメイド作家さんを見かけますが、

それ、本当に申し込みして大丈夫ですか?

その作家さんのプライバシーポリシーは確認しましたか?
 └どのようにあなたの個人情報を扱っているのでしょうか。

その作家さんは、特定商取引法の表示をどこにしているでしょうか?
 └販売の条件はどのようになってますか?

あなたの個人情報をどうやって扱うかわからない相手に
住所や電話番号を教えて大丈夫なのでしょうか。

逆に作家さんは、「私はしっかり扱ってるから大丈夫」だけで
済む話なんでしょうか?


日本にはたくさんの法律がある。

今、日本には8,000以上の法律があります。
これらの法律を基に個人事業主として活動をしなければなりません。

民法
著作権法
特許法
所得税法
印紙税法
個人情報保護法
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律
不当景品類及び不当表示防止法
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
特定電子メールの送信の適正化等に関する法律

だいたいの職種に共通するであろう法律を一部抜粋しました。

ものすごく簡略して言うと、通信販売などをするには

○あなたの個人情報はこういうことにしか使わないですよー!
○商品は×日以内に送りますよー!
○商品に不具合あったらここに連絡してねー!(本名表記だよ)

といった情報を表記する必要があるんですね。
(本当に簡略して書いてます)

作家目線で言うと、こういう表記をしていないのに通信販売することはNGですし、例えばminneやBASEに載せてます!と言われても…それはそのプラットフォームで購入した場合のことしか書いてないですよね?SNSで販売する際のプライバシーポリシーや特商法の表記はどこにしていますか?(基本は自身のホームページに表記されるものと思いますが…)

消費者目線で言えば、どうやって個人情報を扱うかわからない人に自宅住所を教えたくないですよね。プライバシーポリシーを定めてない=何に使うかわからないと言っても大げさではないですし、商品代金振り込んでも商品が届かない!というトラブルに巻き込まれるケースもあったりします。

法律は、何か起きた時に双方を守ってくれる大事なルールです。
そのルールを無視して活動をして、何かトラブルが発生したら守ってくれないわけで。痛い目に遭うのは自分自身です。


最低限知っておきたい知識を学びませんか

私自身、官公庁で働いていたおかげで法律の知識がある程度入っている状態ではありましたが、いざ個人事業主として活動を始めた時に知らず知らずに「周りがやっているから」と同じことをして、実はそれがルールに反していると後から知ったことがたくさんありました。
何度となく「起業初期に知っておきたかったわ」と思ったものです。

そう思う人が少しでも減ってくれればと思い、起業複業をしたい人向けに
「最低限知っておきたい法律の知識」の講座を開催予定です。

○日にち 2024.9.21(土)
○時間 10:30~12:00
○場所 札幌市豊平区福住1条8丁目4-3 六軒村commune
※12時~13時にランチをしながら意見交換会を行います。
詳しくはこちら

私は法律の専門家ではなく、起業するにあたり最低限知っておきたい知識を提供したいという思いでこの講座を担当していますので、その点を予めご了承いただいた上でお申し込みください。
すでにトラブル等を抱えている方に関しては、専門家へ相談をしてくださいね。

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